☆紙とペンを発明した人はすごい
本を読めば偉人の引用がよく書かれています。
エジソンやライト兄弟などはよく耳にします。
エジソンは言わずと知れた発明王です。
ライト兄弟は飛行機の開発ですね。
しかしながら、すごい大発明。
それなのにあまり言われないのがこの2つ。
「紙」と「ペン」です。
当たり前のように使用するこの2つ。
当たり前のようにどこでも購入できるこの2つ。
当たり前過ぎて身近すぎる。
だからあまり意識することは無いと思います。
だけど、大大大大発明だと私的には思います。
紙とペンがあるからこそ人類はここまで進化した。
私はこれくらい言っても過言じゃないと思っています。
当ブログではノート術やメモ術などの書籍を書評しています。
今回はどちらかと言うと「ノウハウ系」ではございません。
どちらと言うと、どうして紙に書くといいの?
紙にどういうことを書くといいの?
そのような方に比重が置かれている書籍です。
書名:一枚の紙で夢はかなう。
著者:中川いち朗
出版社:かんき出版
出版年:2018年2月24日
ページ数:192ページ
書評段階では新刊と言ったところです。
錚々たる面々が推薦されています。
必要なのは紙とペンだけというわかりやすさが良いと思います。
私も紙とペンを準備しながら読ませていただきました。
紙に書くにあたっての心意気を学べること間違い無しの書籍を書評していきます。
☆必要なのは紙とペンだけという素晴らしさ 一枚の紙で夢はかなう
はじめに
Chapter1:「紙に書く」理由
Chapter2:「紙に書く」5つのステップ
Chapter3:夢を実現するための習慣
Chapter4:夢を実現するために守り続けていること
おわりに
主な参考文献
(P.4) この本は、成功者が皆さんに成功哲学を語るものではなく、また高名なコンサルタントがもっと出世するためのノウハウを教えるものでもありません。私は成功者でもコンサルタントでもありません。また、手帳の使い方や、時間管理術をお教えするノウハウ本とも違います。
一枚の紙で夢はかなうの目次です。
先ほども書いた通りでノウハウ系の書籍ではございません。
どちらかというと紙に書く上での心意気を学べます。
ノート術や手帳術が続かなかった人。
始めたけど、モチベーションが続かない人。
色んな人がいると思います。
そのような人はもう1度、紙に書こうと思えますよ。
本筋は「夢はかなう」という方なので夢をかなえたい人。
メモすることによって夢が近づいてくるようになる。
書くことによって夢や目標を達成できる。
そちら方面の気になることも満載であります。
(P.19) 「紙に書く」ことにより、思いを顕在化させて、実際の行動につなげるという自分が実体験してきたことが、理論的に存在するのだということが確信を持って理解することができました。
どうして、紙に書くかと言うとこちらです。
頭の中の考えを顕在化できます。
紙を見ながらさらに考える。
考えたことを紙に書く。
こうすると頭だけでスイスイ進むことがよくあります。
(P.25) 悩んでいる人に、私は悩みがあれば「因数分解しろ」とよく言います。これも紙に書くことが効果を発揮します。自分が何に対して不安なのか明確でないと、不安はますます大きくなっていきます。具体的には自分が何に悩んでいるのか、1つずつ紙に書いてみる。つまり悩みの因数分解です。
そして、紙に書くことの効用。
悩みだって紙に書くことによって解決します。
すぐに解決しなくても悩みが軽くなる。
解決方法をたくさん思いついたりする。
先ほども書いた通りで紙に書くのは考えを顕在化できます。
悩みを顕在化することによって違う視点で悩みを見ることができますからね。
(P.30-31) 「金持ちになりたい」という夢を持っていたとします。そもそもお金持ちってどんな状態をいうのか。多くの収入を稼ぎたいのか、宝くじを当てて大金を手にしたいのか、それによってもイメージがだいぶ違います。一言で「金持ちになりたい」と言ってもその中身は人それぞれ。意外に具体的にできていない人が多く見られます。
「お金持ちになりたい」という言葉。
お金持ちになりたいですか?
このように質問したら「なりたい」という人が多いと思います。
ただ、どういうお金持ちになりたいかまで考えている人は少数じゃないでしょうか。
私はお金持ちになるなら下の2つの例なら後者のタイプのお金持ちがいいです。
・宝くじで1億円が当選する
・月収100万円を5年間継続
月収100万円がお金持ちなのかどうか。
ここは本筋から離れるのでお金持ちとしてください。
2つのパターンがあったとしたら私は後者です。
後者の場合は1年間で1200万円。
5年間だと6000万円なので宝くじの当選金額より少ない。
4000万円少ないのがわかると思います。
ただし、宝くじで1億円を当選させるのって再現性が無いですよね。
もちろん、
「いや、その1億円でお金を増やせばいいじゃん」
「1億円もあればそのお金で勉強したりすればいいじゃん」
そのように思われる人も多いかと思います。
私もそのような方法は有りだと思います。
でも、宝くじの高額当選者の末路の話し。
不幸になった話しをよく耳にします。
そのような人も考えていた人はいると思うんですよ。
でも、「お金の使い方」が上手くいかなかったんだと思います。
そのように考えたら当選してから考え通りに行くかどうかなんてわかりません。
逆に月収100万円を5年間継続。
こちらは再現性があります。
それに月収100万円を5年間キープできるんだから応用が効きます。
それを踏まえると私は後者のほうが良いという話しです。
4000万円少なくても後者のほうが幸せなお金持ちになれると思います。
(P.36) 行動が変わらなければなにも変化はありません。「紙に書く」ことにより、その夢や目標に対する自分の意識が高まり、目標に近づくあらゆる情報に敏感になり、結果として行動が変わってゆきます。また、先に述べた潜在意識への刷り込みの結果、この行動が無意識のうちに行われるようになります。
紙に書くことによって行動が変わる。
確かに意識が高まります。
それにモチベーションも上がります。
私は紙に書く「断言法」というのをやっていました。
「月収100万円を超えました」みたいな感じです。
毎日、書くことによっての効果って高いと思いますよ。
(P.49) 人によってさまざまだと思いますが、自分の中では以下のように使い分けています。
モバイル機器:日々の生活を効率的に管理する、新しい情報を常にキャッチアップする、過去の情報を蓄積しておくツール。
手帳:夢の目的を実現するために、自分の思いを熟考したり、思いを反芻したり、夢の実現のための行動を紙の代わりに記録するツール。
紙とモバイル機器の併用。
書くことに対しては私も人それぞれだと思います。
最初からモバイル機器が日常生活にあった世代。
段々とモバイル機器が増えていった世代。
まったくモバイル機器なんて無かった世代。
考え方や価値観って絶対に違うと思います。
そういう意味でいうと自分なりのテクニックを模索する。
試行錯誤するのが大切です。
【一枚の紙で夢はかなう】
☆まとめ
一枚の紙で夢はかなう。
中川いち朗の書籍を読んだ読書感想文でした。
1枚の紙で夢は叶うという言葉。
「そんな、バカな」と思う人もいるかもしれません。
私は「あるある」と思えます。
なぜかというと「私がそれで成功したから」ではなく。
「成功した人が多い王道テクニック」だからです。
私の場合は「成功しつつある」と思っていただければですw