【新刊】 芝山大補のおもろい話し方

・芸人だけが知っているウケる会話の法則

 

 

どうも管理人のポポリッチです。

 

本書の著者である芝山大補さん。

お笑い芸人さんではございません。

 

芸人だけが知っているとあるけど?

疑問に思われるのは無理もないです。

実は「ネタ作家」さんになります。

 

ここでネタ作家とは?

また違う疑問が浮かびますよね。

簡潔に言うと、ネタのゴーストライター。

今まで300人以上のお笑い芸人のネタを考えているそうです。

 

えっ、本人が考えてるんじゃないの?

そう思われるかもですが、実際にこういう方の存在は有名ですよね。

元お笑い芸人から裏方にまわった方々。

 

実際、著者である芝山大補さんは元お笑い芸人さん。

2009年と2011年のキングオブコント。

準決勝まで進んだ経験がある実力派です。

 

そして名前をご存知の人も多いと思います。

飛ぶ鳥を落とす勢いの「フワちゃん」。

「SF世紀宇宙の子」というコンビを組んでいたこともあるそうです。

はじめにを読んで興味をかなりそそられた1冊が本書になります。

 

 

 

おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則

 

 

 

書名:おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則

 

著者:芝山 大補

 

出版社:ダイヤモンド社

 

出版年:2022年6月1日

 

ページ数:248ページ

 

 

 

コミュ力が高い人が無意識にやっていること。

笑いのプロが教える雑談力を高める神講義。

 

私としてもユーモアのセンス。

お笑い要素を話に盛り込みたい。

そういう意味で本書は書名から気になりました。

 

ネタ作家さんの書籍です。

読んでいてユーモアも交えて楽しかった。

今回も僭越ながら私なりの書評させていただきます。

 

 

 

・ただ単にちょっとした会話のコツを知らないだけ

 

 

 

(P.9) 今よりちょっとだけおもしろくなり、誰とでも会話をはずませ、まわりから「一緒にいると楽しい」と思ってもらえる存在になる。それが、この本を読み終えたあとに到達できるゴールです。ぜひ本書で、あなたなりの「おもろい話し方」を身につけ、人生を変えてくださいね。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:誰とでも会話がはずむ「おもろい人」の話し方

 

第2章:口ベタでもウケる、好かれる! 気のきいた「リアクション」の極意

 

第3章:会話の最強の武器!! 「ツッコミ」のお作法

 

第4章:芸人が本当は教えたくない「すべらない話」 秘伝のレシピ

 

第5章:自分に合った笑いの取り方がわかる! お笑いタイプ診断

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次になります。

 

おもしろい人の話し方。

リアクションの極意。

ツッコミのお作法。

すべらない秘伝のレシピ。

 

話すを網羅的に解説してくれてますよね。

日常での会話にエッセンスが生まれる。

本書の内容を取り入れて実践しやすいのも良いですよね。

私も雑談するときに面白いと言われたい人なので楽しく学びました。

 

 

 

(P.23) よくよく考えると、自然と会話がはずむような仲の良い友だちや、話しやすい先輩、一緒にいて落ち着く恋人との会話では、中身のない話が飛び交っていないでしょうか? じつはこれこそ、会話のハードルが下がりきった理想の状態です。中身のない発言を織り交ぜているかどうか。このシンプルな差が「話しやすい人」と「話しづらい人」を分ける境界線だったのです。

 

 

これはあるあるですね。

中身のないどうでも良い話が飛び交う。

そういう人ほど話が弾む経験です。

 

逆に言うとです。

良いこと言わなきゃダメだ。

中身のある会話をしなきゃダメだ。

 

会話のハードルがを上げているという話。

自分だけじゃなくても相手も上げてしまう。

そこで話しにくくなってしまうのは想像できますよね。

 

話し方の本ばかり読んでいるとノウハウ。

この場面ではこのスキルみたいになりがちです。

だからこそこの着眼点は目からウロコでした。

中身のない発言もあえて織り交ぜたいです。

 

 

 

(P.32) 心に響く話ができるかどうかには、内容と同じくらい、いやそれ以上に「話し方」が重要です。まず大切なのが「擬音」「比較」「自分の気持ち」を話に取り入れること。このトークの「三種の神器」を意識するだけで、聞き手の姿勢がグッと前のめりになり、話の印象は大きく変わります。

 

 

擬音。

比較。

自分の気持ち。

 

聞き手の姿勢がグッと前のめりになる。

話の印象が大きく変わる三種の神器です。

 

この三種の神器のテクニック。

これは会話だけでなく文章でも良いですよね。

擬音や比較や自分の気持ちが入っている文章。

読み手としても前のめりで続きを読みたくなります。

 

 

 

(P.49) 簡単な型ですが、「フリを効かせて、オチで裏切る」をやってみるだけで「この人おもしろいな」と思ってもらえるようになります。

 

 

フリを効かせて、オチで裏切る。

簡単な型で紹介されています。

これは実際に会話で活かしやすいんじゃないでしょうか。

 

この前、やったゲームが面白かった。

少しマイナーなゲーム作品なんだけどさ。

スーパーマリオって言うんだけど、みたいな感じですね。

 

意識せずとも話のネタ。

ユーモア効かせるときに私は使いますね。

それだけ使いやすいし無意識に使う人もいるかもしれません。

本書で紹介されているところからも磨いていきたいテクニックです。

 

 

 

(P.57) 誰かに話を振る際は、テーマまで決めて振ることが大切です。

 

 

 

最近どう?

なんか話ある?

 

こういう風に話を振られた経験。

おられる人もいるんじゃないでしょうか。

話を振られたほうとしては困ることも多いですよね。

 

だからこそ、自分が話を振るとき。

テーマをしっかり決めて相手に話を振る。

話し方だけでなく相手への気配りで話の振り方も気をつけたいです。

 

 

 

【おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則 (芝山 大補)】

 

 

・おもろい話し方のオンパレード

 

 

【新刊】 芝山大補のおもろい話し方でした。

 

本書の書名はおもろい話し方です。

解説だけではなく例文も書かれています。

ビフォーアフターというやつです。

 

例文2つを見比べる。

確かにこちらの話し方のほうが面白い。

ユーモア感じるし良いなって感じました。

私も身につけるところ身につけて楽しく実践していきたいです。