・思考法を学ぶことって大切
生きてきた中での思考。
アップデートしていれば良いのです。
アップデートせずに人生を歩んでいる場合。
過去の思考法で生きる。
凝り固まったまま生きることにもなります。
自分が生きやすいしこの考え方でOKって人は少ないはず。
それなのに思考法を学ぶ。
色んな方の思考法を取り入れる。
まだまだ少ないと感じる面も多いです。
本書の思考法も目からウロコと思える考え方が満載でした。
書名:起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法
著者:平尾 丈
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2022年3月9日
ページ数:272ページ
別解力で圧倒的成果を生む。
問題発見、解決、実践の技法。
高島宏平さん。
けんすうさんも推薦されています。
私も勉強になった新刊を紹介していきます。
・自分の頭で考え意思決定しリスクを負って仕事をする
(P.5) 自分の頭で考え、意思決定し、リスクを負って仕事をする。起業家たちは、不確実が高い時代のビジネスパーソンの先頭に立っています。そんな「起業家の思考法」を身につければ、誰でも自分の頭で考え、圧倒的な成果が出せるようになる。それが本書でお伝えしたいことです。これは、私の実体験に基づく、確信です。
【目次】
第1章:正解がない時代に圧倒的成果を出す「起業家の思考法」
第2章:発見力 目的を設定し、解くべき問題を発見する
第3章:別解力 「自分らしく」「優秀な」「別の」やり方を組み合わせる
第4章:実現力 別解を連鎖させて圧倒的な成果を生む
第5章:失敗力 挫折や失敗を成功の糧とする
第6章:成長力 ビジネスパーソンとしての基盤を強固にする
おわりに
本書の概要と目次でございます。
発見力。
別解力。
実現力。
失敗力。
成長力。
それぞれの○○力があります。
著者である平尾丈さんの思考法。
さすが、起業家の思考法という書名。
学べることが多い良書でした。
(P.30) とりあえず行動する人は準備をしていません。最近は失敗してもいいから、やってみることが大事とよく言われます。それを別に失敗しても大丈夫と勘違いし、何も考えずに失敗してしまうのです。とりあえず行動して成功したことは、私の経験では一度もありません。いきなり行動すると、たいていは失敗します。ビジネスは決して怖いものではありませんが、それほど甘いものでもないからです。行動する前には、時間をかけて複数のプランを考えなければなりません。プランがないまま行動しても、果実を得ることはできません。
「行動が大事」
「まずはやってみる」
こういう言葉を鵜呑みにしない。
それが引用箇所で語られていることだと思います。
もちろん、行動は大切。
それは闇雲に動けってわけじゃない。
この辺りは現代は本当に重要になっていると感じます。
やれることが多い時代。
何でもかんでも手を出しても成果につながらない。
複数のプランを考えて選択と集中して行動したいですね。
(P.104) 自分らしいやり方、優れたやり方、別のやり方のうち、どのピースが欠けても圧倒的成果を生む別解にはたどり着けません。それぞれのやり方だけでは効果がなく、二つのやり方を組み合わせても「コモディティ化」「長続きしない」「独りよがり」というマイナス面から抜け出せません。三つの要素をすべて組み合わせてはじめて別解の価値が生まれ、より高い成果が生まれます。とくに、人がやらない「別のやり方」を考えて組み合わせることが、別解力の最大のポイントになります。
別解力。
第3章で詳しく触れられています。
優れたやり方。
自分らしいやり方。
この2つを組み合わせて行動。
ほとんどの行動ってこれになるかと思います。
そこに別解力を組み合わせて行動してみる。
私の実体験としてです。
過去の成功体験を振り返ってみる。
確かに別解の「別のやり方」が入っている。
本書で言われてみてハッとさせられました。
今までの行動で上手く行った行動パターン。
それを踏まえても別解をしっかり意識する。
別のやり方の視点を忘れないようにしていきたいです。
(P.169) 期待値が低いときに期待を超える点数を出すことは、可能性としては高いのではないでしょうか。ミッションの難易度が高くなければチャンスです。ミッションに対して何倍達成したか。絶対評価が厳しければ、相対評価でレバレッジを取ればいいのです。とくに、既存の評価基準にあてはまらない別解は、相対的に加算され、最終的には100点では収まらない点数がつけられます。みんなができないことをやるほうが、点数が高くなりやすい。別解力を身につけ、それを実現する力を身につけることが必要なのです。
期待値が低いときに期待を超える点数を出す。
ミッションの難易度が高くなればチャンス。
この視点があると気軽に飛び込めますよね。
誰かを参考にするのは良い。
本書を読んでいて感じる部分。
私自身の思考は別解の部分が弱い。
もっと鍛えて考えて行きたいです。
別解力を身につける。
それを実現する力を身につける。
しっかり意識させていただきます。
(P.204) 失敗からの学びが大きいと言っても、失敗してもいいとは思いません。私は、失敗するより早く成功を積んだほうが成長すると考えています。ただ、失敗したときに落ち込むのではなく、失敗はあるものだというマインドで平常心を保つ。失敗したら失敗リストに入れて回避する。これを機械的にやることが大事だと思っています。
世の中には失敗に対してポジティブ。
失敗じゃないよって名言も多いです。
私もよく言う言葉。
「失敗はない、あるのは結果のみ」
この言葉が好きで過度に失敗を気にしすぎない姿勢ではいます。
とは言えになります。
失敗を免罪符にしてはいけない。
なるべくなら失敗を回避して成功する。
失敗してもいいとは思わない。
失敗するより早く成功を積んだほうが成長すると考えている。
著者である平尾丈さんの言葉は私にとても突き刺さりました。
【起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法 (平尾 丈)】
・今の思考からの脱却
【新刊】 平尾丈の起業家の思考法でした。
私は今の人生に満足していない。
これは悲観的な意味でなくポジティブな意味。
だからこそ思考を変えて行動も変えていく。
常に学び矯正するくらいの強い気持ちで考えて行動したいです。
読んでいる私にとってになります。
私の思考は甘々な感じだと感じる機会が多い。
手厳しいと感じる言葉も多くて勉強になりました。
そういう意味で本当に勉強になり学べる1冊でした。