・元サラリーマン精神科医
メンタル面についてです。
別に私はメンタルは強くありません。
自分のメンタルとの付き合い方は上手いと思います。
元々はメンタルが弱い。
むしろ、今でも弱いかもしれません。
ただ、他の人から見たらですよ。
有り難いことにメンタル強いと思われることもあります。
理由としては書籍を読んだこと。
多様な視点が手に入ったので一喜一憂しない。
メンタル面をニュートラルに戻す術が理解できた。
感情に流されるままになることが減りました。
本書からもメンタルヘルス術を学んでいきましょう。
書名:元サラリーマンの精神科医が教える 働く人のためのメンタルヘルス術
著者:尾林 誉史
出版社:あさ出版
出版年:2022年3月11日
ページ数:240ページ
より良い生き方を目指すあなたに。
生きていたら悩みが出てくるのは当たり前。
メンタルケアの方法を知っておく。
セルフケア方法を知っておくのは大切です。
心の元気の取り戻し方を私なりの書評していきます。
・メンタル不調を自覚した段階から最も良い回復方法
(P.5) 本書では、メンタル不調を自覚した段階から、最もいい回復をするために知っておいてほしいことを、お話ししていきたいと思います。メンタル不調は、それによってその方の人格や人間性が変わってしまうものでも、今後のことが駄目になってしまうものでもありません。回復して、前よりさらに良くなっていけることを、知っていただきたいと願っています。
【目次】
はじめに
第1章:心の水位が下がってどうしようと思ったら
第2章:クリニック・ドクターの選び方
第3章:どうやって治っていくか
第4章:治療・薬などで知っておいたほうがいいこと
おわりに
本書の概要と目次でございます。
メンタル不調を自覚した段階。
大なり小なり人それぞれの不調。
起きないということは絶対にありません。
早くメンタル不調を自覚して対処できるかどうかです。
そのためにも知るってことが大切になってきます。
本書からも勉強になることが多く見つかりました。
(P.23) 残業時間の上限の線引きは、「時間外労働の上限規制」によって定められていますが、個人差があるので、何時間を超えたらメンタル不調になります、とは言えません。自分にとっての長時間労働に陥っていないかということですね。とはいえ、長時間労働になっていくほど、メンタル不調の傾向が増えていくのはわかっていただきたいと思います。そして自分は仕事量が多すぎると思ったときに、減らす工夫ができるかどうかです。
ここではお仕事の話。
私的に感じることになります。
仕事だけに限らない。
ネットで趣味の活動をしている。
ネットで副業に取り組んでいるとします。
長時間活動する。
メンタル不調になっているのでは?
そのように感じる人も見受けられます。
SNS疲れって言葉もありますからね。
多すぎるなら減らせるか?
これに関してはネットでの活動も当てはまる。
私はそのように思っていますし私は調整して活動しています。
やる気が起きないときは3割くらいの力で活動するときもあるくらいです。
(P.35) 僕のクリニックにも、「口コミの数と評価点数を上げませんか」という営業がたくさん来ています。全部断っていますが、5万円、10万円ぐらいから請け負っているようです。ネットの口コミは、善意で書いてくださる方もいるけれど、そういうビジネスになってしまっている側面もあります。だから口コミの数とか評価が高いというだけで、いいクリニックだと判断することはできません。結局、自分で行って判断するしかないのです。
メンタルクリニックの評価。
ネットは恨みのはけ口となっていることも多い。
だからこそ自分で行って確かめるのが大切という話。
これはメンタルクリニックに限りません。
お客さんの不平不満が書かれていて評価が下がる。
そう考えるのが自然だと思いますが別の要因もある。
同業者からの嫌がらせ。
妬みや嫉妬で下げられている可能性もある。
利用者としてはそんなのは分かりませんよね。
だからこそ鵜呑みにせずに何事も自分で確認は大切じゃないでしょうか。
(P.69) 初めの第1段階では、ちゃんと休むことが必要です。しかし、これがなかなか難しいのです。クリニックにいらっしゃる患者さんも、休むことが必要と言われても、どう休んだらいいのか、すぐにはわからないものです。ともかく初めの1ヵ月間は、特に集中的に休んでくださいということから説明しています。
とにかく休む。
休息時間の大切さ。
リフレッシュ時間も心がけています。
どう休んだらいいのかすぐには分からない。
このお気持ち凄く共感するんです。
普段の生活からリストアップ。
私もいろいろ体験して休息になること見つけています。
休む=就寝
眠るだけではない。
心が休まることも休息です。
自分のメンタル不調に気づいたらしっかり休ませてあげましょう。
(P.91) 第2段階の初めのうちは、頑張らないことを徹底していただきます。第2段階で何かをやり始めていると、徐々に持続力や集中力が戻ってきます。テレビドラマや映画を観ても、ストーリーが頭に入ってこなくて、共感したりできなかったのが、グラデーションのように徐々にできるようになってきます。このときも、仕事のメール、チャット、電話などからは、まだ離れていてもらいます。このあたりになると、人によって変わっていくプロセスや期間は、まちまちになります。
第1段階。
そこからの第2段階です。
先程の第1段階。
とにかく休息という話。
それを踏まえて第2段階です。
メンタル不調を感じるときです。
いつもは楽しいと感じること。
頭に入らなかったり楽しくないと感じる。
無の感情で接してしまうのはありますね…。
そこからの回復です。
ただ、まだまだ完全回復ではない。
頑張らないことを徹底することを仰っています。
プロセスや期間は人それぞれでまちまち。
他人を気にせずに自分は自分で焦らず回復していきましょう。
(P.243) 本書は、メンタルが弱ったら、各項目を全部やってくださいという実践本ではありません。本の内容が全部頭に入っていなければ、ゴールにたどり着けないかというと、そんなこともありません。ご自身の個性も、生き方も、みんなそれぞれです。提示した中で、ご自身の心のフィルターに引っかかってくるものを探してみていただければと思っています。指の掛けやすさ、足の置きやすさを探って、自分流にアレンジしてしまっていいのです。
個性も生き方もみんなそれぞれ。
環境なども含めて内部要因も外部要因も違う。
自身の心のフィルターに引っかかるものを探す。
そのためにも知識を学び続ける。
いざというときの対策を取れるようにしておく。
メンタルケアについてです。
書籍を読んで助かったと思えること。
あの本に書いてあったあの方法が役に立ったはよくあります。
知らなければ実践もできなかったわけですし知るって大切ですよ。
【元サラリーマンの精神科医が教える 働く人のためのメンタルヘルス術 (尾林 誉史)】
・一生涯ずっと関わる人は誰ですか?
【新刊】 尾林誉史の働く人のためのメンタルヘルス術でした。
当たり前のようでいて当たり前じゃない。
無自覚な人や蔑ろにする人が多いこと。
一生涯ずっと関わる人。
それって自分自身じゃないですか。
自分のことは知っているようで知っていない。
だから自己観察しっかりしておく。
自分がメンタル落ちたときの対処方法を知る。
自分が息抜きになるようなことを知っておく。
もっと自分のことを考える時間。
自分を大切にして自分と向き合いつつ楽しく行きたいですね。
だって一生涯ずっと関わるのは自分ですから労って生きていきましょう。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。