・多角的に情報を入れていく
ビジネスの話。
経営についての話。
難しいと感じる人もいるかと思います。
それを分かりやすく解説。
むかし話で例えてくれています。
例え話って理解しやすいですよね。
あーなるほどと思う例え話。
例え話を用いてくれて納得することが多いです。
本書からも今まで理解できなかった経営について。
納得して理解できる伝えられ方してますよ。
書名:むかし話で学ぶ経営塾
著者:大澤 賢悟
出版社:自由国民社
出版年:2021年12月20日
ページ数:224ページ
隠された経営のヒントが見えてくる。
色んなむかし話が登場します。
そこからの解説が理解できる。
言葉は知っている。
何となく知っている言葉を理解する。
本書は本当に伝わやすいと私は感じました。
私なりの部分も含めて私なりの書評をさせていただきます。
・むかし話であなたの経営が劇的に変わる
(P.3) 本書で学ぶ基本的な道具を効果的に使うことで、思いだけで起業したら大赤字といった破壊的な失敗を避けることができたり、行き詰った中小企業経営を打破する新しい展望が開けてきます。
【目次】
はじめに
第一章:会社を経営するために、知っておくべき「きほん」があります。テクニックを学ぶ前にこの「きほん」を押さえましょう
第二章:長い時間をかけて選ばれた、経営者に活用される「考える枠組み」があります。枠組みを使うことでミスや漏れが減り成功に近づきます。
第三章:商品・サービスを売るためには、ただ売り込めばいいわけではありません。売れる商品・サービスに変えるために意識するポイントがあります。
第四章:会社に係わる多くの人たちの未来のために長く続く会社を作りましょう。続く会社がやるべきこととは。
おわりに
本書の概要と目次になります。
桃太郎
アリとキリギリス
一寸法師
北風と太陽
シンデレラ
さるかに合戦
かさ地蔵
わらしべ長者
かぐや姫
などなど挙げたら切りがない。
みんな知っている昔話を例えにしています。
馴染み深いですし頭に入りやすいかと思います。
私自身も、なるほどと思えることが多かったです。
(P.18) 共感してくれる仲間を見つけるためには、気持ちや考えを伝えることはとても大事。自分がやりたいことの先にどんなメリットが社会に提供できるのか? を考えると理念やビジョンがイメージしやすいよ!
桃太郎からになります。
解説が本当に分かりやすい。
桃太郎から見る経営塾ですね。
伝えることが大事。
何事も伝えたり話し合う。
お互いにわかっているつもりは怖いです。
しっかり伝えるのは忘れないようにしましょう。
(P.28) きちんと計画を立てると、未来をイメージしやすいし、うまくいかなかった理由がわかりやすくなりますよ。数字で確認すると結果がはっきりするので、曖昧にならなくてお勧めです!
数字に翻弄されない。
一挙手一投足しない。
私はそういう発信することあります。
とは言え、数字を見る。
この大切さは重要だと思ってますよ。
数字は結果をハッキリさせてくれる。
ごもっともな言葉です。
翻弄されない視点。
それと同時に分析する。
どちらも大切しながら行動していきたいですね。
(P.38) 小さくて弱いという現実は悩んでも変わらない。でも現実をしっかり見つめ、考え方を変えたことで今までにない市場を見つけることができたんだよ。
一寸法師からのひとこと。
一寸法師の逸話で思う部分。
むかし話で感じてしまいますよね。
考え方を変える。
今までにない市場を見つける。
みんな凝り固まってしまいますよね。
もちろん、否定ではなく私自身もそうなんです。
凝り固まるのが人間なので柔軟性は大切だと感じます。
現実を見つめつつの行動変化をしっかりしていきたいです。
(P.75) 強みと弱みに分けるときに、どちらに分けていいかわからない場合は「えいや!」と決めてください。後で違うなぁと感じたら入れ替えてかまいません。
おおおーーーーいい!!!
と感じた人もいるかもしれません(笑)
これって凝り固まらない視点で大事。
何事も実体験なんです。
えいや!と決めて行動する。
何事も結果が出ますよね。
それがすべて正解じゃないのが人生。
不正解だったとしても経験値は溜まります。
思い切りっていうのは本当に大切だと思います。
引用で仰るように結果が出たら後から変えれば良いですからね。
(P.121) 粗利益を基準とした指標は、新事業への進出や業態の変化などがあってもぶれません。つまり事業構造が変わっても自社の過去の数字と比較ができます。経営状況の把握には粗利益を意識してみてください。
こちらはコラムからになります。
粗利益を意識する。
こういう発信をしている人。
本当にしっかり見ましょうと言いますね。
みんなよく見える数字の上下に意識を向けすぎ。
だからこそしっかり数字を見るということ。
経営については特に意識したいことじゃないでしょうか。
何事も一喜一憂し過ぎずに冷静の数字を見つめるの大切。
(P.163) 売り込んではダメ。私を欲しくてしょうがなくするの。かんたんに与えてはダメ。軽く見られるから。最後まで与えてはダメ。調子に乗るから。でもそのためには戦略と時間が必要よ。
かぐや姫からになります。
この辺りのバランスはネットに関して。
売り込み過ぎてるって感じる人は多い。
一方で売り込めない人も多いと思うのです。
私が気にし過ぎてそのタイプなので理解します。
売り込み過ぎと売り込めないのバランス感覚は難しい。
戦略と時間が必要。
ここはしっかり考えてから行動する。
肝に銘じておきたいと、かぐや姫から勉強です。
【むかし話で学ぶ経営塾 (大澤 賢悟)】
・最後にもう1つ理解しやすい!
【新刊】 おもしろい視点 大澤賢悟のむかし話で学ぶ経営塾でした。
本書はコミカルに書いてある部分も多い。
むかし話のストーリーで経営を解説される。
この難しい話題を読者にわかりやすく伝えてくれる。
この辺りは読んでいてすごい!と感じたことです。
むかし話で学ぶ経営塾というタイトル通りの学びやすい書籍でした。