・就活だけじゃないと思う
新型コロナウイルス。
コロナ禍になりです。
「Web選考」
直接会わずに面談する。
そういう企業も増えた印象あります。
Twitterを見ていてもです。
相互フォロワーさんがWebで面接した。
そのようなことを聞くと時代の流れだと感じます。
最初の話を踏まえてください。
本書はWeb選考についての話です。
何も就活に限らないと思うのです。
これからの時代はWebで選ぶことも増えてくる。
例えば、本を出版する場合。
最初は編集者とWeb選考するかもしれません。
その場合におどおどしていたりすれば力を出し切れない。
日頃からWeb選考についての準備や心構えは誰しも大切かと感じます。
書名:Web選考は「準備」が9割!
著者:田中 亜矢子
出版社:自由国民社
出版年:2021年12月6日
ページ数:160ページ
就活に才能は要らない!
大事なのは準備だけという話。
この1冊があれば、Web選考はもう大丈夫。
いつ何時、Web選考の機会に直面するか分からない時代。
あたふたする前に本書の知見を吸収していきましょう。
・大企業では採用活動においてもWeb面接が主流
(P.5) 本書を自己PR動画作成前に、Web面接前に目を通すことで、就活成功のためのお守り代わりとしてお持ちいただけたら嬉しいです。
【目次】
はじめに
Chapter1:Web選考を考える前にチェック! なぜWeb選考に通らないのか
Chapter2:Web選考を受ける前にチェック! 自己分析と他己分析から適職を知る
Chapter3:Web選考を受ける前の事前準備! 環境と自分を整える
Chapter4:Web選考を突破する! 自己PR動画の作り方
Chapter5:Web面接に通過する! 外せないポイント
Chapter6:失敗しても凹まない! 不安に負けない! 就活に役立つ心理学
おわりに
本書の概要と目次になります。
本書の冒頭は「新卒」さんに書かれていることも多い。
当ブログの読者さんの層になります。
新卒さんは少ないかと思います。
それを踏まえての私なりの書評。
軸を「Web選考」として書評します。
その辺りはご了承ください。
(P.17) 面接での受け答えに有効なのは「結論ファースト」です。限られた時間の中で、面接官に理解しやすい話の展開をすること、聞かれたことに的確に答えることができれば、コミュニケーション能力があると感じてもらえます。努力で変えられる部分は就活が始まる前に身につけてしまいましょう。
結論ファーストという話。
昨今のYouTube動画。
それに音声ラジオ配信。
結論ファーストで喋る人が多いです。
この手の動画や配信をチェックする。
自分も実際に話してみると練習になる。
癖になって話しやすくなると思うんです。
努力で変えられる部分って言うのは仰る通りだと感じます。
(P.59) 洗濯機や掃除機やテレビなどの生活音、電話やインターホンの音もよく響きます。自宅でWeb面接を行う場合、家族にその時間帯を伝え静かにしてもらうようお願いしましょう。電話の着信音や、インターホンの音を消しておくと安心です。また、パソコンの通知音も気になります。メール受信時に着信音が鳴るように設定されていませんか? またスマートフォンをマナーモードにしていても、机の上に置いていると振動音が響きます。余計なことで自分や相手の集中力が切れてしまわないように十分備えておきましょう。
ついつい、うっかりです。
私は通知音など切らずに音声配信してしまいます。
通知音が鳴っていると指摘されることあります。
これは趣味であり自分の音声配信だからまだ良いです。
Web選考の場になります。
相手に聞こえたら良くないですよね。
真剣の場の場合は予めの通知OFFにしておく。
しっかり準備して取り組む姿勢は大切だと思います。
(P.91) 自己PRというと、何か特別な実績が必要だと思ってしまう方が多いのですが、そんなことはありません。日常の自分が少しだけ「頑張ったこと」を伝えればいいのです。採用担当者から見て一緒に働きたいと思うのは、「頑張る姿勢」を持った人材です。頑張った過程や成果が「仕事に通じる」と相手に感じてもらえるエピソードを用意しましょう。
等身大の自分。
自分自身を日頃から認識しておく。
頑張ったこと。
頑張っている自分。
把握しつつ相手に伝える。
面接に限らず日頃からの自己分析。
自分自身を鼓舞するためにも良いと思うのです。
しっかり積み上げた成果を把握しておきたいですね。
(P.100) 話し手と聞き手との間には、思考の前提に大きな差があるため、一文が長すぎると聞き手に負担を与えます。そのエピソードを理解するのに必要な下地が入っていない場合、一つずつ情報を区切って説明してもらわないと1回で理解できません。多くのメッセージを詰め込むと、肝心なメッセージが伝わらなくなります。余分な言葉を削ることにも意識を向けましょう。
結論ファーストという話にも通ずる部分。
余分な言葉を削るということなんですよね。
簡潔に伝えたいことを伝える努力をする。
話し手と聞き手との間にある違い。
知識量だってもちろんそうなんです。
それをより理解しやすいように伝える。
思考に大きな差があるの前提に組み立てる。
自分本位な話になり過ぎない。
特にWeb選考(Web面接)の場だとそうです。
より意識的に会話していきたいことだと思います。
こういうのは普段からの会話や音声配信から意識するのも大事ですね。
(P.112) たとえ「対面なら何とかなるのに!」と思っていたとしても、今やWeb面接を通過することなくして次の段階に進むことはできません。「結局同じことでしょ」と思っている方もみえますが、オンライン上と対面では、情報伝達の仕方や魅せ方が大きく変わります。Web面接特有の注意事項なども知っておきましょう。
今回の書評は新卒さん向けではございません。
逆に言えば、新卒さん以外で重要になる部分かと思います。
大手企業だけじゃなくてどこがWeb面接を取り入れているかわからない。
アルバイトやパートでもWeb面接しますと言われるかもしれません。
そのときに言い訳がましくならないように準備しておく。
今の時代に自分を合わせてアップデートすること大切です。
私はZoomが嫌いですと言っても時代は進んでいる。
Webでのオンライン会議もどんどん浸透しています。
日頃から注意事項や役に立つことを学んでおく姿勢。
書名タイトルの「準備が9割」からしてもより強く感じます。
【Web選考は「準備」が9割! (田中 亜矢子)】
・Webの機能に慣れておくこと大事
【新刊】 田中亜矢子のWeb選考は準備が9割でした。
最後に語ったことが大きいです。
時代は刻々と新しい方向に流れています。
○○が嫌いと言っても導入されて行きます。
テレワークやZoomやWeb選考などもそうだと思うんですよ。
嫌いと言っても始まらない。
対面にしてくださいと言っても無理と言われる。
そこは自分を早くから合わせて変えていく姿勢。
日頃からの取り組み方がより重要な時代じゃないでしょうか。