・リンダ・グラットンの名著の超訳版
リンダ・グラットンのLIFE SHIFT(ライフ・シフト)
大ベストセラー本でございます。
当ブログを読まれている人。
読んだことある人も多いかもしれません。
リンダ・グラットンの原著じゃなくてもです。
マンガ版も登場しているのでそちらで読んだことある。
そのような人もいるかもしれませんね。
それくらい有名なことが書かれているのがライフシフト。
その有名なことが人生100年時代。
ライフシフトが登場してからよく耳にするようになりました。
本書は原著やマンガ版とまた違った感じになっています。
新刊である「超訳版」を紹介していこうと思います。
書名:超訳ライフ・シフト: 100年時代の人生戦略
著者:リンダ・グラットン
著者:アンドリュー・スコット
出版社:東洋経済新報社
出版年:2020年9月25日
ページ数:225ページ
一大ブームを巻き起こした人生100年時代のバイブル。
「ライフシフトってそういうことだったのか!」
超訳版は古典などの本に多く登場している印象です。
難解と思われる部分を今風の解釈で噛み砕いて説明してくれる本が多い。
今回の超訳版ライフシフトも楽しく読ませていただきました。
・人生100年時代を生き抜くための知恵を享受してくれる新刊
(P.19) 本書は、長寿化の恩恵を現実のものとするための最初の一歩が踏み出せるよう、あなたを誘う招待状だ。人生100年時代。人生のあり方は根本から変わる。
【目次】
序章:これから日本人に起こる10の変化
第1章:人生100年時代は本当に来る?
第2章:3ステージの人生は苦しくなる
第3章:無形資産が人生を左右する
第4章:人生はマルチステージ化する
第5章:100年人生の新しいシナリオ
第6章:お金の心配を減らすための考え方
第7章:生涯現役でいるために必要なこと
第8章:学校と企業はどう変わるのか
終章:あなたが未来の「ロールモデル」に
著者紹介
本書の概要と目次。
気になる章立て。
ここは中身を知りたい。
興味をそそられる題材じゃないでしょうか。
100年人生について私なりの私見も含めて書評していきます。
(P.27) 頭に入れておくべきなのは、100年ライフがSFの世界の話でもなければ、乱暴なあてずっぽうでもないということ。一部の幸運な人だけに待っている未来でもない。いま生まれてくる子どもの多くが100歳を大きく超えるまで生きるという予想は、十分に説得力を持っているのだ。
長寿化の波という部分。
色んな論争があるのは当たり前。
しかし、科学は常に進化しています。
科学だけに限らず医学についてもです。
それを踏まえても100年ライフがやってくる。
死ぬまでの人生が昔に比べて格段と長くなる。
人生後半戦を無駄にするのはもったいないですよね。
その100年時代を生き抜く視点を提供してくれるのが本書です。
(P.29) 高齢者は昔より健康に生きていて、テクノロジーの進歩と公的支援の充実により増えるといえる。もちろん人が健康に老いることができるかどうかは、さまざまな要因に左右される。どこに住んでいて、どのように生きているかというのも、そうした要因の一部だ。国によっても違いがある。健康に老いることができるかどうかは、公衆衛生、啓蒙キャンペーン、生活習慣の改善によって決まるといっていい。不健康期間は、ひとりでに短縮されるわけではないことは付け加えておきたい。
一口に人生100年時代と言ってもです。
不健康期間が長い人が長生きする。
いくら医学が進歩したとしても寿命は違いますよね。
この意識はしっかり持つことは大切です。
生活習慣を改善して100年時代に向けていきましょう。
(P.57) 無形の資産は、それ自体に価値があることに加え、有形の金銭的資産の形成を助けるという点で、長く生産的な人生を送るためのカギとなる。両者のバランスをとり、相乗効果を生み出していかなくてはならない。もっとも友人関係や知識、健康などを「資産」と考える人はあまり多くないだろう。資産というと、お金や不動産などを思い起こす人が多いに違いない。しかし、これらを資産と位置づける発想は、100年ライフを生きるうえで欠かせない。ここでは資産を次のように考えてほしい。
資産=ある程度の期間にわたり恩恵を生み出せるもののこと。
ここは私なりの私見の書評です。
私にとってブログやSNSはそうなります。
もちろん、長期的に信用や信頼を積み重ねる。
そのことは前提として聞いてください。
闇雲に運営していてもどうしようもないので。
ブログやSNSを運営していてです。
ライフスタイルなんですよね。
音声配信もそうなってきます。
要は楽しむんじゃなくて最初から楽しいのです。
その視点があるのは強みだと感じています。
(P.65) 将来どこかで大きな転換点が訪れるかもしれない。教育に時間と金を費やしても十分な金銭的恩恵にあずかれない時期がくるとしたら、高学歴化の進行が止まる可能性もある。少なくとも、スキルと知識の獲得に関して「なに」を「いつ」「どのように」おこなうかが様変わりするだろう。100年ライフが当たり前になれば、人生の早い時期に、一度にまとめて知識をみにつける時代は終わるかもしれない。キャリアの初期に身につけた専門技能を頼りに、長い勤労人生を生き抜けるとは考えにくい。生涯を通して新しいスキルと専門技能を獲得し続けることが一般的になるだろう。
終身雇用の終わり。
叫ばれてきている時代です。
そういう視点でも100年時代の人生戦略。
考え方や視点をすぐに変えられるようにしておく。
引用視点で例えばブログになります。
ブログのSEOテクニック(検索エンジン最適化)
5年前は大活躍していたテクニック。
今では使用できなくなったりペナルティもありえる。
こういうスキルや専門技能が悪いわけではない。
「考え方をアップデートして獲得し続けることが大切」
そしてそのような行為が「一般的になるだろう」という言葉。
私はブログに当てはめてみても実感することです。
【超訳ライフ・シフト: 100年時代の人生戦略】
・100年時代を踏まえての人生戦略
【新刊】 100年時代の人生戦略 超訳ライフ・シフトでした。
実際に起こるかどうかはわからない。
しかし、知識としてあり得るかもと入れておく。
終身雇用の終わり。
年金制度の終わり。
などなど未来に向けて語られることが多いです。
事案として自分の頭で考えてみる。
それだけでも心の余裕や情報アンテナ感度が高まるんじゃないでしょうか。
私も100年時代の人生戦略。
改めて考えながら活動していきたいです。