・本書は「心」について理解しやすい
ここ最近の私です。
「関連思考」をやめたいと思っています。
「○○だから○○」という思考。
ここを断ち切りたいと思っています。
染みついたクセのようなものなのでまだまだ勉強と試行錯誤中です。
通称(?)桑田さんと言われるネットで少し有名な達人さんがいます。
この達人というのは引き寄せやら潜在意識の掲示板。
そちらに書き込んだ人で有名な人はレス(書き込み)がまとめられています。
そのうちの1人が桑田さん(桑田式)というわけです。
この人の書き込み自体はそこまで多くありません。
私もすべてのまとめに目を通しました。
そこから本人のブログ。
「知らんモンは知らん」というブログがあります。
そちらを初期から目を通して読んでいます。
価値観を揺さぶるようなことが多く書かれていてとても参考になります。
今までの「固定観念」を揺さぶる記述が多いんですよ。
破産という概念と、不幸という概念を結びつけなさいという法律は無いのに、何故かそれをやってしまっているわけです。破産という概念と、幸せという概念を結び付けても、別に誰も文句は言いませんよね。それと同じで恋人と別れたという概念と、復縁という概念を何で勝手に結び付けているんですか?結び付けなきゃ良いじゃないですか、別れたと復縁はイコールじゃないですよ、それをイコールにしてその世界を創るかどうかを決めるのはあなただけです。復縁でどうのこうの苦しむぐらいだったら、別れたと幸せを結び付けた方が良いと思います。その結果、幸せを創れます。それは結果的には復縁かもしれませんし、もっと素敵な異性との出会いかもしれません。それはわかりません、でも幸せと結び付けた以上、あなたは「今」幸せになれる。昨日も書きましたが将来的な成功なんてありません、「今」どうなのかという事です。「今」幸せを選択すればよろしい。もう復縁という概念を持ってこなくて良いんです、苦しむ必要なんてありません! 【知らんモンは知らんより】
ブログからの引用です。
ほんと結びつけって強いですよね。
法律は無いのにまさしくだと思います。
こういう部分も含めて楽しく読めるので桑田さん(通称)のブログ。
知らんモンは知らんを最近は毎日楽しく読んでいます。
半年くらい前からブクマ(RSSフィード)してるのでそこまで追いつきたいです。
閑話休題。
この話は本書と関係あるの?
そのように思われたら大アリです。
結局の所「心の重要性」ってあると思います。
記事タイトルにも書きましたが「モノは捉えよう」なんですよね。
だからこそ、「多角的な視点」を持っていきましょう。
書名:世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業
著者:Nami Barden
著者:河合 克仁
出版社:すばる舎
出版年:2018年12月6日
ページ数:256ページ
一流の最後の敵は、自分である。
他人を気にするよりも自分自身なんですよね。
この他人を気にしないは他人を蔑ろにするという意味ではもちろんございません。
兎角、他人のことを気にしすぎな人が多いんですよ。
他人を妬んだり僻んだり羨んでいてもあなたが成功に向かうわけではありません。
それなら自分を高めるための行動をしていたほうが有意義です。
ほんと自分自身が敵って言うくらいやることは自分に対して多いですからね。
・苦痛の状態になっている事に気づこう!
(P.11) 常にマルチタスクに追われ、こなしてもこなしても仕事が増えていってしまう。いつまで経っても本当にやりたいことができない。そんな状況でさえも、本書で紹介する4つのステップを実践することで、確実に解決していけます。本書は、常に慌ただしい生活の中で、みなさんが今よりも満ち足りた気持ちで日々を送れるようになれれば、そんな願いを込めてお送りします。どうぞ、お楽しみいただけましたら幸いです。
【目次】
はじめに
序章:億万長者は、なぜ「心」を学ぶのか
第1章:「苦悩の心」を「美しい心」に変えるには
第2章:美しい心をつくる4つのステップ
第3章:あらゆる苦悩は解消できる
第4章:しがみついている理想像に気づくには
第5章:心をメンテナンスするためのメディテーション
おわりに
本書の目次と概要です。
本書には「ワーク」もついています。
とても親切な本で理解しやすい内容でした。
「心の授業」という書名に偽りが無い。
わかりやすく取り入れやすい書籍でしたよ。
(P.27) 私たちが本質的によりよい仕事・人生を追求していくには、そんな心の葛藤を認め、自分自身を知り、克服していく必要がある。そうでなければ、幸福感や満足感を味わうことはできない――そう気づいた人々が、本質的な意味で「心」に目を向け始めています。心に起きる葛藤の原因はどこにあるのか? どうあれば快適であるのか? そうして自分に向き合っていくことで、「心の授業」は始まっています。
心の葛藤を認める。
自分自身を知る。
そしてそれを克服していく。
私もすごく大切なことだと思います。
そもそも理想だけ追い求めても理想とは限りませんからね。
だからこそ日ごろから心に意識を向けておく。
自分自身の「内面」や「価値観」を理解しておくのが大切だと思います。
ここでは「克服」という言葉が出てきました。
私の実体験にも「克服」も理解はできます。
そこにプラスで言いたいなら「手放す」ですね。
無駄なものを抱え込みすぎなんですよ。
そこを把握(理解)してどんどん手放していく。
無用な価値観や考え方は手放す。
「手放す」という視点も合わせて書いておきます。
(P.42-43) 目の前のことに集中しているときには、ネガティブな感情が一切生まれません。「帰ったら何をしなければいけない」「今朝はこんなことがあった……」と、過去や未来に思いをはせて感情がかき乱されることはないのです。ただ純粋に今、目の前で起きていることを感じ、すべきことに没頭している状態なので、仕事も確実に早くなりますし、喜びや感動を味わいやすくなります。このような美しい心の状態をつくろうというと、「瞑想で精神世界に没頭し、現実世界から逃避する」といったイメージを思い浮かべるかもしれませんが、そうではないのです。
「美しい心の状態」=「無行動」ではなく、むしろ目の前で起きている問題に対して、すべきことが直感的に浮かび、迷わず判断できます。そしてすぐさま行動に移ることができるのです。重要なのは、「自分にとっての最善」を迷わず選択できるということです。バイアス(先入観)や常識、人の意見などに左右されることなく、「自分はどうしたいか」がはっきりとわかります。
本書の私が大好きなのはこのような引用部分です。
疑問に思うことをしっかり塗りつぶしてくれる。
「瞑想で精神世界に没頭し現実世界から逃避する」というイメージ。
そのように思われてしまう人ってまだまだ多いと思うんですよね。
そうではないんですよというのを的確に伝えてくれています。
生きていたらバイアス(先入観)が出てしまうのが人間です。
現状バイアスや双曲割引などの心理学用語もありますからね。
私が冒頭で書いた桑田さんの話もそうなんです。
先入観を一新してくれる考え方ってとても有意義です。
ただ、それを採用できるか不採用になるかは自分自身です。
なぜなら、「バイアス(先入観)」がありますからね。
ここを知っておくとバイアス(先入観)に少しでも流されなくなります。
(P.74-75) イライラしたり、カッと怒ったり、胸がムカムカしたり、悲しくなったり、がっかりしたり、不安に思ったり、嫉妬を感じたり、孤独を感じたりしたとき。そうしてネガティブな感情があらわれているときに「あれ? 自分の心は苦痛の状態になっているぞ」と気がつけばよいのです。「ネガティブな感情が起きている」=「今、自分は苦悩の状態であると気づく」。これは、比較的簡単なはずです。ただし、この段階で知っておかなければならない大切なことがあります。それは、人は起きた出来事のせいで苦悩に陥っているのではない、ということです。ネガティブな感情とは、常に自分の心がつくり上げているものであり、起きた出来事は単なる引き金に過ぎなかった、ということに気づく必要があります。
「気づく」ということ。
「とらわれ」を減らすと生きやすくなります。
ネガティブな感情って些細なことなんですよ。
たとえば、書評を書いている今の時期は冬です。
「寒すぎ!」ってついつい言葉に出てしまいます。
でも、「寒い…嫌だ!嫌だ!嫌だ!…」と思っても現実は変わりません。
当たり前なことですけど、ほんと視点なんですよね。
本人がどっぷり行っちゃうと底なし沼にハマるようにズルズル行ってしまいます。
今、自分は苦悩の状態にあると気づいておけば良いと思います。
寒かったら、暖房器具つけたり、防寒具を装着したり暖かい場所に行くなりできます。
それと同じように起きた出来事は出来事なだけなのでとらわれる必要はありません。
(P.120) 苦悩の心の状態にあるときに起きるのは、「ムダな思考」「ムダな動き」です。本来やる必要がないことを一生懸命やって、他人の行動にいちいち感情を動かされ、必要のないことにたくさんの時間を浪費してしまいます。一方で、自分の心に向き合い、苦悩の状態を解消しておくと、仕事に明確な優先順位がついてきます。結果に直結する一番大事なことにまず取り組み、そのあとで二番目、三番目に大事なこと……と時間を忘れて没頭することができ、仕事が片づいていくごとに心は達成感で満たされていくのです。
ムダな思考ってめちゃくちゃしていると思います。
1日の中でどうでも良いこと考えてる時間ってあるんじゃないでしょうか。
これが「成功者」との違いでもあるのかなって思っています。
そして、もう1つは「ムダな動き」です。
ムダな思考に関してはいろんな書籍にあると思いますけど動きに言及しています。
確かに感情(心)が整っていない時の行動。
ムダな動き(行動)が多いという印象があります。
日ごろから「苦悩の状態」から抜け出しておく。
メンタル面の調整をしておきたいところです。
1日の行動が1か月になり半年になり1年になりますからね。
(P.157-158) そもそも不安とはどんな感情で、なぜ起きるのでしょうか?
不安とは、将来起こりうる悪い出来事を予想し、自分の頭の中で悶々と考えている状態です。意識は未来に向かっており、「もし、こうなってしまったらどうしよう」「ああなってしまったらどうしよう」と、頭の中がごちゃごちゃになって整理がつきません。不安を抱えたままでいると、人は視野が狭まり、小さい考えしかできなくなり、行動も小さくなります。そして、行動が小さくなることで、ますます自分らしい生き方ができなくなってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
あなたも引用部分を読んで思うんじゃないでしょうか?
「あるある」という感情です。
過去や未来に思考が飛ぶのは致し方ない面があります。
そのように長年生きてきてるから「習慣的思考」の部分もありますからね。
だからこそ、本書のような考え方をインストールしておくとラクになります。
私自身も不安を抱えたままだと「行動が小さく」は実感できます。
というよりも、この視点って超重要だと思いました。
私も自らが行動を狭めて後悔してしまったことは山程あります。
たとえば、当ブログに関しても1つだけ引っかかること。
ターニングポイントといえる出来事があります。
それも不安から「行動が小さくなった」と今なら言えます。
「不安」について把握しておくこと。
考えたり悶々としているだけではない。
「行動」にも影響が出てしまうのは理解しておきましょう。
【世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業】
・まとめ
【新刊】モノは捉えよう! 世界中の億万長者がたどりつく心の授業でした。
「過去」や「未来」に思考が行ったり来たりするのは致し方ない面もあります。
いきなり、「今ココ」をすぐに意識できる人もなかなかいないと思います。
そこで私自身がやってみて(考え方を変えてみて)良かった思考法があります。
※未来の自分が幸せなら今も幸せ
未来の自分が不幸になりたい。
そのような人はいないと思います。
ほとんどの人は今よりも幸せをイメージするんじゃないでしょうか。
だからこそ、最初から頭の中では「決定事項」にしておきましょうという話です。
未来の自分から見たら今の自分なんて些細なことなんですよね。
「あ~あんなこともあった!」と思う程度かもしれません。
どうせ、未来を考えるならこのような視点もオススメです。