【新刊】価値観をアップデートできる本 西野亮廣の新世界【良書】

・2019年ナンバーワンの書評!

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今日の記事は2019年ナンバーワンの書評です。

と書いておくと「おいっ!」てなる人もいるかと思います。

本日は新年が明けたばかりの2019年1月5日ですからねw

しかしながら、それくらい宣言したい書籍が今回の書評。

今回の書評は西野亮廣さんの「新世界」です。

 

新世界に関しては、去年です。

2018年12月終わりまでに書評するか迷っていました。

年末年始どういう記事を書くか考えた結果。

2019年の今年にあえてまわすことにしました。

西野亮廣さんなら新年にスタートダッシュできる考え方が満載。

 

固定観念を崩す考え方が多いだろうと判断しました。

私は「革命のファンファーレ」を読んで本格的に西野亮廣さんが好きになりました。

はねるのトびら(はねとび)放映時である西野亮廣さんのコンビであるキングコング。

キングコングが人気絶頂の頃はあまり好きではありませんでした。

その当時は2ちゃん脳でもあったので2ちゃんでめちゃくちゃ叩かれてましたからねw

 

ただ、そんな当時でも大好きな番組があったんですよ。

私はその当時はまだ地上波で深夜アニメを視聴していました。

その当時に名古屋のローカル番組で深夜に放送していた番組。

 

※キングコングのあるコトないコト

 

2009年10月27日から2014年3月28日まで。

名古屋の放送局である「メ~テレ(テレビ朝日系列)」で放映されていました。

アニメを見る前の繋ぎで毎週視聴していた大好きな番組です。

この番組のキングコングだけはとても大好きでした。

理由とかわからないけど、大好きだったんですよね。

 

その「理由とかはわからない」という部分。

本書である「新世界」を読んで腑に落ちました。

西野亮廣さんのこの番組への愛がめちゃくちゃ伝わりました。

スタッフとの仲の良さが伝わってきました。

本書のエピソードを読んで番組を好きだった理由が何となく掴めました。

その部分は書評部分では書かないので先に書いておいての本番です。

 

 

書名:新世界

著者:西野亮廣

出版社:KADOKAWA

出版年:2018年11月16日

ページ数:328ページ

 

本書を読んで思うこと。

価値観をアップデートすることができます。

今からの時代はこちら寄りの考え方だと思います。

世間一般で言う価値観の違いによる「炎上」です。

参加していたらダメだと思うんですよね。

 

私は前から書いている通りです。

「炎上」は簡単にいうと2種類あると思っています。

西野亮廣さん風にいうと「おでんツンツン男」です。

吉野家やすき家のアルバイトの店員さんが的なのもそうだと思います。

論理感(衛生面もですが)でダメでしょ?的な炎上。

 

もう1つは「価値観」の違いによる炎上です。

西野亮廣さん、堀江貴文さん、落合陽一さん、田端信太郎さんなどなど。

ZOZOの前澤友作さんもそうかと思います。

Twitterで何気なく発言した内容で炎上が起こることがあります。

これは「価値観(考え方)」による部分も大きいと思うんですよね。

 

私は名前を挙げた人の著作やツイートなどに目を通しています。

だから、「まぁそうだよね」と思うことも多々あるわけです。

それが、炎上していたりすると「えっ…」となることがあります。

○○さんはそんな意図で言ってないよね…ということも見ていてあります。

つまり、「炎上=悪」と決めつけるのもどうかという話です。

だから、自分で咀嚼して炎上することなのか?と考えてみるのもありですよ。

そんなことを書きつつのここからは本書の書評に移っていきます。

 

・「新世界」に向けての考え方が学べる書籍

(P.24) ここ1~2年は、とんでもない規模のゲームチェンジが起きている。とくに『お金』は大きく姿を変えた。当然、扱い方も変わってくる。ほとんどの人がこの変化に気がついていなくて、変化に乗り遅れた順に脱落していっている。キミに守りたいものがあるのなら、この変化を正確に捉えるんだ。少しだけボクの話に耳を傾けてください。そこから一歩踏み出す方法を教えるよ。一緒に勉強しよう。大丈夫、いけるよ。

 

【目次】
はじめに
第1章:貯信時代
第2章:オンラインサロン
第3章:新世界
おわりに

 

クラウドファンディング。

オンラインサロンはもう一般的じゃないでしょうか。

一昔前ならまだまだ怪しさもありました。

しかしながら、信用がお金になる。

これは西野亮廣さんもそうですし堀江貴文さんもそうです。

今の世界を変えていこうとしている人が常々発信しています。

 

そして、信用が無ければお金にならないという話もされています。

そのような部分は革命のファンファーレも含めまして本書もです。

西野亮廣さんの著書を読むと説明に納得が行くと思いますよ。

私は革命のファンファーレを読んでクラウドファンディングの仕組み。

ただ、知名度抜群なだけの有名人ではお金は集まらない。

クラウドファンディングには寄付型と購入型の2種類があるなど。

そのような面をわかりやすく勉強させていただきました。

 

(P.63) 換金するモトとなる「個人の信用」が無ければ、クラウドファンディングでお金を作ることはできない。現代、クラウドファンディングやオンラインサロンといった「個人の信用を換金する装置」が次から次へとポコポコ登場している。信用さえあれば、お金が作れるようになってきた。『信用持ち』は現代の錬金術師とも言える。お金を貯めた人間ではなく、信用を貯めた人間があらゆるメリットを受け取れる時代が幕を開けた。覚えておくといいよ。貯信時代だ。

 

信用がお金になる。

このことは最近ではよく言われることです。

ただし、その注意点も書かれています。

注意点とは「信用をすぐに換金しない」です。

もっと複雑ですけど、簡潔に書くとこうなります。

 

たとえば、Amazonほしい物リストというものがございます。

これは住所とか非公開でプレゼントを送れる機能です。

プレゼントいただきましたーと喜んでいる人も多い機能になります。

しかしながら、この機能に対して「クレクレ君(クレクレ厨)」とか。

「乞食行為」などなど批判的な目線で見る人はまだまだいる世の中です。

そういう人ほど、本書を読んでいただくとより理解を深められると思います。

 

そもそも、プレゼントを募集したところでそんなに簡単にプレゼントは来ません。

ここはクラウドファンディングと似たようなものだと思います。

私が、Amazonからほしい物リストでプレゼントを募集した時期。

約2年前に財布を落として大ピンチなので食べ物を募集しました。

そこが初めてであり約2~3年間は募集なんて一切していません。

 

私のブログはご存知の通りです。

 

※はてなブログ継続日数1832日※

 

約2年前なのでその時点でブログ継続日数1000日超えています。

そのタイミングになってようやく初めて踏み切りました。

おかげさまでいくつかのプレゼントをいただくことができて助かりました。

これもやっぱり日頃からの積み重ねだと思うんですよね。

だからこその信用を貯めるは2019年もっと取り組みたいテーマでもあります。

 

 (P.74) 2017年8月。『polca(ポルカ)』というサービスがスタートした。ポルカは、友達同士の支援サービスだ。クラウドファンディングの小ちゃい版。クラウドファンディングと少し違う点は、支援の募集範囲を指定できるということ。Twitterで広く公開することもできるし、たとえば、LINEグループだけに限定公開することも可能だ。これによって、私的な企画が立ち上げやすくなった。「焼肉、奢って」なんてのもアリ。もちろん、「焼肉、奢って」という企画をクラウドファンディングでも立ち上げることは可能だけど、公開範囲がフルオープンなので、「自分で働いて稼いだお金で買え!」という輩が絡んでくるリスクが高い。この本を手にとっているキミも、もしかしたら、そっち側の人かもしれない。大丈夫、今は世の中の99%が、そっち側だ。

 

polca(ポルカ)ってご存知ですか?

説明は西野亮廣さんの通りです。

注意点も西野亮廣さんの仰る通りだと思います。

ただ、2019年の私はポルカにチャレンジしたい。

ポルカでどんな反応をいただけるか挑戦したい意欲があります。

 

たとえば、4年前に食レポした以来のお店。

名古屋の喫茶マウンテンです。

 

【想像を絶する甘さ 甘口スパで有名なあの喫茶マウンテンへ】

 

最近の書評から当ブログを見た人。

「えっ!?」と驚く記事かもしれませんw

喫茶マウンテンでの壮絶な食レポ体験記を書いております。

 

ポルカは喫茶マウンテンに行くための募集ではありません。

「1年間のブログ運営費」として募集する。

そして、「企画1」として喫茶マウンテンがあるのがいいかもしれませんね。

このようなスタイルで1度募集してみようかと思う線もあります。

その際はTwitterでも当ブログでもプレゼン的な記事を書くかもしれません。

 

もっとも誰からも反応されずにフェードアウト。

そういうことも可能性としてはあり得ると思います。

ただ、最近のサービスに疎いのもあるので勉強も兼ねてもあるんですよね。

ポルカのことを語るのにポルカを知らないってどうなの?じゃないですか。

これは「オンラインサロン」に関しても言えることです。

2019年はどこかの「オンラインサロン」に登録してみるかもしれません。

西野亮廣さんのサロンはすごく興味ありますし筆頭と言ってもいいです。

 

ちなみにオンラインサロンではありません。

ニコニコ動画の有料チャンネルと言える分野。

メンタリストDaiGoさんの月額540円のチャンネルに登録。

そういう経験もあるので抵抗感という面はまったく無いんですよね。

むしろ、月額金以上の価値をいただけて有り難いと思うくらいです。

私はニコニコ動画にコメント書くの大好きだし元チャット民。

だから、メンタリストDaiGoさんによくコメント拾って読んでもらえますw

疑問点を質問してすぐに答えてもらえるってすごい価値ありますよね!

 

(P.88) ここでボクがキミに伝えたいのは、「批判をするな」ということじゃない。「批判をするのなら、これら全てを把握した上で批判した方がいい」ということ。自分が理解できないものを批判してしまうとね、未来の自分の首を絞めることになってしまうんだ。あの時。クラウドファンディングで「スラム街に行く企画」を立ち上げた大学生に対して、もしキミが「自分の金でやれ!」と大声で批判していたら、もうキミの人生から「クラウドファンディング」という選択肢が無くなってしまう。たとえば、3年後。キミの母ちゃんが倒れて、多額の手術費用が必要になったとしても、「自分の金でやれ!」と他人を批判してしまったキミは、「クラウドファンディング」は使えない。

 

批判するなら批判することを知ること。

確かにクラウドファンディングに対して懐疑的な人。

クラウドファンディングなんてセコいなどと思う人。

両親が倒れて多額の手術費用が必要になる緊急事態に陥りました。

その時にクラウドファンディングで募集しようとは思いませんよね。

だからこそ、「全てを把握した上で」が大切なんじゃないでしょうか。

 

(P.110) まもなく、個人の信用がモノを言う時代に突入する。当然、匿名のSNSは得策じゃない。匿名で呟いても実生活における信用ポイントは増えない。実名で活動し、信用ポイントをキチンと自分の名前に貯めて、自分を「ブランド化」しておくことが、この先のキミの身を守ってくれる。これは今すぐやれることだけど、キミはどうする?

 

私は前から書いている通りでFacebook(フェイスブック)はやっていません。

本名(フルネーム)という敷居は私にとって高すぎるハードルです。

ですから、西野亮廣さんの意見を参考にできる人。

すぐに飛びつける人と飛びつけない人がいるかと思います。

私はまだ「今すぐやれるけど飛びつかない」方に行きます。

 

理由としては「ふろむだ」さんという人が書いていたことです。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているという書籍。

ベストセラーですし既に読まれている人もいるかもしれません。

そちらで「本名」と「ハンドルネーム」についてのことが書かれていました。

ふろむださんはハンドルネームでも頑張れる道筋を指し示しくれていると思います。

 

本名の方がというのは西野亮廣さんが仰る通りではあります。

ただ、本名でしたネットでの発言って消えない部分もありますからね。

俗に言う「デジタルタトゥー」というやつです。

ずーっと付きまとってしまうリスクも取らないと行けなくなります。

だからこそ私は慎重派であり今のままを選んでる部分もあります。

 

(P.117-118) 嘘は感情ではなくて、環境によって”つかされる”んだ。誰一人として嘘はつきたくないんだけど、嘘をつかざるをえない環境になった時に嘘をついてしまうのがボクらだ。嘘をつきたくなかったら、やることは一つ。「嘘をつかざるをえない環境」に身を投じないことだ。さらに踏み込むと、「嘘をつかざるをえない環境に身を投じなくても生きていける環境」を作ることだ。この環境作りが、信用稼ぎの第一歩目。

 

「嘘は感情ではなくて環境によってつかされる」という部分。

私は名言中の名言だと思います。

西野亮廣さんの引用の前後を読めばさらに腑に落ちると思います。

私の理想的な生き方は引用の最後に書いてあるこちらです。

 

※嘘をつかざるをえない環境に身を投じなくても生きていける環境を作ること

 

誰だって私生活あれば「環境」に左右されることがあると思います。

そんな環境に左右されないように2019年はこの環境作り頑張りたいです。

 

【新世界】

 

・まとめ

【新刊】価値観をアップデートできる本 西野亮廣の新世界【良書】でした。

自分の価値観ってどこから来ているのか?

そのことを考えてみるのも大切だと思います。

本書は既存の枠からはみ出る考え方が多く書かれています。

だからこそ、読んでおくと無闇に炎上に飛びつくことが無くなると思います。

そして、「これ、なんで炎上してるの?」という視点にもなるかもしれません。

炎上に限らずですが、価値観をアップデートできる良書でした。