・読書する前に読書術
読書に対してのスタンス。
ココに関しては人それぞれ様々。
やり方は多様性があっていいんじゃないでしょうか。
読書は「勉強」という人。
読書は「成功するために」という人。
こういう価値観にメスを入れるのが本書です。
私は「多様性」というのを重視しています。
やっぱり、人それぞれの生き方や考え方ってあります。
だから、自分で学んで自分が合うことを取り入れるのが大切です。
他人がいくら「これ最高!」と思っても本人はクエスチョン。
逆に「これは無い!」も有りなのかもしれない。
自分で取捨選択するのが大切です。
ちなみに最近の私の読書のスタンスはこちら。
「本から1つでも良い部分があればいい」
「マンガを読むように元気をもらえればそれでOK」
結果を出そうと意気込みすぎると読書がツラいものになってしまいます。
だからこそ、マンガを読むように取り組むゆるい意識も良いと思うんですよね。
そんな読書に関してのスタンスを学べる読書術を紹介していこうと思います。
書名:夢をかなえる読書術
著者:伊藤真
出版社:サンマーク出版
出版年:2017年4月21日
ページ数:174ページ
なんとなく本を読んでいませんか?
本を汚せば汚すほど、あなたの人生はひらけていく。
最初は何となくの読書でも私は良いと思います。
私も読書の始めは著者も何もかもわからないので読みまくりました。
そうすると自分に「合う合わない」が出てきます。
この著者さんは有名だけど、自分に合わない。
この著者さんは出版数は少ないけど、自分に合う。
そのような感じで「肌感覚」が掴めてきます。
合わないなら無理をしないってことも大切だと思います。
そのような私なりの読書術も紹介しながら書評させていただきます。
・今すぐ本を読みたくなること間違いなしの読書術
(P.7-8) 本の読み方・感じ方は、いつでも誰にとっても自由です。そして、どんなときでも必ず何かを感じさせてくれるものが、本です。本の何かが自分の琴線に触れて、その世界に興味を持ったり、問題意識を抱いたり、自分の行動を変化させます。自分を進化させ、夢の実現を後押しし、幸せになるための読書術とはどんなものか。どんな本を積極的に選び、使い、学ぶのか。本をどのように汚し、自分のものにしているのかを、これから本書でお伝えしていきます。この本が、少しでもお役に立てばとてもうれしく思います。
【目次】
はじめに
第1章:夢をかなえる本の「選び方」
第2章:夢をかなえる本の「使い方」
第3章:夢をかなえる本の「学び方」
第4章:本をもっと楽しむために
第5章:読書で夢をかなえる
おわりに
本書の目次です。
冒頭の伊藤真さんの言葉から素敵な言葉のオンパレード。
「選び方」や「使い方」や「学び方」
夢をかなえる本に関してわかりやすい。
そして、「夢をかなえる」ということを意識していない人もですよ。
読書に関しての取り組み方が変わる可能性がある書籍でもあります。
(P.19) 「はじめに」でも触れましたが、そもそも私は、「おもしろくない本」とか「役に立たない本」というものは、この世に存在しないと思っています。なぜなら、「いまの自分」にとって、そう感じるだけだからです。さらには、その本が「おもしろくない」ということを気づかせてくれた、それ自体も学びです。さらに言うと、本というものは、最後まですべて読み切れなくてもいいのです。いろいろな本を手にして、ピンと来たものを読み進めればいい。いま読めなくても、いつか読めばいい。
私も読書のスタンスとしては一緒です。
おもしろくない本や役に立たない本は無いと思っています。
今の自分にというのもありますが、「合う合わない」があります。
今だとテレビやSNSで人柄を知れる著者さんがいるじゃないですか?
たとえば、堀江貴文(ホリエモン)さんが大嫌いという人にですよ。
ゼロや多動力おすすめだからと言っても無理!になると思います。
もちろん、嫌いだったけど本を読んだら好きになるパターンもありえます。
私はどちらかというとこちらのスタンスを取る人ではあります。
マスメディアからの人柄って「先入観」もあるのであえて切り込みました。
私は堀江貴文(ホリエモン)さんは読書から好きになったはずですから。
キングコングの西野亮廣さんも「革命のファンファーレ」を読んで変わりました。
読んでみてそれでも嫌いなら嫌いでいいんですよ。
それはそれで「学び」になったわけですから。
その人の本は自分に合わないから読まないようにしようでいいわけですからね。
いろいろな人やいろいろな本を読むことによって認識が変わることもあります。
(P.82) 本を何日かにわけて読むメリットは、昨日読んだところを思い出しながら、今日読んだところに「つなげていく」ところにあります。つまり、「昨日読んだところはどんな内容だっただろう」と思い出したり、それを自分の中で要約したりする訓練ができるからです。前回読んだときから時間があくことによって、再度読み始めるときはその世界に入るために、いったん途切れた部分をつなげる作業に頭を使わなければなりません。それが、頭を鍛えるのです。頭は少し負荷をかけると、どんどん機能が向上していきます。長い小説や難解で重たい小説は、恰好の訓練になるでしょう。
私は西尾維新先生の作品が大好き。
戯言シリーズや物語シリーズは長いと思います。
でも、西尾維新先生の作品を読んだ後にビジネス書や実用書を読む。
頭を鍛えた感が確かに出て訓練になっていると感じます。
もちろん、西尾維新先生の作品が大好きでおもしろい。
だから、読み続けられるというのはありますが。
心理学の翻訳本。
スピリチュアル系の翻訳本もそうだと思います。
ロバート・チャルディーニの影響力の武器。
エックハルト・トールのニューアース。
読み切るの1日では無理で数日にわけましたからね。
そういうときは昨日読んだところは?と考えたりもします。
【影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか(ロバート・B・チャルディーニ)】
【ニュー・アース 意識が変わる 世界が変わる(エックハルト・トール)】
どちらの書籍も評価が高いです。
2019年もう1度読み直そうと思っています。
(P.102-103) 私自身のことをいうと、重要な本は必ず二度、三度と読んでいます。そのたびに新しい発見があり、感動があるからです。本を読んだあとの自分が、まだ読んでいない前の自分と別人になったように感じられれば、それは読書によって自分が高められたからにほかなりません。たんに知識を頭に入れるだけだったら、一回読めば十分でしょう。でも自分を高めたいなら、重要な本は二度、三度と読むべきです。つい昨日読んだ本でも、もう一度読んでみると、新たな発見があります。
重要な本は2度や3度どころかですよ。
私は7回くらい読む意識でいます。
というよりも自然と何回も読みたくなる。
このように言ってもいいかもしれません。
やっぱり、読み直すと新たな発見があることは確かです。
私は当ブログの自分の書評を読み直して新たな気づきを得ることもありますw
(P.110-111) 私はよく、自分の仕事場で、立って本を読みます。というのも、私の部屋には、買うだけ買っていつか読もうと思っている本がたくさん積みあがっているからです。昼間はほとんど外出しているので、自分の仕事場に戻る暇がありません。夜になってやっと戻ってきたとき、部屋に入って最初に目に飛び込んでくるのは、積ん読の山。それが目につくので、つい立ち止まって、パラパラ本をめくって立ち読みを始めてしまいます。自分の机と椅子があるものの、あえて立ったまま読みます。立ち読みのほうが、頭がクリアに働いて、短時間で集中して読める気がするからです。
私は基本的に積読はしません。
ただ、「立ち読み」はするので気持ちわかりますw
本棚の前で本を取ってパラパラ~と読んでみる。
いつもと違う意識で読めることあるので私はよくやります。
それに足つぼを刺激する道具ってあるじゃないですか?
アレを踏みながら本を読むようなこともしています。
本は座って読むものという固定的観念がある人。
たまには違うスタンスでの読書を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
(P.112-113) 本を読むのが苦手という人は、「読書は難しい」「読書はお勉強」というような先入観があるように思います。でも本を読むことは、映画を見たり、音楽を聞いたりするのと同じ感覚でいいのです。映画を見て感動したり、音楽を聞いて心がちょっと動かされたりするように、本を読んで心に何かが響けばいい。「すごいな」とか「こわいな」とか「えっ、そんなことがあるの?」とか、何かを感じ取れば、それで充分です。「成長」とは、昨日の自分より、今日の自分が少しだけ変わったと思えること。昨日より少し優しくなれたり、昨日よりちょっと辛さが理解できたりすれば、それは立派に成長していることになります。
著者の伊藤真さんが仰る通りです。
もっと気楽なスタンスでいいんですよね。
私の書評は「読書感想文」です。
気楽に書いて気楽に読んでほしい。
そこから本自体に興味を持っていただけたら嬉しいですから。
知的好奇心旺盛な私にとって読書は知らない世界が知れる情報源。
自分が生きているだけでは到達できない世界のことを知ることができます。
いろんなことを知ることができる読書。
いろんなことを惜しげもなく教えてくれる著者の方々。
読書って本当に素晴らしいと本書を読んで改めて思いました。
【夢をかなえる読書術】
【2019年のモチベになるお年玉的なプレゼント大募集】
・まとめ
人それぞれ様々を知れる読書 伊藤真の夢をかなえる読書術でした。
私の人生にとって影響力が絶大なこと。
1つはインターネット。
もう1つは読書です。
読書の効能や恩恵を受けたと感じることは山程あります。
今年は1月1日から書評を早々と開始しました。
1冊でも多く素晴らしい書籍に出会えることを今から期待しています。