・読んでいてわかるわかると思った書籍
2018年5月。
この時期を私の「人生の転換期」と位置づけています。
実は去年もこのようなことを言っていた気がします。
そして、変われずに年末まで行ってしまった。
「悪い方」に元に戻ってしまったとも言えるかもしれません。
去年の反省点。
ここ数年の反省点。
そこを踏まえながら変わろうと思っています。
と言うよりも、最近は切実なんですよね。
どういうことか簡単に書くとこういうことです。
・やらなきゃ死ぬという感覚
すごく抽象的だと思いますw
と言っても具体的に書いても本人の問題です。
私が言いたいことはこういうことです。
・今ならまだ間に合う
ここに集約されています。
要は「集中」する部分を絞る。
娯楽を適度に絞って「やることやる」ということです。
このままだとヤバいと言うのはヒシヒシと感じているわけです。
逆に言えば、だからこそそれをモチベーションにできる。
ヤバいと感じるよりも「成功」した自分を感じる。
毎日やるしか無いという気分で過ごしています。
先ほど書いた、「やらなきゃ死ぬという感覚」です。
こちらは今回の書籍を読んで特に思いました。
その後に「最高の開き直りポイント」というのも追加します。
要は、開き直って頑張ろうという話しです。
つべこべ言わず。
アレコレ言わず。
ただ、やるのみだなって思っています。
ムダな思考や行動をやめて集中する。
それこそが「没頭」なのかなって思っています。
今回の書籍は吉田尚記さんの書籍です。
吉田尚記さんはニッポン放送のアナウンサー。
ニコニコ関連でも有名な人です。
と言っても、私は吉田尚記さんのニコニコ生放送はまだ見たことがありません。
ニコニコ超会議だったか、ニコニコ超パーティーですね。
落語をやっているのを見たことがあるくらいです。
ただ、本業のアナウンサーは印象があります。
ニッポン放送のアナウンサー。
ニッポン放送と言えば、オールナイトニッポンです。
私はラジオや雑誌にハガキを送る元ハガキ職人でした。
ニッポン放送もよく聞いていました。
私の時代は荘口彰久さんがニッポン放送のエースと言っても良い時代でした。
分かる人がどれだけいるかわかりませんけど、ラジオリスナーの人。
「わかるわかる」と思う人が何人かいることを信じますw
そして、今回のメインになる「吉田尚記」さんです。
吉田尚記さんは新人で入ってきた時期だったような気がします。
私はT.M.Revolutionの西川貴教さん。
西川貴教のオールナイトニッポンが特に大好きでした。
たま~に吉田尚記さんが中継的なことで登場していた印象があります。
西川貴教さんに吉田尚記さんが弄られていた印象があります。
私の吉田尚記さんの印象の原点はそこなんですよねw
そこから吉田尚記さんもすごく有名になっていると思います。
書籍もいろいろ出版されていて私も何冊か読んでいます。
【なぜ、この人と話をすると楽になるのか】
【コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力】
主に会話術。
コミュ力系の書籍を読みました。
アナウンサーなのでこういう路線はわかります。
今回はそれとはベクトルが違うので気になりました。
吉田尚記さんの言う没頭力とは。
人生におけるラスボスと言う部分で気になる人も多いかと思います。
書名:没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術
著者:吉田尚記
イラスト:ヤスダ スズヒト
出版社:太田出版
出版年:2018年2月24日
ページ数:208ページ。
新刊の定義は3ヵ月半。
それを踏まえると書評をしている現時点。
5月9日の時点ではまだまだ新刊になります。
「なんかつまらないを解決する技術」っていいですよね。
私は時計を見たときにまだこの時間か…と思う時間を減らしたい。
もっと1日があっという間に過ぎる感覚を会得したいと思っていました。
本書を読んで腑に落ちたといいますかすごく良書でした。
1度ならず2度、3度と何度も読み直したいと思えるくらい良書です。
個人的には今までの吉田尚記さんの書籍で1番大好きです。
私の今求めている答えが詰まっているという部分でも最高でした。
それでは、気になる部分を掻い摘んでここからは書評していきます。
・人生における「ラスボス」 それを解消する吉田尚記の没頭力
はじめに:「なんかつまらない」と思っている人たちへ
1:没頭を定義する
2:「没頭」の仕組み
3:「没頭」できる体をつくる
4:「没頭」するテクニック
5:「没頭」を味方につける
あとがき
(P.6) 本書を構成するにあたって、著者は考えたことや独自にインタビューしたことなどを、自らのPCを通じてツイキャスやニコニコ生放送で話しました。本文中、<>で示しているのは、そのときに寄せられた視聴者のコメントを適宜改編したものです。本書は、そのようにして"没頭"して考えてくださった方々とともに作りました。
(P.23) 人生におけるラスボス的な「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」に対抗するために、「没頭する技=没頭力を身につけよう!」というのがこの本のテーマです。
没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術の目次です。
本書のテーマは今を生きる。
これからの時代で特に重要になるテーマだと思います。
「没頭力」ってすごく良い言葉です。
ちなみにこちらは吉田尚記さんがニコニコ生放送で放送したこと。
ツイキャスなどもそうみたいですけど、そちらをまとめたようです。
吉田尚記さんのニコ生をまとめた書籍は過去にも読んでいます。
そういう意味でいうとニコ生を覗いてみたいと思っています。
(P.33) 人間って基本的に経験を積めばスキルが上がるものです。そこで、本来もっとも上げるスキルって何? って考えたとき、「自分が一番磨くべきスキルは、自分が楽しくなるスキル」だと僕は思うんです。しかもそれはスキルなので磨くことができる。ここがポイント。
スキルと言うと「技術」を思い浮かべる人が多いと思います。
典型的なのは「資格」ですよね。
とは言え、その前に高めたいこと。
それが、「自分が楽しくなるスキル」と吉田尚記さんは仰っています。
私はこの部分はすごく重要だと思います。
なぜなら、2つのパターンを考えてみてください。
・嫌々、英語を勉強する。
・外国人の彼氏(彼女)とナチュラルに会話するために英語を勉強する。
どちらが没頭して身につくかは明白ですよね。
それは「楽しくなる」って想いがあるからです。
楽しいことなら時間はあっという間に過ぎると思います。
だからこそ、楽しくってことは重要だと私も思います。
ただ、「無理やり楽しむこと」はそれはそれで違います。
本書はそういう部分も補足されているのですごく良いです。
(P.54) 最難関の試験に合格する人のほとんどは、「試験はゲームだ」って言うんですよね。勉強そのものが楽しくてやっているの。反対に東大に入ることが目的になると、勉強は「意味」になってしまう。行為に意味を求めている人は、行為自体が楽しくてやっている人には、絶対に勝てないんです。
続きになりますけど、楽しむことの重要性。
楽しむことによって成功する。
このことは多くの書籍で語られています。
とは言え、
「楽しいことがわからない」
こういう意見もめちゃくちゃわかるんですよ。
そして、自分が楽しいことをやっていると強迫観念。
「これをやっていて大丈夫なのかな…」という気持ち。
こちらもめちゃくちゃわかります。
なぜならば、私がそうだからです。
勉強を楽しむと言っても楽しめない人は多いと思います。
そういうときは「分解」するのが本当に良いと思います。
「分解」するとはどこかに「自分の大好き」なことがあるからそこを見つける。
大好きな部分を伸ばすにも繋がるです。
それも見つからないのなら「達成した自分を感じる」です。
私はそれを感じてから少しブレークスルーが起きています。
(P.83) 僕が絵を描くことに没頭できないのは、「こういう絵が描きたい」っていうゴールが思い描けないから。反対にプラモデルならいけます。「こういうプラモデルが欲しい」っていう完成図が自分の中で描けるから。これって「ゴールが明確」ということですよね。「自分の中で完成図が書けるかどうか」というのも、その対象に自分が没頭できるかできないかを見分ける方法のひとつかもしれません。
人それぞれの向き不向きってあります。
だから、どれもこれも没頭する必要は無いんですよ。
というよりも、没頭できないと思います。
私も絵を書くのはすごく苦手で描けません。
ただ、文章を書くのは大好きなので完成図を描きながら書けます。
まさしく、著者の吉田尚記さんが仰っているようなことです。
(P.126) 「自身の感情を『ニコ生』でさらけ出して、それをみんなが承認してくれるというのは、かなりポジティブな力が強いんですよ。生身の人間関係以外で、ひきこもりの人が多少なりとも自己肯定感を修復できるメディアというのは、本当に『ニコ生』しか僕は知らないですね」。そう斎藤先生はおっしゃっていました。確かに「ニコ生」のフィードバックがすごくよくできているということは、僕自身も実感します。
私は「ニコニコ生放送に進出」するということは常々言っています。
どうしてかと言うと私が合うプラットフォームと思っているからです。
行き当たりばったりで言っているわけではなく人生経験を踏まえてですね。
ひきこもりの人がひきこもりから脱出した話し。
引用のニコ生の部分は書かれています。
私はこれはもっと大枠で良いと思うんですよね。
・ネットがあるからひきこもりから脱出
私はこれくらい言っても良いと思うんですよ。
リアルで辛い思いをして過ごしている。
でも、ネットでは違う。
ネットで楽しい気分を味わったらリアルでも。
今の時代はネット=リアルは繋がります。
これは、良い部分もあり悪い部分もあります。
悪い部分はたくさんニュースになりますよね。
でも、良い部分も沢山あるんですよ。
私はネット文化の「恩恵」をたくさん受けている人間だと思っています。
ネットが無かったら本当にヤバい人間で人生が終わっていた。
それくらい思えるほど、ネットの発展には感謝しています。
ニコニコ生放送はどうあれ、いつか必ず放送しようと思います。
(P.160-161) 飛行機とか新幹線の中で集中できるのは、時間制限という「締め切り」があるから。普段の生活の中でも、この時間までに〇〇を済ませるとか、自分で締め切りを決めると没頭しやすくなりませんか? これは「ゴールを明確にする」ためにもすごくいい方法だと思います。
「締め切り効果」は私も感じます。
私は今はブログ記事の投稿時間は特に決めていません。
でも、24時間のどこかで投稿しなければ、ブログ継続日数は途切れる。
そう思うと、朝起きてネットサーフィンしてすぐに執筆に取り掛かります。
「下書きを保存」してすぐに投稿できる段階にします。
「ゴールを明確にする」って大切です。
ここを読んで私も改めてブログ更新時間を再設定。
毎日この時間に投稿しますという時間を設定しようかと思いました。
たとえば、「18時」や「19時」が良いかなって思っています。
これは試行錯誤して考えようと思っています。
もしかしたら、朝のほうがいいよって思っている人も多いかもしれません。
朝の「7時」や「8時」にブログ更新していないからわからないだけ。
もしかしたら、そちらの更新が嬉しい人が多いかもしれません。
時間制限とゴールを明確にして意識する。
これからの夏に向けて特に意識したいことです。
【没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術】
・まとめ
没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術。
吉田尚記の書籍を読んだ読書感想文でした。
今回の書籍は「座右の書」と言える素敵な書籍です。
何度も読み直したいと思える書籍でした。
「没頭」することの重要性。
「没頭」ってどういうことなの?と思える人。
没頭することの大切さを学べた書籍でした。