☆原点回帰と言える著書を久しぶりに読み返してみた
当ブログの読書感想文。
書評のブログタイトルでときどき出てきます。
【座右の書】という言葉です。
私なりの座右の書の定義として書きます。
何度も読み返している著書。
ちなみに私の言う「何度も」の定義は「5回以上」を目安にしています。
その何度も読み返している著書で特にオススメしたいイチオシの本。
そちらを【座右の書】としてブログ記事タイトルに入れています。
座右の書は簡単には入れない言葉でもあります。
逆に言えば、座右の書と書いている本はとても役に立った。
窮地から救ってくれた著書や考え方が変わった著書が多いです。
今日の記事を投稿する3月6日現在。
【座右の書】は3冊紹介しています(今日の記事で4記事目)
初期の書評でブログ記事タイトルに入れず座右の書と紹介した著書もあります。
それを踏まえるともう少し座右の書は増えるかもしれません。
もう少し紹介した本が増えたら座右の書カテゴリーを作るかもしれません。
そのときは今回の著書もラインナップに加えたいと思っています。
書名:「言葉」があなたの人生を決める
著者:苫米地英人
出版社:フォレスト出版
出版年:2013年8月8日
ページ数:240ページ
苫米地英人さんと言えば有名な著者。
「201冊目で私が一番伝えたかったこと」という著書があるくらい。
多くの著書を手がけている人です。
何かしら苫米地英人さんの著書を読んだことがある人も多いんじゃないでしょうか。
当ブログでは過去に1冊だけ苫米地英人さんの著書を紹介しました。
【自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術】
苫米地英人さんが選んだ名言集。
しかしながら、名言でアファメーションという少し変わった著書です。
ユーアファメーションは知らなかったので目からうろこでした。
今回紹介する著書は言葉。
それに潜在意識も絡んでくる著書です。
最初に座右の書ということを書かせていただきました。
私は苫米地英人さんの著書を一時期かなり読んでいたことがあります。
数えてないからわかりませんが、20冊以上は読んでると思います。
その中で1番読み返している著書が言葉があなたの人生を決めるです。
本というのは読めばいいということではなく実践して成果が出てですよね。
復習も兼ねての実践により落とし込めるように紹介させていただきます。
☆【座右の書】したい、選ぶ、好む!! 言葉があなたの人生を決める
まえがき
第1章:人生の「ゴール」を設定する
第2章:あなたの人生を一変させる「言葉の法則」
第3章:自己イメージとブリーフシステムを変える方法
第4章:ゴールを脳にプログラミングする技術
第5章:あなたをゴールへ導くメカニズム
あとがきに代えて──イメージが未来をつくる
(P.12) 本書が示すアファメーションの全体像がわかれば、あなたは明日からでも、人生のゴールを達成する大きな一歩を踏み出せるはずです。
「言葉」があなたの人生を決めるの目次になります。
アファメーションの説明を簡単にします。
自分に語りかける肯定的な暗示。
「私はできる!」とかそのような感じの言葉を語りかけることです。
言葉が大切というのを1番に学んだのは斎藤一人さんでした。
どんなことも起きても「ツイてる」と言おうで有名な人です。
天国言葉と地獄言葉というのも有名だと思います(詳しくは調べてみてください)
その他で言うと今回紹介する著書で気づきを得たことがすごく多いです。
ブログカテゴリーこそ潜在意識にしました。
本書はその一言に集約されません。
ゴール設定をして目標に向かう。
自己イメージや信念を変える大切さ。
何かを達成したい人や言葉の大切さを学びたい人は読む価値ありますよ。
(P.56-57) ブリーフシステムを変えることができれば、結果はついてきます。会社の中での立場も、家族の生活も、障害物を築いているのは、あなたのブリーフです。それを変えるだけで、これまでとは違う結果が生まれ、人生が開けてくるのです。
ブリーフ=あなたの信念。
ブリーフシステムは信念体系と言っていいと思います。
障害物を障害物と感じるのは自分自身の問題。
人に話して解決したという経験は誰しもがあるんじゃないでしょうか。
それは、人それぞの信念が違うから障害物への接し方が違う。
だから、他人だと解決方法もあっさりと見つかるもあると思います。
いつも同じ障害物に体当りして進めない。
そういう人は信念を変えて障害物を飛び越えるくらい違う考え方をしたいですね。
(P.75) あなたがとる必要な選択と行動は、そのすべてが「したい」「選ぶ」「好む」という気持ちから起こすことができます。ポジティブな動機を持てば、問題の解決、対立の解消、満足できる最終結果というポジティブなイメージが潜在意識に刷り込まれます。このことが、最終的な結果のイメージを満足感、達成感、喜びの感情と結びつけ、目標達成を楽しいものにしてくれるのです。
したい、選ぶ、好むという気持ちから選ぶ。
苫米地英人さんの言葉で有名な言葉があります。
したい=want to
しなければならない=have to
日々の生活をしたい(want to)にすべてしていこう。
このようなことを多くの著書で書かれていますし動画でも言われています。
私がそのwant toの概念を初めて知ったのが本書です。
私の私生活はまだまだhave toが多いと思います。
とは言え、それは先ほどの信念体系も関係があると思います。
意識的にwant toを選んでより良い未来になる選択をしていきたいです。
(P.103) 「私はこういう人間だ」と考えて、そのとおりにふるまえばふるまうほど、あなたの現状のブリーフシステムは、より強化されざるをえません。つまり、現状のままほうっておけば、あなたのブリーフシステムは外からの情報によってどんどん強固になり、自己イメージも固定的になっていくわけです。世の中には、そうした例がいくらでも見つかります。
最近の若者はとついつい口を出してしまう老人の例が書かれていました。
老人に限らず「男性だから」とか「女性だから」とか。
「都会の人は○○」とか「田舎の人は○○」とか。
そういう信念体系が出来上がってしまうのはあるんじゃないでしょうか。
私に関しては「食べても太らないし」という信念体系があります。
悪い方だと「腹痛になりやすい」という信念体系があります。
よく腹痛止めの薬を飲んでしまうのでそれが癖になって信念体系の強化。
どんどん悪い方で強固になっている気がします。
だからこそ、固定的な自己イメージを壊していくこと。
壊すことを意識しておかないと危険だと思いました。
(P.163) 新しい自己イメージを獲得するために、最初に準備をしてください。人生のゴールを達成したときに自分がいる場所、自分が身につけている能力やスキル、話をする相手、立ち居振る舞い、態度などをひとつひとつ想像しましょう。そして、その新しい自己イメージに、強いリアリティを感じるようにしてください。
悪い信念体系や自己イメージを壊すってどうしたら?
ここからの引用はその疑問を払拭する引用になると思います。
簡単に言っちゃえば悪いことを考えるのではなく自分のなりたい理想像。
人生のゴール(わかりやすく言えば将来の夢や目標)を達成したときの自己像。
今の自己イメージとかけ離れている場合が多いと思います。
そういうことを1つ1つ変化させていくのが大切ってことです。
ここで重要なのが強いリアリティを感じるようにする。
最近の私はこの部分が抜け落ちていたと本書を読み直して感じました。
現状維持に引き戻される。現状を強く認識していたと思ったので改めたいです。
(P.180-181) 職場のデスクは、ゴールを達成した将来のあなたが使うにふさわしいデスクでしょうか。仕事から帰って疲れをとる風呂のバスタブ、あるいは明日の活力と健康を取り戻すための寝具は、将来のあなたにふさわしいでしょうか。ふさわしくないものばかりに囲まれ、まだ身の周りには影も形もないふさわしいものもたくさんあるはずです。すべてのふさわしいものに囲まれている自分を想像し、その基準を頭の中に刻み、それらがそろった状態に慣れ親しみましょう。すると、あなたは現状に不満を覚えるようになり、潜在意識はあなたをゴールの達成へと駆り立ててくれます。
現状の自分と未来の自分。
将来大きくなりたいと思っているなら今の生活どうなの?って話しですね。
わかりやすい例で言うと高級マンションに住みたい。
例えば、六本木ヒルズやみなとみらい辺りに住みたいと頭で考えたとします。
住みたいと頭で考えるだけでその現状に甘んじていてはダメってことです。
住みたいなら住みたいなりにきっちりと相応しいものに囲まれている自分。
その基準や価値観を刷り込んで普段の生活をしていくってことです。
ここまで将来の自分をイメージしている人は少数派だと思います。
私なりの経験で言うとそれだけ人間の現状維持に戻す力って強いです。
現状維持の力を舐めちゃダメだと思います。
本書を読んで良くなってもいつの間にかセルフイメージ下がってましたし。
もう1度、改めて最初から実践していこうと思っています。
【「言葉」があなたの人生を決める】
☆まとめ
「言葉」があなたの人生を決める。
苫米地英人の著書を読んだ読書感想文でした。
私生活の言葉の質が人生の質。
大げさでもなくそのように感じてしまう今日この頃です。
今回は私の座右の書と言える本を紹介させていただきました。
読み直して座右の書に恥じない人生をもっと生きようと強く決意できました。