ひとりぼっちも悪くない SOLO TIME(ソロタイム)を学ぼう

・しっかりしてるけど面白い内容の本でした

f:id:acutehappp:20171130104041j:plain

 

家族。

友人。

恋人。

皆さまの交友関係いかがでしょうか。

人に左右されて時間を消費している人。

ボッチでソロタイムを満喫している人。

人付き合いはいろいろあると思います。

 

今回の著書はSOLO TIME(ソロタイム)。

1人の時間を大切にという意味合いです。

そういう意味で言うとひとりぼっち。

常にひとりぼっちだから関係ないと思う人もいるかもしれません。

私も友達は多い方では無いので痛く共感する部分ですw

 

そんな人が今回のSOLO TIME(ソロタイム)を読んで思ったこと。

今がボッチの人にもすごく役立つことが書いてあります。

逆にボッチは強みと自信を深めることができる著書かもしれません。

読んでいて説得力がある部分。

それに生活に活かしたいと思える部分がたくさんありました。

 

 

書名:SOLO TIME (ソロタイム) 「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

著者:名越康文

出版社:夜間飛行

出版年:2017年6月12日

ページ数:256ページ。

 

SOLO TIME (ソロタイム)の出版社の夜間飛行。

初めて聞いた出版社です。

色んな本を読んでいると初めて知る出版社も多くあります。

夜間飛行ではなく星間飛行なら知ってるんですけどね。

キラッて感じに書評をしていきたいと思います。

 

・ひとりぼっちも悪くない SOLO TIME(ソロタイム)を学ぼう

 

第1講:あなたは群れの中で生きている
第2講:本当の自分の人生の見つけ方
第3講:自分の心に打ち勝つ
第4講:身体に秘められた知恵と出会う
第5講:人生を変える習慣の力
第6講:もう一度、人と出会う

 

SOLO TIME (ソロタイム) 「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である。

名越康文の著書の目次になります。

精神科医の人が書いた著書。

ということで内容は超しっかりとしています。

論理的にひとりぼっちの良さを説明してくれています。

そういう意味で言うと先程も言いましたけど今がひとりぼっちの人も安心です。

 

(P.27) 私たちの思考や感情は、周囲の人間関係や環境から、常に強い影響を受けています。普段顔を合わせる人や環境から離れ、いつもと違う場所でひとりぼっちの時間を過ごす。そんなソロタイムが私たちにもたらしてくれるのは、いつもとは違う思考であり、いつもとは違う場所です。

 

人間関係や環境から影響を受けている。

私はこの部分は大いに影響あると思っています。

一見すると言い訳ぽく感じると思います。

ただ、こういう影響って言い訳じゃないと思うんですよね…。

だからと言って分かって抜け出さないのもまた別ですが。

ひとりぼっちの時間の大切さ。

ソロタイムの大切さを著者の名越康文さんが述べています。

 

(P.43) 個人の成長や成功は、群れの中での地位を高めることもあれば、群れの中でのあなたの居場所を失わせてしまう要因にもなります。私たちは、近代化する社会の中で「自由に生きる権利」を得た代償として、群れの中で心から安心できる居場所を失ってしまったのかもしれません。

 

たとえば、成功した有名人。

成功した後に一般人の友人との付き合いが悪くなったとします。

それは、別に変なことではなく当たり前なんですよね。

何故かと言うとその人の住んでいる世界が変わったから。

成長や成功を重ねると人それぞれの価値観やレベルが変わります。

この人と最近、気が合わなくなったと思ったときです。

そのときはあなたが成長したとき。

もしくは相手の人が成長したときという可能性がありますよ。

 

(P.65) なぜ、集中することによって才能が開花するのか。そこにはさまざまな説明が可能だと思います。でも、間違いなく言えるのは、私たちは何かに集中している時、「群れ」からの評価を気にせず、自分の内側にある、自分だけの尺度で物事に取り組んでいる、ということです。何かに集中するということは、実は群れの中にありながら、自分だけの時間、すなわち「ソロタイム」を過ごす、ということなのです。

 

集中力の大事さはめちゃくちゃわかります。

最近は集中力のことは口を酸っぱくして言われている気がします。

この集中すること。

ソロタイムを過ごすという部分に置いても最高です。

日々の生活で交友関係が広い人。

たまには集中。没頭する時間をつくってみるのはいかがでしょうか。

 

(P.89) 一番わかりやすいのは、「旅に出る」ということです。一人で何泊か、できれば三、四泊以上の旅に出る。そうすると、おそらく二泊目か三泊目ぐらいの旅先のベッドの中で、あなたはふっと心が軽くなり、日頃思い悩んでいたことが、別に大したことじゃかい、と感じ始めている自分に気づくはずです。

 

旅に出たいです。

当ブログの読者さんは「この人またか…」と思うかもしれませんw

旅に出たい気持ちが強い意志でず~~~っとあります。

でも、元をたどると旅と言うか私は「ホテル暮らし」をしたいんですよね。

ある意味でホテル暮らしをゆくゆくはしたいは揺らいでいない目標かもしれません。

ホテルに三泊とか四泊する。

そして、また別のホテルで宿泊する。

それでいて、仕事もホテルでしっかりこなしている。

そういう生活をするのが目標だったりします。

 

(P.191) スポーツ選手は、たった数日のブランクを取り戻すのに一ヶ月かかる、と言われています。長年の積もり積もった悪い生活習慣を良いものに変えていきたいのであれば、少しずつでも「毎日続ける」ことが大切だということがわかります。人はすぐに結果を求めたがります。しかし、どんな分野でもそうですが、新しいことに取り組むのであれば、少なくとも百日ぐらいは続けないと、効果の有無を判断することすらできません。

 

習慣って本当に大切です。

習慣の章は習慣のこと大好き人間なので楽しく読ませていただきました。

著者の名越康文さんが言う「人はすぐに結果を求めたがります」という部分。

ホントそうだと思います。皆さまもそうじゃないでしょうか?

人間やっぱり結果がすぐに出るか出ないか考えてしまいますよね。

1ヵ月続けて変化が無いと不安になるのも無理は無いと思います。

ただ、100日くらいは続けないとという部分もそうですよね。

習慣系の著書を読んでいるとそのことを身にしみてわかります。

何にしても、しっかりと続けることって大切ですよね。

 

【SOLO TIME (ソロタイム) 「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である】

 

・まとめ

SOLO TIME (ソロタイム) 「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である。

名越康文の本を読んだ読書感想文でした。

交友関係が広くて一人の時間をなかなか取れない。

友達なんてまったくいないよと言うボッチの人。

どちらの人にも参考になる部分が多い著書でした。