・久しぶりにすごい本と出会いました
今回の本は習慣本。
いつもの流れの習慣本ではございません。
考え方系の本になります。
読んでみて、この考え方はすごいと思いました。
普段はこういう本は読んでも紹介しないことが多いです。
紹介するとしても過去に何度か読んでる本。
何度も読んでタメになってるからぜひと思える本を紹介してました。
読書感想文は習慣本やそれに関連する本を優先するスタイルですからね。
その順序を飛ばしていいくらい早く紹介したい。
読んでみて心の底からそう思える良書でした。
書いている著者は、2ちゃんねるやニコニコ動画で有名。
元2ちゃんねる管理人ですけど、あのひろゆきさんです。
ひろゆきさんと言えば、2ちゃん。
それくらい切っても切り離せないくらい有名だと思います。
とは言え、最初からネットがあったネット世代。
今の10代の人なんかはそうでもないのかな。
そんな、ひろゆきさんの本になります。
書名:無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21
著者:ひろゆき
出版社:大和書房
出版年:2017年7月
ページ数:208ページ
最初にも書きましたけど、いち早く紹介したい。
2017年7月8日の本になります。
この記事を書いているのは2017年8月18日。
今まで紹介した本の中で新刊として登場してからの最速の紹介です。
ひろゆきさんの本は過去に何冊か読んでいます。
特に大好きなのは堀江貴文さんとの対談本。
なんかヘンだよね…
やっぱりヘンだよね
どちらも楽しく読ませていただきました。
人の思考を学ぶ。
自分の常識と思っていたことが壊されますよね。
最近は思考が凝り固まってきた。
固定観念が強く出てきていた中でのこの本でした。
刺激的であなたの固定観念も壊されると思いますよ。
・読むと固定観念がマジぶっ壊れます ひろゆきの無敵の思考
はじめに─「考え方」で人は"幸せ=無敵"になれる
序章:そもそもの「ルール」論
第1章:これだけで幸せになれる「考え方」のルール
第2章:これだけで勝てる「能力と仕事」のルール
第3章:これだけで損しない「お金」のルール
終章:二極化の未来に備えよう
おわりに
目次になります。
それぞれのルール。
考え方を学ぶことができます。
副題、サブタイトルも誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21ですからね。
「こんな考え方もあるんだ」と思える思考。
ひろゆきさんならではの考え方を多く読むことができますよ。
頭の中をグルグルかき回してくれるような感じになりましたw
(P.30) 僕は、「こういうときは、こうしておこう」というルールを先に決めます。それで実際に、「これ、違うな」と思ったら、その都度見直してルールを変えます。
なんとなく生きていると、いろいろ迷ってストレスが溜まりますし、衝動的・感覚的に判断をしてしまって絶対に損します。だから、自分でルールを決めて、それにちゃんと従うという生き方は、これから話を進めるにあたって大前提になります。
ルールを先に決める。
ストレスもそうですし集中力も決断するごとに削られますからね。
アレもこれも悩んでいたら、ウィルパワーがあっという間に削がれてしまいます。
そういう意味でも事前のマイルール。
前にも書きましたけど、最近、特に身につけたいと思っていることでもあります。
(P.63) 消費者のままの人生から抜け出すためには、クリエーターになるという方法しかありません。モノづくりをする人は幸せを感じることができますからね。たとえば、「絵を描いて幸せ」や「写真を撮って幸せ」「文章を書いていて幸せ」などということです。
これらは、「お金をかけなくても幸せになれる手段」なので、それを持っていると、自分の時間さえあれば、その分だけ幸せになれます。つまり、時間があればあるほど幸せを感じられる"無敵状態"になれるわけです。
ブログで食レポを投稿する。
これに関して幸せを感じているタイプです。
はてなブログの読者数400人超え。
ツイッターのフォロワーさんもリツイートしてくれたりしますからね。
そういう意味でも幸せに感じられる要素は身近にあるって思えます。
(P.80) 「海外旅行に行くと必ず生水を飲む」ということもあえてやっています。現地の人は必ずその水を飲んでいるわけですから、耐性がつきます。耐性は多ければ多いほど人生はトクなのでやるわけですが、翌日にスケジュールが空いているという状況であれば、最悪、下痢になってもいいわけです。
だから、トイレにこもってもいいという覚悟の上で生水を飲むということを必ずやるようにしています。まあ、インドは別格なので飲みませんがね。
これはすごいですよね。
海外に行くと水は持参する。
ミネラルウォーターなどですね。
それしか飲まないという人も多いですもんね。
もしくは現地でミネラルウォーターを買うとかですね。
そんな、ひろゆきさんでもインドは飲まない。
どれだけ、ヤバいんだろうと検索して内情を調べてみたくなりました。
そういう部分でも固定観念をぶっ壊す以外にも知的好奇心を満たす本でもあります。
(P.81) 余談ですが、すごくおいしい牡蠣の食べ方というのがあります。
(中略)
ただ、ノロウィルスにかかる可能性があります。だから、「ウィルスにかかってもいいや」という感じで、3日くらい人に会わない自信があるなら、加熱用の牡蠣を生で食べてみると、すごくおいしいですよ。牡蠣がおいしいと言われるお店で食べる生牡蠣なんかより、加熱用の牡蠣のほうが全然おいしい。まあ、おすすめしませんが、そういう考え方もありますよという話です。
さらに食べ物の話の続きです。
これも少しぶっ飛んでる考え方ですよねw
補足すると、牡蠣を取ってきて真水で3日間漬けて消毒したもの。
それが、法律上、生で食べて良い牡蠣として売られているそうです。
このことはまったく知らなかったので、へぇーと言える雑学になりました。
(P.86) 遅刻という話に関連させて、ニコニコ生放送みたいなネット動画と地上波のテレビ番組の作り方はまったく違うものだなと思うことがあります。
テレビの作り方は、そつのなさのレベルがすごく高いです。お金もすごくかけているので、コンテンツの作り方としてはネット系は勝てないでしょう。
ただ、唯一勝てそうだなと思ったのが、予定どおりに進まない可能性があることに対しての許容範囲です。決めたとおりに進まないことに対して、テレビはものすごく拒否感があります。
某メンタリストさんのニコニコチャンネル。
遅刻込みでやっているニコニコ生放送を思い出しましたw
予定通りに進まないことに関しての許容範囲は確かに思います。
むしろ、それすらもコメントとか打ってネットは楽しむ文化ですね。
(P.118-119) まじめな人は、「待つ」ということができません。たとえば、ニコニコ動画では、見た目の画面(ユーザーインタフェース)がたまに少し変化することがあります。ニコ動に限らず、ツイッターやフェイスブックなども慣れ親しんだ頃にちょっとした変化を加えることがあると思います。
すると、最初は絶対にクレームが来ます。
「前のほうがよかった」「使いにくくなった」というようなコメントがたくさん寄せられます。けれど、一定の期間が経つと、ウソみたいに人は慣れます。そして文句を言う人もいなくなります。要するに、ユーザーインタフェース、「使いやすさ」よりも「慣れ」のほうが重要なのです。
ネットあるあるですよね。
ネットサイトを見ていてそう感じた経験は誰しもあると思います。
使いやすさより慣れ。ほんとこれはまさしくそうです。
最初は使いづらいと思っていても慣れますね。
これはKADOKAWAの川上量生さん。
似たようなことをニコニコ哲学という本で言ってた気がします。
最初に後で使うかもしれないから空きスペースをつくっておく。
ユーザーからはここなに?って感じでウザがられたりする。
でも、いざ、使うときにそこのスペースが何かに使うのを理解されてる。
だから、使ったときに慣れてるから早い。
みたいなこと(すごくうろ覚えです)を書かれていて、おーって思いました。
(P.182-183) 動画サービスとして、YouTubeとニコニコ動画を比べてみましょう。機能において、ニコ動はYouTubeに勝てません。グーグルが莫大なお金を使って開発費もサーバー費も投入しているので、その差は開く一方です。そうなると、ニコニコ動画としては思想の部分。つまり愛情で勝負するしかありません。雑誌を例に説明をすると、AKB48がよく出る雑誌があれば、はじめはAKB目当てで読んでいたものが、そのうち、「AKBをたくさん取り上げてくれる『この雑誌』が好きだ」ということに変わります。つまり、ロイヤリティの移転が起こるわけです。
(中略)
他にも、「はてな」であれば、エンジニアの人が集まりやすい傾向があります。エンジニアが考えそうなことをエンジニアが書いていて、だからエンジニアが共感しやすいわけです。そこにいると、その場所自体に愛着が移るので、だからその場所の存続のために「お金を払ったほうがいい」という選択をとるのです。
このブログは、はてなのサービス。
はてなブログで書いています。
そして、私は、はてなブログProユーザーです。
そういう意味でいうとProなので、毎月お金払ってます。
はてなに愛着ある課金してるユーザーとも言えます。
他にも、はてなスターを購入したりしてた時期もありましたw
このブログ自体は2013年12月31日からです。
ただ、はてなとの出会いは6年~8年くらいなので相当前です。
そういう意味で言うと愛着の度合いに関してはめちゃくちゃ高いです。
はてなというところは本当に大好きです。
これからも長く続いてほしいと思えるサービスです。
【無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21】
・まとめ
無敵の思考を読んだ感想でした。
ひろゆきさんの考え方は超大好きです。
固定観念をぶっ壊してくれる。
雑学豊富なので知的好奇心を満たしてくれる。
とても、勉強になる話が多く書かれていました。
読んでいて楽しい話というのは頭にも入りやすいですからね。
そういう意味でも、何度も読み返して理解度をさらに深めたい。
そのように思える超良書でした。