☆行動を起こす前にまずはブライアン・トレーシーの著書
ブライアン・トレーシー。
前に大好きということを書きました。
著書も何冊も読んでいます。
ただ、今回のカエルを食べてしまえ。
ブライアン・トレーシーの中でも1番の有名本。
ベストセラー本だと思います。
そのような本なのに私は読んだことありませんでした。
その理由は2つあります。
1つ目はだいぶ古い本だと言うこと。
2つ目は他の著書を読んだらエッセンスを吸収できるだろう。
そのような考え方で今までは読んでいませんでした。
先ほども書いた通りでブライアン・トレーシーの本は読んでますからね。
しかしながら、カエルを食べてしまえの新版というのが出版されています。
2002年に出版された本が2015年に生まれ変わりました。
13年の時を経て再び出版される。
それだけ、需要があるからこそ新板として再販売されるわけですよね。
せっかくなので、読んでみました。
書名:カエルを食べてしまえ!
著者:ブライアン・トレーシー
訳者:門田美鈴
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2015年8月28日
ページ数:152ページ
カエルを食べてしまえという斬新な本の名前。
そして、表紙のカエルさんが可愛らしいですよね。
そういう意味でも印象に残る本だと思います。
ブライアン・トレーシーの著者を書評した。
過去の記事はこちらです。
視点を変えれば運命が変わる!について書きました。
こちらの本もブライアン・トレーシーらしさ満載で良かったです。
今日が11月20日。
来月になって年末年始に新年の目標を立てる人も多いと思います。
新年の目標を立てるその前に読んでおいて損は無いと思える本。
そういう本も多く紹介していけたらです。
ブライアン・トレーシーの本はまさしくになります。
それでは、紹介していきたいと思います。
☆【新版】新年の目標を立てる前に読むべし カエルを食べてしまえ!
序章:そのカエルを食べてしまえ!
第1章:目標をはっきりさせる
第2章:一日の計画を立てる
第3章:「80対20の法則」をすべてに当てはめる
第4章:結果を考える
第5章:後回しにすべきもの
第6章:常に「ABC法」を用いる
第7章:カギとなることに専念する
第8章:三代仕事の法則にしたがう
第9章:周到に準備する
第10章:一度に一樽ずつ
第11章:スキルを磨く
第12章:才能を掘りおこす
第13章:足をひっぱっているものは何か?
第14章:自分を追い込む
第15章:最大限の力を発揮する
第16章:自分を奮い立たせる
第17章:テクノロジーによる時間の浪費をやめる
第18章:仕事をこま切れにする
第19章:まとまった時間をつくる
第20章:切迫感をもつ
第21章:仕事を中断しない
まとめ:うまくやりとげるために
訳者あとがき
カエルを食べてしまえの目次です。
見ていただければ分かる通りの超細かい章分け。
ここまで分けるのかと思えるくらい分けられています。
この細かい章分けは本を読み慣れていない人にはいいと思います。
なぜなら、カエルを食べてしまえで説明したい1つ1つがわかりやすい。
そして、1章を読みきるのに対して時間が掛からないからです。
スイスイ読み進めることができる本だと思いますよ。
(P.4-5) マーク・トウェインはこう言っている。毎朝、一番に生きたカエルを食べるようにすれば、その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる。
この「カエル」とは、あなたにとって最も難しく重要な仕事で、いまやらなければどんどん後回しになってしまうもののことである。その時点で、あなたにとって大いにプラスになる仕事のことでもある。
カエルを食べてしまえとはこういうことです。
カエル=最も難しく重要な仕事
つまり、カエルを食べてしまえは仕事術。
目標を達成するための本とも言えます。
ただ、中を見ていくと目標を達成する前にすること。
はっきりさせることや、やめることも多くページが割かれています。
そういう意味でも決意を固めた目標を立てる前に。
新年の目標を立てる前に読むのにも最適だと思います。
何よりも、ブライアン・トレーシーの著書はモチベーション上がりますからね。
(P.7) 人は新しいスキルや習慣、能力を身につける限りない力をもっている。あなたも繰り返し練習して自分を鍛え、ぐずぐずする癖をなくし、重要な仕事を速やかにやりとげるようにすれば、私生活でも成功をおさめ、前進していくことができるだろう。
さあ、そのカエルを食べてしまおうではないか!
ぐずぐずする癖を無くす。
自分の中のカエルを食べようです。
私もまだぐずぐずする癖はあります。
蓄積された無意識の習慣というやつだと思います。
日々のレベルを上げて少しずつ解消して行きたい部分です。
(P.16) 自分の「カエル」を見きわめてそれを食べる前に、生活のさまざまな面で何をなしとげたいかをはっきりさせなければならない。「明確さ」は何かをなしとげるには最も重要なことである。多くのことを速やかにやってのける人たちは、何よりも目標がはっきりしており、それたりしない。
(P.16) 自分が望むものとそれを達成するためにしなければならないことが明確であればあるだけ、ぐずぐずせず、カエルを食べ、仕事をやりとげていくことが容易になる。
ぐずぐずして、やる気になれないのは、自分がしようとしていることや、その順序、その理由があいまいで、不明瞭で、考えが決まっていないことが一番の原因である。自分の目的や任務をできるだけ明確にすることだ。
はっきりさせる。
明確にさせる。
私は2017年は逆パターン。
今年1年は物事を明確にせずに突き進む。
そのように逆パターンで突き進んだ気がします。
逆に言えばそれを「明確」にしてやってたとも言えますがw
この明確にせずにやる方法は私みたいなタイプにはダメでした。
やってみてこのスタイルでやることは私にはダメだと痛感しました。
カエルに逆に飲み込まれてしまったと言えるかもしれませんw
しっかり、はっきりと明確にして計画を立てる。
不明瞭なら明確になるまで細部をもう少しつめることをしておきたいです。
(P.44) 誰でもぐずぐずする。成果があるかどうかは、「何を」後回しにするかでほぼ決まる。どれかは後回しにしなければならないのだから、今日からあまり重要でないことは後回しにしよう。あまりプラスにならないことは後回しにしたり、人に任せたり、排除したりするほうがいい。オタマジャクシは無視して、カエルに専念するのだ。
大事なことはこうだ。適切に優先順位をつけるには、後回しにできるものを見きわめなければならない。優先すべきものとは、力をそそぎ速やかにやるべきもので、後回しにしていいものとは、するにしてもあまり力をそそがず後でやればいいものである。
後回しと言うと悪いこと。
後回しにしないでさっさとやりなさい。
そのような言葉の印象があります。
この後回しはそうではございません。
ポジティブな意味の後回しです。
どれかを後回しにするなら重要じゃないことを後回しにする。
優先順位をつけてやることに力を注ぎ込むということを言っています。
オタマジャクシは無視でカエルに専念するって例えは素晴らしいです。
(P.92) あなたがまだ目標が達成できていないなら、それを阻んでいるものがあるはずだ。それをはっきりさせなければならない。
あなたの足をひっぱっているものは何だろう?
なかなか目標が達成できないでいるのはなぜだろう?
あなたがカエルを食べられないでいるのはなぜだろう?
どんなことにも常に足をひっぱるものがある。自分の仕事をよく吟味し、その「足をひっぱるもの」を見きわめなければならない。それから全力をあげてその関門を突破するのだ。
自分へ質問する。
そして答えを出す。
この必要性も今年1年でより痛感したことです。
こういう問いかけを定期的にする。
自分の中のことを洗い出す。
そうすることによってよりスムーズに事が進みますよ。
【カエルを食べてしまえ!】
☆まとめ
カエルを食べてしまえ!
ブライアン・トレーシーの著書の読書感想文でした。
章分けが細かいので気になる箇所。
自分にとって必要な箇所をすぐに読むことができます。
そして、ブライアン・トレーシーの本なので簡潔。
分かりやすくすぐに実践できることも多いです。
モチベーションも上げてくれますからね。
ぐずぐずせずにカエルはさっさと食べてしまいましょう。