・習慣本の最新刊
生活習慣。
行動習慣。
日々の生活に密接に関わる習慣。
日々の生活は習慣に支配されている。
大げさでもなくそうじゃないでしょうか。
今回の習慣本。
生活習慣よりは行動習慣。
行動習慣と言うか、仕事習慣。
仕事の能率を上げてくれる本です。
効率、時間、スピード。
あなたの作業を快適にしてくれると思いますよ。
書名:効率・時間・スピード すごい習慣力 行動科学メソッドで、すべて手に入る!
著者:冨山真由
出版社:三笠書房
出版年:2017年9月28日
ページ数:205ページ
2017年9月末に発売された新刊。
まだまだ新刊と言っていい時期だと思います。
習慣系の本はとにもかくにも飛びつきます。
知っている内容も確かにあります。
ただ、実践できているかどうかは別です。
それに人間は忘れやすいですし復習することも大切ですからね。
それでは、新刊の習慣本を紹介していきます。
・おさえておきたい習慣 効率・時間・スピード すごい習慣力
はじめに:「すごい習慣」は「すごい才能」に勝る!
1章:「小さく」始める
2章:「やらないこと」を決める
3章:「しくみ」をつくる
4章:「見える化 」する
5章:やり抜く
6章:「ルーティン」をつくる
7章:「ゆとり」を持つ
人は急には変われない。
ただ、習慣にすれば、大きく変わる──。
目次になります。
目次の前に書かれていた見開き。
まずページを開いてこの言葉が印象深いです。
習慣にすれば、大きく変わる。
私は習慣を変えれば人生が変わっていく。
このことを信じて習慣を変えています。
そういう意味では徐々に変えていくのにも心強い言葉です。
(P.18) いい習慣を定着させるためには、「小さく始める」ことが重要です。いきなり大きな目標を立てたり、最初からハイペースで飛ばしたとしても、なかなかうまくはいきません。人間には、「ホメオスタシス(恒常性)」といって「変化に抵抗して、元の状態を維持しよう」という本能があるからです。
最初はやる気満々で始めたのに、3日目には息切れしまい、ついに4日目には中断してしまう…。
いわゆる「三日坊主」の状態に陥ってしまうのは、最初のアクションが大きすぎるため、ホメオスタシスが働いてしまうからです。だから、最初は「自分自身に変化を感じさせない」くらい、簡単で、確実にクリアできそうな、小さな目標から始めること。
当ブログでは今まで多くの習慣本を紹介しました。
小さく変えていく小さな習慣。
習慣についての基本中の基本部分だと思います。
(P.27) 行動科学では、「3日続いたら、ひとつの山を越えた」と見なします。実際、3日で挫折をしてしまう人がとても多いからです。次の山は、「3週間」です。3週間行動し続けたら、その行動は定着したと見なします。最後の山は、「3ヵ月」です。3ヵ月間行動し続けられたら、顔を洗ったり、歯を磨いたりするのと同じように、完全に「習慣化」したと見なすのです。
よく言われるマジックナンバー。
3の数字を意識せよ。3の数字を意識するというやつですね。
三日坊主という言葉はすごいですよね。
何がすごいかと言うと3日で挫折することが多いから。
皆さまも3日目に挫折経験はあるんじゃないでしょうか。
最後の山の3ヵ月。
この3ヵ月を目指してがんばっていきたいです。
(P.44-45) 新しいことにチャレンジする場合、最初にやっておきたいのは、そのチャレンジに成功した「ゴールの姿」を具体的にイメージすること。人間の脳は「具体的にイメージできることは実現できる」と言われています。あなたが、「英語で日常会話ができるようになりたい」と思っているとします。一方で、「学生時代から英語が苦手だった」というネガティブな感情を持っているとしましょう。それでも、その苦手意識は脇に置いておいて、「英語で日常会話をしている姿」を強くイメージするのです。
ゴールの姿をイメージする。
イメージするだけでなくて「具体的にイメージする」です。
具体的にイメージできたら実現するって魔法の言葉みたいでいいですね。
実は私はイメージングに対して少し苦手意識があります。
でも、妄想は好きなのでどっちだよと思うところではありますがw
そういう苦手意識。
苦手意識は置いておいてできてる自分を強くイメージすることに集中ですね。
(P.98) 行動科学では、「すべての結果は、偶然ではなく、行動の蓄積」と考えます。成果が出たのは、「正しい行動を続けたから」であり、成果が出なかったのは、「間違った行動を続けたから」とするのです。
(中略)
まずは、「正しい行動」「間違った行動」をきちんと「見える化」して、把握することが重要なのです。
すべての結果は偶然ではなく行動の蓄積。
原因と結果の法則なんて言う言葉もあります。
原因があるから結果がある。
それも行動の蓄積と言えるんじゃないでしょうか。
自分のした行動をきっちりと見える化する。
客観視できるようにしておくことは大切です。
(P.128-129) 仕事ができる人は、「成果が出るまで、やり続ける」。仕事ができない人は「成果が出る前に、やめてしまう」。これは、研究職、管理職、営業職、事務職といった違いを問わず、共通して言えることです。では、なぜ、「成果が出るまで、やり続けることが難しい」のでしょうか? 努力をしても、すぐに成長を実感することができないからです。
仕事ができる人と仕事ができない人の違い。
それは成果が出る前にやめるかやり続けるかの違い。
言葉にするのは簡単ですよね。
簡単ですが、人間だと葛藤。
このままでいいんだろうかという不安もあると思います。
仕事に限らずダイエットなどにも当てはまるかと思います。
すぐに成長を実感できないからやめるはわかりやすいです。
(P.162-163) 気合いや根性に頼ってもうまくはいきません。意志の力ではなく、「体を動かすこと」が手っ取り早く、自分を乗せる方法なのです。たとえば、朝イチから最高に脳を働かせたいのであれば、パソコンのキーボードを打つ作業で開始することが有効なのです。
指先から刺激を感じることで、日中に体を活発に動かす交感神経が優位になり、自然とスイッチが入っていきます。夜は必ず1日の行動を振り返り、「よかったこと」を3つノートに書き出す。それだけで、1日を気分よく終えることができ、次の日の最高の準備が整います。
気合いや根性の意志の力ではダメ。
とにかく体を動かせと冨山真由さんは仰っています。
最初はなかなか手がつけられないことも始めたらどんどん進む。
そういう経験は誰しもあると思います。
気分の浮き沈み。億劫になるときは誰しもありますからね。
私もパソコンのキーボードを打ち始めたら止まらない。
あっという間に終わったという経験がよくあります。
理にかなっていますしモヤモヤして動かないより始めろですね。
【効率・時間・スピード すごい習慣力 行動科学メソッドで、すべて手に入る! 】
・まとめ
効率・時間・スピード すごい習慣力 行動科学メソッドで、すべて手に入る!
冨山真由の本を読んだ読書感想文でした。
すぐに仕事に活かせる習慣。
行動が変わるきっかけになることが多く書かれていますよ。