・明日からじゃなくて今日からと思える先延ばしをやめたくなる本
皆さまはカイジを見たことありますか?
原作のマンガは見たことない。
でも、アニメや実写映画で見たことある。
そのような人も多いかと思います。
私もマンガは見てないけど、アニメは大好きです。
カイジと言えば名言です。
カイジの名言本が販売されてるくらい名言の宝庫。
私も大好きなセリフ。大好きな名言は多いです。
特にE班班長の大槻の名言。
知ってる人も多いと思うあの名言です。
「明日から頑張ろうという発想からは、どんな芽も吹きはしない」
「明日から頑張るんじゃない。今日、今日だけ頑張るんだ」
「今日を頑張った者」
「今日を頑張り始めた者にのみ」
「明日が来るんだよ」
深いセリフだと思います。
明日から本気出す。
来年から本気出す。
2018年から本気出すと言いたくなる人。
私です。深く言い聞かせたい名言ですw
今日、紹介する本は明日からじゃない今日から頑張ろう。
そう思える先延ばしを防いで行動したくなる本。
そして、昨日からの流れで、自問自答。
自分への質問。問いかけも向上する本です。
モチベーションも上がりますよ。
書名:行動の科学 先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド
著者:マイケル・ボルダック
監訳:高野内謙伍
訳者:吉田裕澄
出版社:フォレスト出版
出版年:2015年12月6日
ページ数:224ページ
マイケル・ボルダックの本です。
昨日は目標達成する技術という本。
こちらについてちょろっと触れました。
それで、マイケル・ボルダックの本も紹介したい。
そういう気分になったので今日の紹介に相成ります。
それでは、あなたの先延ばしを防いでくれるであろう本の紹介です。
・明日から本気出すをやめてすぐに動きたくなる行動の科学
訳者まえがき
プロローグ:最速で行動し、最短でゴールに向かう方法
第1章:「先送り」はあなたを殺す
第2章:今すぐあなたを動かす「痛みと快楽の法則」
第3章:私たちを足踏みさせる思い込みを壊せ
第4章:私たちは一瞬で行動的な人間に変化する
第5章:すぐやるためのゴールの作り方
監訳者あとがき
目次です。
「先送りはあなたを殺す」はショッキングな見出しですよね。
ダイエット、禁煙、禁酒などなど。
生活習慣を改めたい人にもオススメできますよ。
行動と行ってもいろいろな種類があると思います。
そういう方面にも活用できます。
(P.20-21) 成功の80%は心理面であり、20%が方法である──。これは私の中心的な信念の1つであり、つねに一貫してお伝えしていることです。
(中略)
まずは日頃の自分を振り返ってみて、あなたの課題になっていること、必要なこと、そして「これならできそうだ」と思ったことから取り組んでみてください。気になった1つ、2つのことを実践していただくだけでも、やりたいこと、やるべきことに向けてみるみるモチベーションが上がっていくのを実感していただけるはずです。
心理面が特に重要。
方法ばかり探してしまう人も多いと思います。
まず、その前に心理面を磨いておこうって話ですね。
ダイエット方法なんかにしても方法論はありふれています。
ただ、人それぞれ合う合わないはありますよね。
そういうときにできそうなダイエットや気になるダイエットをチョイス。
できそうと思うところから始めてみましょうってことです。
それだけでもモチベーションは上がるから動き出すのはいいですね。
(P.42-43) 夢や目標、抱えている問題などは人それぞれです。しかし、多くの人の障害となっていることにはいくつかの共通点があります。じつに多くの人が、自分の目標を達成する障害になっていることの1つとして、行動の「先延ばし」「先送り」をあげます。
(中略)
一方で残念なのが、すっかりその火が消え、結局最後まで「やらない」という人も中にはいることです。あなたにも私にもわかっているとおり、行動を起こさない限り、決して現実は変わることはありません。
行動の先延ばしや先送り。
私も方法をいくつかチョイス。
その方法をリスト化したものの手をつけてない。
そのままフェードアウトしてることがあります。
まさしくの先延ばしや先送りに該当します(汗)
行動を起こさない限り現実は変わることはないというのは意識しておきたいです。
(P.55) ついつい、「今日はいいや、明日から」とダイエットを先送りにする人は多いかもしれません。極端な例に聞こえるかもしれませんが、その先送りの先にある結果として、脂肪過多の不健康な肥満状態、さらには生活習慣病がガンなどの深刻な病気の原因となりうることを考えると、先送りの究極の結果は"死"であるとさえいえます。人間関係、ビジネス、キャリア、財政面、感情、成長……、先送りは私たちの理想の人生を徐々に破滅させることになります。
ダイエットは明日から。
勉強するのは明日から。
本気だすのは明日から。
明日からと言ったことある人。
生活していれば、○○は明日からって絶対に言ったことありますよね。
先送りの先にある結果はめちゃくちゃおぞましいです。
こういう風に極端な例として思うと行動したくなりますよね。
(P.83) 大きな痛みと失敗を結びつけたら、なんとしても痛みを避けようとする行動を選ぶでしょう。もし、大きな喜びをゴール達成と結びつけたら、先送りするのではなく、行動するための十分なモチベーションを得ることができるでしょう。このように、行動へ対する痛みと快楽の意味付けを逆にすることで、私たちはつねに前向きな行動を選ぶことができるのです。
痛みと快楽の意味付けを逆にする。
痛みだけで前向きに突き進むのも辛いですよね。
辛くて途中で挫折。やめてしまうことも多々あると思います。
そういう喜びをゴール達成に結びつけるメソッド。
具体的でわかりやすくマイケル・ボルダックが解説しています。
(P.109) 私たちは多くの失敗を正しく解釈しなければなりません。失敗したのは、決して自分がダメな人間だったからではなく、もっと何かを学ぶ必要があったということです。そう、失敗とは「何かを学び、考え方なりやり方を変える必要がありますよ」というサイン、単なるフィードバックなのです。私自身も経験したいくつもの失敗を正しく解釈し、そこから必要な学びを得て、自分自身をより成長させる必要がありました。
失敗は成功のもと。
よく言われることです。
失敗は単なるフィードバック。
失敗を失敗としないで正しく解釈する。
失敗するとどうしても落ち込みますよね。
それに自分を責める人も多いと思います。
私もそんなタイプです。
だからこそフィードバックに関してはこれから意識していきたいです。
過去の失敗をどれだけフィードバックできてるかと考えると……ですから。
(P.119) 価値観は、私たちが人生の中で、何を好み、何を嫌い、何を望み、何を避けようとするのか、という無意識の選択をコントロールしているプログラムの1つです。私たちを望ましい結果に導いてくれる価値観がある一方で、無意識のうちに行動にブレーキをかけている価値観もあります。後者の価値観は手放さなければなりません。価値観について、私たちの中にはたくさんの矛盾があるのです。そして、時にその矛盾が私たちの行動にブレーキをかけ、苦しめるのです。
私の価値観。
あなたの価値観。
人それぞれ価値観は違うと思います。
役立つ価値観もあれば役に立たない価値観がある。
前は役に立ってたけど今は役に立たない価値観を持ってる。
自分の今いるステージによって定期的に価値観の棚卸しをしたほうがいいですね。
(P.133-134) 毎日耐え難いような苦痛の中、どうにかがんばって行動しつづけるのではなく、日々心地よい感情で行動し、理想の人生を実現させる秘訣は、よい感情を持つことを簡単にし、悪い感情を持つことを難しくするルールです。多くの人のルールは、よい感情を持つことが難しく、悪い感情を持つことが簡単なルールになってしまっています。まずは、「あなたを行動的にしてくれる感情はどんな感情なのか?」、そして、「あなたに行動させない感情はどんな感情なのか?」に気づくことが大切です。
あなたが今すぐにでも行動したくなるような感情は、どんなものでしょう?
あなたが過去において、とても行動的であったときのことを思い出してみれば、答えを得られるはずです。逆に、あなたが行動したくなくなる感情も分析してみてください。過去、あなたがとるべき行動を先送りにしたときのことを思い出してください。
ルール作りの大切さ。
確かに悪い感情を持つほうが簡単。
先延ばしや先送りにする理由もそうですよね。
そういうときに行動的にさせるのと行動させない感情を知ること。
自問してみて価値観を洗い出す。
あなたが過去においてとても行動的であったときのことを思い出す。
このメッセージは今の私にはグサリと胸の奥まで響く言葉でした。
だからこそ、自問自答をしっかりしておこうと思いました。
【行動の科学 先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド】
・まとめ
行動の科学 先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド。
マイケル・ボルダックの本を読んだ読書感想文でした。
マイケル・ボルダックの本は実はもう1冊読んでいます。
一瞬で恐怖を消す技術という本です。
こちらも良い本でした。
合計3冊読んでますけど、マイケル・ボルダックの本は良書揃いです。
「達成の科学」という本があってそちらはまだ未読なんですよね。
絶対に自分好みの良書だと思うので読んでおこうと思っています。