・9歳で癌になった僕が17歳で世界一になるまでの話
どうも管理人のポポリッチです。
本書の著者である小田凱人さん。
プロ車いすテニスプレイヤー。
最年少グランドスラム制覇。
最年少世界ランキング1位。
そしてパリパラリンピック出場決定。
生い立ちから車いすテニスプレイヤーになるまで。
多彩な話が書かれています。
書名:凱旋 9歳で癌になった僕が17歳で世界一になるまでの話
著者:小田 凱人
出版社:ぴあ
出版年:2024年6月21日
ページ数:192ページ
栗山英樹氏推薦!
俺がやらなきゃ誰がやる!?
みんなは好きなことをやっているだろうか?
本書の紹介をしていきます。
・元気をもらえる内容!
(P.55) 僕は先生の言葉を理解しようと努力したが、正直なところ何を言っているのかがあまり理解できていなかった。その当時、僕はまだ9歳。だから無理もないだろう。
小田凱人さん。
冷静に書かれています。
9歳の当時の話も書かれています。
プロサッカー選手を目指せるポテンシャル。
クラスで1、2を争う足の速さを持つ。
そんな子どもが足の切断を迫られる。
大人でもメンタル保てない人は多そうですよね…。
読んでいて残酷過ぎて心苦しくなる感じでした。
(P.58) 僕自身は、自分のことを「悲劇のヒーロー」だと思ったことはただの一度もない。なぜかと言うと、病気になったことを悲劇だとは捉えていないからだ。むしろ、「車いすテニスプレイヤーになるための良い転機になった」としか思っていない。誤解を恐れずに言うと、「9歳で病気にかかってラッキーだった」とさえ思っている。
この考え方すごいですよね。
悲観的になったり沈んでしまうのが普通。
病気というものを前向きに捉える。
車いすテニスプレイヤーに実際になっていますからね。
ちなみに小田凱人さん。
書評している2024年時点。
2006年5月8日生まれなので18歳です。
過去を振り返ると言っても最近の話でまだ未成年なんですよね。
【凱旋 (小田凱人)】
・すごいとしか言えません!
【新刊】 小田凱人の凱旋でした。
本人の考え方。
見ている方向やエピソード。
惹き込まれる内容ばかりでした。
車いすのトッププレイヤーに上り詰める。
パリパラリンピックでのメダルも期待したいです。