【書評】 高品孝之の攻撃する人の心理がわかる本

・なぜ普通の人が「ゆるサイコパス」になってしまうのか

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
つい先日になります。
誹謗中傷に突然あいました。
こちらに落ち度はまったくありません。
 
しっかり理由説明。
勘違いですよと相手に伝えました。
さらに攻撃的リプライが飛んできました。
 
こういう経験って今回が初めてではありません。
ネット遍歴は長いので何度が経験があります。
そこで本書のテーマは実体験でも納得しました。
自分を守るためにもぜひ知っておきましょう。
 
 
 

攻撃する人の心理がわかる本

 

 

 

書名:攻撃する人の心理がわかる本

 

著者:高品 孝之

 

出版社:自由国民社

 

出版年:2022年11月7日

 

ページ数:223ページ

 

 

 

ありふれた日常の中。
誰もが持つ攻撃性。
目覚めるきっかけが潜んでいます。
誰かの攻撃から抜け出す方法も解説してくれている本書。
早速の紹介させていただきます。
 
 
 

・時と場合により誰しもがサイコパスのような性質を示すことがある!

 

 

(P.5) 本物のサイコパスではない人が、思いがけず人を攻撃してしまったなら、たとえ罪に問われなかったとしても後悔と罪の意識にさいなまれ、一生を棒に振ることもありえます。本書は「人の攻撃から心身を守る」ための本だとお伝えしましたが、この「人」にはあなた自身も含まれています。つまり、あなたの中のサイコパスから身近な人やあなた自身を守るためにも役立てていただきたいのです。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
第1章:その攻撃は「ゆるサイコパス」かもしれません
 
第2章:心の癖による「浅ゆるサイコパス」の攻撃
 
第3章:強い攻撃性を持つ「深ゆるサイコパス」が目覚める時
 
第4章:人間関係を破壊する「深ゆるサイコパス」
 
第5章:生きづらさを助長する「深ゆるサイコパス」
 
第6章:「ゆるサイコパス」への反撃と、「ゆるサイコパス」状態からの脱出
 
おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。
これは弁護士さんの書籍に書いてあったこと。
ネットで誹謗中傷する人に弁護士さんから手紙が届く。
 
お金無いので…。
子どもが小さいので…。
孫がいるので許してください…。
もう絶対にしないので勘弁してください…。
 
そういう風にいう人が多いらしいです。
普通のどこにでもいる人が誹謗中傷している。
弁護士さんはそのようなことを仰っていました。
 
 
時と場合により誰しもがサイコパスの性質を示す。
本書で書かれているこの言葉はネットで感じる機会が特に多いです。
私の今回の件もリアルだったらありえない話。
相手が間違っていて勘違いを指摘したらさらに誹謗中傷してくるんですから…。
ちなみにこの件はスクショ撮っておきその後は相手を無視しています。
 
 
 
(P.13) 攻撃するほうも、待っているのは地獄だけです。それなのになぜ止められないのでしょうか。攻撃者は「相手を徹底的に打ちのめさなければ」という観念に突き動かされているようで、まるで標的の息の根を止めるまで追いかけてくるAIロボットのようです。

 

 

 

警察を呼ぶかもしれない。
裁判で多額の賠償金を請求されるかもしれない。
それなのにどうしてやってしまうのかという話。
 
自己正当化。
自分の中の正義感で攻撃。
 
ネットだと引用箇所に書かれていること。
観念に動かされている人が多い。
1度、火がついちゃうと止められないんでしょうね。
そういう方々をよく見ています。
 
 
だから弁護士さんから手紙が来てから謝罪。
そこでハッとして現実を直視して冷静になる。
ヤバいことしていたとようやく理解するんだと思います。
 
ちなみに今回の私への誹謗中傷の件。
私は相手にいいねしてただけ。
相手とやり取りしたことは過去に1度もありません。
実際にそういう人がいるのは驚きですよね…(汗)。
 
初リプライで脅し込みの誹謗中傷してくる人。
しかもこちらは相手に好意的だったので傷つきました…。
弁護士さんに言えば誹謗中傷案件と処理してくれるかもしれません。
相手の方が今後なにもしてこなければこのまま終了。
もし何かして来たらスクショを弁護士さんに見せて相談しようと思います。
 
 
 
(P.18-19) 私の経験上、攻撃を行う者は、どこか被害者の不正や悪い部分を取りざたして行う傾向にあるようです。これが偽正義です。一見、正義に見えるような大義名分を持つと、「不正な相手を攻撃する自分たちに正義がある」という快感が生まれます。本物のサイコパスでないなら、なんの非もない人を攻撃するのは気が引けるはずです。だから大義名分が必要なのです。

 

 

 

私の実体験。
誹謗中傷や攻撃的リプライが飛んでくる。
まさに言語化してくれているのが引用箇所です。
 
偽正義。
正義に見えるような大義名分を持つ。
今まで攻撃された経験ですべて当てはまります。
 
それに私じゃなくて他の人。
被害者の人は何かしら取りざたされる。
それをネタにして叩かれてしまう傾向を感じます。
 
気をつけたいのは本当に不正や悪いこと?
偽正義のネタとして利用されて相手を叩きたいだけかも。
炎上しているからこいつは悪い人と決めつけないことですね。
昨今はそういう炎上もあると感じるので気をつけましょう。
 
 
 
(P.20) 偽正義という大義名分、そして同調圧力があると、たちまち誰もが攻撃性を持つ可能性があることをお話ししました。もう一つ、普通の人がサイコパスのようになる重要なきっかけが「ストレス」です。

 

 

 

誹謗中傷。
攻撃的リプライしている人。
 
弁護士さんが理由を聞いてみた話。
日頃のストレスをネットで発散していた。
こういう理由の人も結構いるみたいですね。
 
本書で普通の人がサイコパスになるメカニズム。
今後からはこういうことなんだ!と理解できます。
 
偽正義という大義名分、同調圧力、ストレス。
もしも、自分が被害者になった場合。
相手はそういう状態だと分析して対処していきましょう。
 
 
 
(P.176) 反対に、「はっきりとものを言う人、はっきりとものを言いそうな人」は攻撃されづらいですし、怖い人や強い人、偉い人がバックについている人もターゲットにされにくいのが現実です。浅ゆるサイコパスは、深ゆるサイコパスや真正サイコパスと違って恐怖心があるので、反撃を恐れます。「誰でもよかった」などと加害者は言いますが、実は卑怯な打算がしっかりと働いています。上司の娘にセクハラしたり、屈強な格闘家に因縁をつけたりする人はいないのです。

 

 

 

はっきりとものを言う人。
はっきりとものを言いそうな人。
 
ネットではスルースキルが推奨されます。
基本的に私もスルースキルになります。
では基本的と基本的じゃないの違いはなんでしょう。
まさしく今回の突然の誹謗中傷。
 
まず相手の方が勘違いして間違えている。
それを指摘しないと私はそういう人になってしまいます。
返信して伝えたら謝罪もなくさらに追加で誹謗中傷してくる。
傷ついたのとスクショ保存したのをはっきり伝えてその後は返信していません。
 
私は言うことは言います。
過去にもはてなブログ運営さん。
誹謗中傷が酷かったときに開示請求を頼んだことがあります。
現代はその数年前に比べて誹謗中傷に対してさらに対応も良くなりました。
泣き寝入りせずにスクショ保存したり運営報告したり対処したいですね。
 
 
 
(P.207) 相手が浅ゆるサイコパスであれば、自分の進退をかけたり、損害賠償金を払うことになってまでいじめを続けるメリットはないと思うものです。相手の理性が働くことで、いじめがやむ可能性が高いでしょう。

 

 

 

日頃から防御意識を持っておく。
その上で相手のサイコパスを受け流していく。
本書を読むとサイコパスにも度合いがある。
浅ゆるサイコパスの人は結構いらっしゃると感じます。
 
ネット活動していてです。
私くらいの知名度になります。
数年に渡って誹謗中傷される体験はありません。
だから浅ゆるサイコパスの人に絡まれてるんだと納得しました。
 
相手の理性を働かせる。
そのためにもスクリーンショットで証拠を残す。
リアルの場合はボイスレコーダーで録音する。
それに相談機関に相談していることも伝える。
 
大切なのは感情ではなく事実。
感情で訴えてもそういう相手には響きません。
だったら引用箇所で書かれている相手の理性が働く対策。
機関に相談したり状況証拠を取り続け集め続ける。
 
 
【攻撃する人の心理がわかる本 (高品孝之)】

 

 

・まさしく攻撃する人の心理を理解できました!

 

 

【書評】 高品孝之の攻撃する人の心理がわかる本でした。
 
わざわざ、伝えなくても良いこと伝える人がいますよね。
例えば絵を描くのが好きな人や歌うのが好きな人。
そういう人に下手だなと相手に伝えるタイプの人です。
今回の書籍で浅ゆるサイコパスというのを知り納得しました。
 
攻撃する人の心理が理解できる1冊。
誰かの攻撃から抜け出すほうの解説。
私の実体験を込みで書評させていただきました。
 
書評を読んで心が軽くなっていただけたら幸いです。
現代は誹謗中傷に対して厳しくなっています。
泣き寝入りせずに粛々と対処していく。
もしものときは相手の理性が働く対策しっかりしていきましょう。