【新刊】 吉田尚紀のオタクを武器に生きていく

・14歳の世渡り術

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
書評前に冒頭で書きます。
本書は14歳の世渡り術シリーズ。
つまり、今後の世代向けに書かれている書籍。
 
私は吉田尚紀さんの書籍は何冊も読んでいます。
今回は少しターゲット層が違う内容。
その辺りを踏まえて私なりの書評させていただきます。
 
 
 

オタクを武器に生きていく (14歳の世渡り術)

 

 

 

書名:オタクを武器に生きていく (14歳の世渡り術)

 

著者:吉田 尚記

 

出版社:河出書房新社

 

出版年:2022年11月26日

 

ページ数:240ページ

 

 

 

好きを仕事。
活躍できる人の条件は?
インタビューなども満載です。
私なりに感じることも含めて本書を語ります。
 
 
 

・オタクを武器に生きていくための攻略本!

 

 

(P.11) この本には明日から、いや、今からだってすぐに実践できる具体的な方法を詰め込みました。がんばるかどうかは、あなた次第。オタクを武器に生きている私たちからあなたに贈る。オタクを武器に生きていくための攻略本です。

 

 

 

【目次】
 
まえがき
 
第1章:オタクの時代!
 
第2章:オタク人生相談――先輩たちに聞いてみた
 
第3章:オタクを武器に生きていくための攻略法
 
あとがき

 

 

 

本書の概要と目次になります。
私もネットでは趣味全開タイプ。
オタク気質は隠さないタイプです。
 
と言うよりも好奇心旺盛なんです。
だから他人のおすすめからハマることも数知れずになります。
現代においてはオタクは恥ずかしい事でもないです。
本書の書名通りオタクを武器に生きていきましょう!
 
 
 
(P.14) まず、私が言いたいのは、「オタクでよかったね!!」です。単純にオタク仲間が増えて嬉しいから……というのもありますが、今の時代は「オタクの時代」だし、これからの時代は「オタクが必要とされる時代」になっていくからです。

 

 

 

冒頭に書いた通り。
本書は14歳の世渡り術というテーマ。
年齢層が若い人に向けて書かれています。
 
引用後の文章。
「は? ヨシダ、何言ってんの?」と書いてあります(笑)。
私自身は読んでいて納得する部分大きいです。
 
今の30代や40代が親になりました。
アニメや漫画やゲームに触れてきた世代。
オタク部分に関しては好きだったり寛容の世代。
そういう意味でも子供が早く接する機会が多いと思う。
ネット上にコンテンツが転がっていますからね。
 
甥っ子くんとか姪っ子ちゃん。
ボーカロイド楽曲を聞くようになる。
ゲーム実況動画を視聴するようになる。
実体験で勝手に何も言わずネットで見てたのもあります。
 
 
だからあくまで私が思うこと。
悪い意味のオタクって言葉。
悪い印象では無くて良し!と思います。
誰しもオタクを武器に楽しく生きられる時代が来ています。
 
 
 
(P.28) あと5年遅く生まれていたら、きっと今のような働き方はできていなかったでしょう。1999年にニッポン放送のアナウンサーとして採用されたことも含めて、我ながら幸運だったと思います。

 

 

 

著者である吉田尚紀さん。
オタクエピソードが書かれています。
私なりの書評なので自分語りをしちゃいます(笑)。
 
吉田尚紀さんが1975年生まれに驚きました。
1999年にニッポン放送に採用。
それを考えたら確かにそうだけど今でも若い!
 
ちなみに私はラジオにはがきを送る。
はがき職人。ネタコーナー含めてやっていたことあります。
ニッポン放送と言えばのオールナイトニッポンです。
 
TMレボリューション。
西川貴教さんのラジオ。
そこで吉田尚紀さんを初めて知りました。
時期的にも新人アナウンサーの時期ですね。
 
 
 
(P.172) 「この道一筋」でいくにしろ、掛け合わせを期待するにしろ、「やってみる」ことがまず大事。やってみて得た知識や経験が、その人だけのものとして磨き上げられることもあれば、掛け合わせとして思わぬ効力を発揮することもあります。どちらにせよ、「やらない」ことが道を開くことはあまりないようです。だから、「やってみる」こと、アテンプトが、何より大切です。

 

 

 

やってみることが大事。
当ブログは2013年12月31日から運営開始。
1日も休まずにはてなブログでブログ更新しています。
 
しかし、ブログだけ書いているわけでは無い。
この辺りはツイッターも同じ熱量で活動している。
ブログ×ツイッターと言っても良いかもしれません。
 
ご存知の人はご存知の通り。
音声配信をしていた時期もあります。
これも本当にやってみて体験になったので良かったです。
実体験に蓄積されますしまずはやってみるって蔑ろにせず大切ですよ。
 
 
 
(P.177) 14歳のあなたに知っておいてほしいのは、今この世に存在する選択肢の中だけから「なりたい」を考えるのはもったいない、ということ。現に、数年前まで存在しなかった仕事が今、次々に誕生していますし、これからさらに増えるでしょう。たとえば声優志望として成功しなくても、後にV Tuberとして成功する例もあります。

 

 

 

声優になれなかった人。
V Tuberとして活躍は分かりやすいです。
 
一昔前だとアイドルになれなかった。
でもライブ配信のライバーとして活躍などもありました。
 
近視眼的に見ない。
選択肢は沢山あるしまだ無い選択肢もある。
 
こういうことを意識して日々を生きていく。
これは現代に生きている大人も考えたいことです。
私自身も今後どうなっているかは良い意味で分からないと思い活動します。
 
 
 
(P.196) 人付き合いがイヤだ、というのは、本当は「イヤな人と付き合うのがイヤだ」ってだけじゃないですか? だから、「イヤじゃない人」とはどんどん付き合いましょう。自分にとって「同じ方向を見られる」仲間が増えていけば、自分のやりたいことに協力してくれる人が出てくる確率も高まりますし、「これワクワクしない?」と提案してくれる人もどんどん増えます。

 

 

 

 

仲間を求めて。
大事なことが書かれています。
 
「イヤじゃない人とはどんどん付き合う」
 
私はコミュ障で人見知りを今年は卒業することにしました。
ただ、だからと言って誰かれ構わず付き合うとは言っていません。
引用箇所で書かれている視点が大切だと読んでいて腑に落ちました。
 
 
【オタクを武器に生きていく (吉田尚紀)】

 

 

・大人もぜひ読んでほしい1冊!

 

 

【新刊】 吉田尚紀のオタクを武器に生きていくでした。
 
本書は14歳からの世渡り術。
しかし、大人が読んでも学べること。
意識的になりたいことが多く書かれています。
 
特に自分はオタクと思っている。
でもオタクを大っぴらにしていない人は響くと思います。
オタクは武器になる。オタクで良かったでいきていきましょう!