・復職率9割の精神科産業医が教える
どうも管理人のポポリッチです。
ここ数十年の変化。
精神科に通院している。
偏見が減ったことじゃないでしょうか。
数十年前だと色眼鏡で見られてしまう。
精神科って通いにくい印象が強い人も多かったかもしれません。
現代は堂々と精神科通いが言える世の中になってきていると個人的に感じます。
本書は休職から復職への道をマンガでも分かりやすく解説されています。
書名:復職率9割の精神科産業医が教える マンガでわかる 休職サバイバル術
著者:加藤高裕
出版社:主婦の友社
出版年:2022年11月17日
ページ数:208ページ
復職はゴールではない。
大休職時代を生き残るための32の提言。
働く人の3人に1人がメンタル不調の時代みたいです。
メンタルヘルス対策を本書から学んでいきましょう。
・休職・復職のリアルをさまざまな角度で伝えたい
(P.5) 休職や復職への不安を抱えている方や、身近にメンタル不調に悩む人がいる方、企業で社員のメンタルヘルス向上に尽力されている方々の参考となれば、こんなにうれしいことはありません。
【目次】はじめに1章:なぜメンタルダウンするのか?2章:はじめての心療内科3章:いざ休職するとなったら4章:休職中の過ごし方5章:復職するために必要なもの6章:職場定着の定義おわりに
本書の概要と目次になります。
書名にもこちらの言葉がついています。
「マンガでわかる」
マンガで分かりやすく伝えてくれていますよ。
(P.35) メンタル不調を防ぐためには、まず自分のタイプを知ること。あなたはどんな性格で、どんな考え方、行動のクセがあるでしょう?
己のことを知ると言うこと。
蔑ろにしがちなことだと思います。
自己分析。
自己把握しておく。
メンタルの異変にも気づきやすくなりますからね。
(P.104) メンタル不調があるときには、自律神経の乱れから身体的な不調も出やすいものです。頭痛や肩こり、腹痛などの症状が現れることもよくあります。
これは大なり小なり誰しもあります。
メンタル不調のときに身体的な不調も出てくる。
しっかりと休ませる時間。
自分をリラックスさせてあげる時間。
そういう時間をとり休息していきましょう。
(P.130) メンタル不調時は、情緒も不安定で判断力が鈍っている可能性が高いです。自分を疑い、重要な局面で判断が必要になったら、自分だけで判断しない、自分だけで解決しようとしない、ということが大原則です。
メンタル不調からの回復。
油断大敵と言うやつです。
ついつい、頑張りすぎてしまう。
そういう自分にしっかりとブレーキを掛ける。
重要だと思うのが引用にも書いてあること。
自分だけで判断しない。
自分だけで解決しようとしない。
そういう意識はしっかりと持ちたいですね。
【マンガでわかる休職サバイバル術 (加藤高祐)】
・メンタル不調や精神科についても理解できる
【新刊】 加藤高祐のマンガでわかる休職サバイバル術でした。
本書のメインは休職や復職についてになります。
しかし、メンタルを不調を抱え込んでいる人。
精神科に通いたいけど通うのに迷っている人。
そういう人にも参考になる知見も満載だと感じましたよ。