【新刊】 大谷智通のウシのげっぷを退治しろ

・地球温暖化ストップ大作戦

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
ウシのげっぷ。
実は地球温暖化に繋がっている。
この事実ご存じだったでしょうか?
 
私は存じ上げていなかったです。
ウシに焦点があてられたユニークな新刊。
内容的にも「へぇー」と思えることが満載でした。
 
 
 

ウシのげっぷを退治しろ: 地球温暖化ストップ大作戦

 

 

 

書名:ウシのげっぷを退治しろ: 地球温暖化ストップ大作戦

 

著者:大谷智通

 

監修:小林泰男

 

出版社:旬報社

 

出版年:2022年10月27日

 

ページ数:170ページ

 

 

 

ウシのげっぷの正体。
メタンの温室効果は二酸化炭素の25倍。
日本発の最新科学で地球を救え。
早速、楽しく書評させていただきます。
 
 
 

・本書の主役はウシ!

 

 

(P.7) この本では、そんな解決策のひとつとして取り組まれていることを、みなさんに紹介していきます。本書の主役は「ウシ」です。そのウシの「げっぷ」が今、地球温暖化対策のカギとなっているのです。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
第1章:地球がどんどん暖かくなっている
 
第2章:ウシのひみつ
 
第3章:メタンを減らす物質を探せ
 
第4章:ウシとヒトとの新時代
 
おわりに

 

 

 

本書の概要と目次です。
まず前提としてウシ=悪者ではない。
ウシさんとの共存が考えられている内容です。
そもそも野生のウシより家畜のウシが圧倒的に多い。
人間都合で飼われているウシさんなわけですからね。
 
 
 
(P.51) 地球温暖化と気候変動に与える影響がたいへん大きいためウシのことを「気候犯罪者」と呼ぶ人たちさえいます。しかし、それはあまりにひといいいがかりでしょう。ウシが悪いわけではありません。ウシはただ生きるためにものを食べているだけなのですから。

 

 

 

しかも野生のウシよりもです。
圧倒的に家畜のウシが多いわけですからね。
仰る通りで酷い言いがかりになってしまいます。
 
そこで本書で語られていること。
ウシの生態と具体的な取り組み。
げっぷ退治の具体的なことにも触れられています。
 
 
 
(P.61) 1627年、ポーランドで最後の一頭が死に、ついに地球上からいなくなぅたとされています。つまり、野生のウシは人間によって絶滅に追い込まれ、今はもういないのです。家畜として改良されたオーロックスが、現在のわたしたちが目にしている「ウシ」ということになります。

 

 

 

野生のウシはいない。
この事実ご存じでしたか?
普通にウシはメジャーな生き物。
驚きの事実だと思います。
 
一方で地球上の牛の数。
15億頭いるそうなんです。
世界の人間に対して約5人に対し1頭の牛がいる。
こちらの事実もすごい事実ですよね。
 
 
 
(P.90) 温室効果ガスの排出量という点で、ウシ1頭はちょうど自家用車1.7台と同じくらいの環境への負荷があるのです。そんなウシが、現在、地球上には15億頭もいるのです。地球温暖化問題を考えるとき、ウシは決して見過ごせるものではありません。

 

 

 

ここまでウシのげっぷで地球温暖化?
そんなの大袈裟でしょと思っていた人もいるかもしれません。
 
ウシ1頭は自家用車1.7台と同じくらいの環境負荷。
そんなウシさんが地球上には15億頭いる。
 
昨今は自動車産業も地球温暖化への取り組み。
話題になること多いのでウシのヤバさが伝わるかと思います。
この後は畜産されている人も環境問題に取り組まれているという話です。
 
 
【ウシのげっぷを退治しろ (大谷智通)】

 

 

・知らないことが多かった牛の事実!

 

 

【新刊】 大谷智通のウシのげっぷを退治しろでした。
 
私は雑学知識は多いほうだと思います。
それでも本書の内容は知らないことが多かった。
衝撃の事実を知れて好奇心が満たされました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。