【新刊】 きしもとたかひろの大人になってもできないことだらけです

・考え方や視点として気づきになる

 

 

どうも管理人のポポリッチです。

 

本書の著者。

きしもとたかひろさん。

 

気づき、考えたことをSNSで発信。

保護者や、保育士、教育関係者。

独身の社会人から学生。

 

幅広い層に人気。

優しい語り口とイラストにファンが多い。

 

イラストもご本人なんですよね。

書評では伝わりませんがイラストも良きですよ。

 

 

 

大人になってもできないことだらけです

 

 

 

書名:大人になってもできないことだらけです

 

著者:きしもと たかひろ

 

出版社:KADOKAWA

 

出版年:2022年9月15日

 

ページ数:224ページ

 

 

 

うまくいかなくても

一緒に笑えたら、

それだけで意味があるよね。

 

小学生との日々で感じた、

「できる」「できない」の先にある大切なこと。

早速、本書を私なりの書評させていただきます。

 

 

 

・人気連載 学童の支援員のエッセイが1冊に!

 

 

(P.9) うまくいれない自分やうまくできない自分を受け入れることをなにかを諦めることだと思わずに自分も誰かも追いつめないで少しだけ自分にも誰かにも優しくなれるようなそんなきっかけになったらいいなって思っています。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第一章:大人になってもできないことだらけでした

 

第二章:できないことも、何かにつながっている

 

第三章:できるようになることよりも大切にしたいこともある

 

あとがき

 

 

 

本書の概要と目次になります。

エッセイを1冊にまとめた書籍。

読んでみても読みやすいです。

そして何よりもイラストも最高でしたよ。

 

 

 

(P.19) 僕は物書きではないから、この文章も、ヘタくそだと思われないか不安になりながら書いている。けれど、そんなときこそ「読めたらええねん」と信じてみる。

 

 

 

読めたらええねんと信じる!

気にし過ぎたら文章が書けなくなる。

私もそういう心がけで文章を紡いでいます。

 

もちろん、自己満足にならない。

手を抜かないは前提としてもです。

考え過ぎたら何も書けないんですよね。

だから文章を紡ぐ姿勢としても大切です。

 

 

 

(P.38) 僕たち大人はついつい目に見えて役に立つことに注目してしまう。漫画やゲームより読書をしてほしいし、遊んでいる姿ではなく遊んでいる内容を気にしてしまう。いつもなにかができるようになることを期待している。「今を楽しむ」ことが大切だとわかっていても、どうしてもそれが刹那的なことのように感じて、目に見える育ちを見て安心したくなる。

 

 

 

これって大人も大切。

私が大人も意識するの大事と思った箇所。

 

「僕たち大人はついつい目に見えて役に立つことに注目してしまう」

 

自分自身にそうなっていませんか?

私は一時期このドツボにハマりつつありました。

目に見えて役立つことを追い求めてしまう。

どんどん人生がつまらなくなってしまいました。

 

そこで「楽しむ」って要素を取り入れる。

日々の生活にプラスして娯楽を入れるようにしました。

これは目に見えて役立つとは言い難い。

とは言え、日々の充実度は上がったんですよね。

 

 

 

(P.51) 寝ずに働いている人を見ると「頑張っているなあ」と言うけれど、息抜きをしたり昼寝をしている人を見ても「あの人ちゃんと休んでいるなあ」という会話にはあまりならない。だから、僕ははっきりと言ってみようと思う。余裕を持つために子どもから離れたり、ときには手を抜いたりすることは「必要なこと」なんだと。

 

 

 

考え方として確かにですよね。

 

「しっかり休んでますね!」

 

こういう言い方はなかなかしません。

勤勉なことは良いことだって固定観念ですよね。

 

だから閉塞感が漂う世の中。

息苦しいと感じる人も多いかもしれません。

 

頑張ることも休むことも良いこと。

神経をとがらせ過ぎず休むときは休む。

休んでいる人にはちゃんと休んでいますね!ですね。

 

 

【大人になってもできないことだらけです (きしもとたかひろ)】

 

 

・冒頭に書いた通り考え方や視点の気づきになりました

 

 

【新刊】 きしもとたかひろの大人になってもできないことだらけですでした。

 

本書を読んでみてハッとさせられることが多かったです。

それだけ著者である、きしもとたかひろさん。

気づきになる視点が満載と感じました。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。