・経営者として貫くべきこと
どうも管理人のポポリッチです。
稲盛和夫さんの書籍。
何冊か手に取っています。
過去に当ブログで書評しています。
そのときにも書いているような気がします。
稲盛和夫さんと言えばの書籍。
「生き方」
こちらの書籍には感銘を受けました。
稲盛和夫さんの考え方を本書も楽しく読んでみました。
書名:経営12カ条 経営者として貫くべきこと
著者:稲盛 和夫
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
出版年:2022年9月7日
ページ数:248ページ
これさえ守れば会社や事業は必ずうまくいく。
本書はジャンルで言うと経営哲学でしょうか。
ただ、稲盛和夫さんの考え方や信念も学べる。
本書からも多くの気づきをもらえた1冊です。
・わかりやすくまとめたのが経営12カ条
(P.2) 世の複雑に見える現象も、それを動かしている原理原則を解き明かすことができれば、実際には単純明快です。こうした考えの下、「どうすれば会社経営がうまくいくのか」という経営の原理原則を、私自身の経験をもとにわかりやすくまとめたのが、「経営12カ条」です。
【目次】
まえがき
第1条:事業の目的、意義を明確にする
第2条:具体的な目標を立てる
第3条:強烈な願望を心に抱く
第4条:誰にも負けない努力をする
第5条:売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
第6条:値決めは経営
第7条:経営は強い意志で決まる
第8条:燃える闘魂
第9条:勇気をもって事に当たる
第10条:常に創造的な仕事をする
第11条:思いやりの心で誠実に
第12条:常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
出典・参考資料
本書の概要と目次です。
本書は経営哲学と言える書籍。
ただ、考え方、視点、着眼点としてもOK。
そういうことを踏まえて私なりの書評させていただきます。
(P.47) 具体的な目標を立てる。これは、ビジョンを確立するということでもあります。経営者は、「この組織は何を目指すのか」というビジョンや目標を高く掲げ、それを集団に指し示していかなければなりません。
個人としてもです。
「具体的な目標に落とし込む」
これってとても大切なこと。
昨今は強く思うようになりました。
進んでいるうちに手段が目的になる。
手段としてたはずのことが目的になってしまう。
こういう人は具体的な目標では無いんでしょうね。
(P.54) 「今日1日を一生懸命に働くことで明日が見えてくる。今月1ヵ月を一生懸命働くことで来月が見えてくる。そして、今年1年を一生懸命働くことで来年が見えてくる」 そういうふうに考えて、日々の目標や月々の目標を、そして年間の目標を着実に達成するために懸命に努力を重ねてきました。
稲盛和夫さん。
長期的な計画を立てない人。
1年間だけの経営計画を立ててきたそうです。
個人も参考になるかと思います。
目標を立てる系の書籍。
長期的な視点で考えると仰る人もいます。
未来、現在、過去を踏まえて立てる系ですね。
1年以上の未来の計画。
しっかりと目標達成できましたか?
私は自信を持って無いと言い切れます。
そもそも現代は時代の変化が早い。
5年計画でやっていたら5年後なくなっている。
5年後には新しいことが出てきている可能性もあります。
そういう意味でも1日、1ヵ月、1年を大切にする。
月々の目標や年間計画をしっかりと目標達成する。
その上で軌道修正したり新しいことを取り入れるの良いと思います。
(P.69) 私は、心に描いたとおりに物事を成就すると思っています。言い換えれば、「何としても達成したい」という願望をどれくらい強く持つことができるか、それが成功のカギになってくると考えています。
ドキッとしてしまいます。
「何としても達成したい」
そういう願望を強く持てているか。
私はまだまだその辺りは弱いと感じます。
覚悟の気持ちや意志をしっかり持ちたいです。
(P.95) 誰にも負けない努力を1年365日。営々と続けていただきたいと思います。誰にも負けない努力を続ける日々は、必ずや皆さんの会社を想像もできないほどの偉大な企業に、また、経営者である皆さん自身の人生を豊かで実り多いものにしてくれるはずです。
私なりに努力している程度ではダメ。
成功したいなら誰にも負けない努力を1年365日継続する。
これは会社経営だけでなく個人の成功に当てはまります。
数年前にブログで成功した人。
口を揃えて言っていたのが毎日の継続。
継続だけでなく1日10時間以上はブログに取り組んでいた。
これは今だとYouTube。
ユーチューバーとして成功したい。
それなら私なりに努力している程度ではダメだと思うんですよね。
稲盛和夫さんの仰るように不退転の覚悟を持ち取り組みたいですね。
【経営12カ条 (稲盛和夫)】
・読んでいて「喝」をいただきました。
【新刊】 稲盛和夫の経営12カ条でした。
人生を成功させたい。
人生をより良くしていきたい。
その上で私は本書を読みました。
厳しくも優しい稲盛和夫さんの言葉が多かった。
おまえは甘々だから「喝!!!」と言われた気分です。
引用箇所の最後の言葉。
私なりに努力している程度ではダメ。
誰にも負けない努力を1年365日続ける。
私も志を新たに覚悟を決めて突き進みたいです。