【新刊】 何もない空間が価値を生む AI時代の哲学

・ネット時代を生きる99の心得

 

 

 

どうも管理人のポポリッチです。

 

ネット時代を生きるというテーマ。

まさに私にドンピシャのテーマです。

 

何もない空間が価値を生む。

これって難しそうに思えますよね。

ただ、頭を柔らかくして考えてみるとです。

 

あなたが目を通してくれているブログ記事。

この私の書評記事だってブログに書かなければ生まれていません。

つまり、何もない空間に価値を生み出しました。

そういう意味で頭を柔らかくして読んでいきたい新刊です。

 

 

 

何もない空間が価値を生む AI時代の哲学

 

 

 

書名:何もない空間が価値を生む AI時代の哲学

 

著者:アイリス・チュウ

 

著者:オードリー・タン

 

出版社:文藝春秋

 

出版年:2022年7月24日

 

ページ数:224ページ

 

 

 

オードリー・タンが語るネット時代を生きる99の心得。

オードリー・タンさんは名前だけは存じている人になります。

 

成功哲学、人生訓、自己啓発。

本書のジャンル的にいうとこちらになるでしょうか。

そこにネットについての多くのことが割かれています。

私はネットで生きる!と決めている人間なので興味深く読めました。

 

 

 

・人生観、価値観、世界観は脳のOSのように日常に深い影響を与える

 

 

 

(P.223) この本を読んで得るものがあったと少しでも思って下さったなら、それは私だけの手柄ではありません。唐鳳さんにその多くを負うのはもちろんのこと、彼女が言った通り、善意にもとづく共同作業は、常に最も素晴らしい結果をもたらすのです。

 

 

 

【目次】

 

第1章:経験する

 

第2章:学ぶ

 

第3章:働く

 

第4章:ネット上を生きる

 

第5章:AI時代の哲学

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

章立てのタイトルはシンプルです。

 

本書は、はじめにが無いです。

そこで概要は、おわりにからになります。

 

アイリス・チュウさんの言葉です。

おわりにを読んでみるとアイリス・チュウさんがインタビュー取材した。

それをまとめて、オードリー・タンが語るネット時代を生きる99の心得でしょうか。

ネット時代を楽しくイキイキと生きていきたい私が私なりの書評していきます。

 

 

 

(P.51) 睡眠は非常に個人的なものですから、遅く寝ても遅く起きても構わないと私は思います。プログラミングの共同作業の途中でインスピレーションが湧いているときなどは、仕事が一段落するまで寝ないこともあります。

 

 

 

早寝早起き。

昔から言われることですよね。

今だとネットを見るとこちらの言葉。

 

「朝活」

 

朝活って言葉も流行っています。

実際に朝に活動している人は多いです。

それ自体は良い悪いでは無いし自分に合っているなら大丈夫。

そう、流されたり煽られたりしていない?って話。

 

私が好きな方々。

朝活派じゃない人も多い。

私はブログやTwitterを朝更新しています。

でも自分自身は朝活派ではございません。

 

むしろ、夜の方が活動的になれる。

引用箇所で言われているこちらの言葉。

「仕事が一段落するまで寝ないこともある」もあります。

 

1日24時間はみんな平等。

遅く寝ても遅く起きても構わない。

早く寝ても早く起きても構わないとも言えます。

ただ、睡眠リズム的に自分の体調にあっているかを考えるのは大切です。

 

 

 

(P.74) 絶えず理解、収集、点検といったプロセスを繰り返す中で、一度吸収した情報を体系化することができます。この体系化の過程で、私はより多くの本を読みます。本を読む過程で、引き続き理解、収集、点検しようとする姿勢を持ち続けます。知識の体系は、私自身の経験によって構築されています。ですから、まず誰かのシステムから学ぶのではなく、キーワードを探る過程を踏まえて、自分自身のシステムを構築することが大切なのです。

 

 

「読書とは必要なキーワードを理解すること」

 

私も読書をしている人になります。

とても深い言葉だとこの箇所は思いました。

そのまま通り過ぎずに思わずページ戻りました。

 

小説を除いてになります。

1ページずつめくりながら読むことはほとんど無いそうです。

1ページ、0.2秒のスピードでタッチペンを使い電子書籍を読んでいるそうです。

キーワードと概念のつながりをメモしているというのが凄すぎました。

 

オードリー・タンさんにとってになります。

「読書は本を読むことではなく自分の興味あるキーワードを理解すること」

読書についての知見はとても刺激的。

私にとっても改めて考える機会になった箇所です。

 

 

 

(P.80) 読書も、その本を書いた人が自分と同じ人生経験をしているわけではないため、読んだだけでは本当には理解できないことがあります。他の人が体験していて、その上それを共有しようとするのであれば、相手の話を真剣に聴くことが唯一の学習方法。

 

 

相手の話を真剣に聴くことが唯一の学習方法。

 

本から学ぶ。

それに音声や動画で学ぶことができる時代。

学ぶことはとても良いことです。

 

ただ、多くの方が言われています。

人と直接会うことが多くの学びに繋がる。

便利な時代になっても直接会うことはやめない。

共通して発信される人も多い印象がある事柄です。

 

 

 

(P.149) 私は少なくとも二つのことができると思います。まず、新しいアイデアを思いついたらできるだけネット上に投稿してください。投稿は自分の問題だけでなく、他の多くの人の問題も解決するかもしれません。そうすることで、他の人がその問題について探索する時間を節約し、その人にさらに遠くに行ってもらうことができるわけです。

 

 

オードリー・タンさんに比べたらですよ。

私の実体験はちっぽけなもので霞むと思います。

私なりの書評なので私が語りたいこと。

 

新しいアイデアを思いついたらできるだけネット上に投稿する。

有り難いことにブログでもTwitterでも誰だって投稿することができます。

そのあなただけのオリジナリティや実体験ベースの話。

誰かにとって役に立ち問題解決に繋がることがあるんですよね。

 

アイデア系の話ではなくマインド系の話。

それにブログ論やTwitter運用についてです。

私の話で問題解決したや方向性が見えたって言ってくれた人もいます。

これは発信したからこそだと思うのでこれからも投稿していきたいです。

 

 

【何もない空間が価値を生む AI時代の哲学】

 

 

・視点や着眼点がまったく違う

 

 

【新刊】 何もない空間が価値を生む AI時代の哲学でした。

 

本書を読んでいて感じたこと。

視点や着眼点がまったく違うんです。

このまったく違うは良い意味なんですよ。

 

視点や着眼点が違うから気づきになる。

目からウロコと言える考え方が満載でした。

まさにネット時代を生きる99の心得と言える内容です。