・DXは企業だけのものではない
どうも管理人のポポリッチです。
当ブログでの書評。
DXについての書籍。
何冊も書評しています。
今回の書籍。
冒頭に書かれています。
「DXは企業だけのものではない!」
個人にも理解しやすく優しい内容です。
そもそも、ITとDXの違いってなんなの?
そこからスタートしているので読みやすいと思います。
書名:超DX仕事術
著者:相馬正伸
出版社:サンマーク出版
出版年:2022年6月15日
ページ数:319ページ
仕事はもっと楽になる!
ITツールオタクである相馬正伸さん。
超初歩から個人で使えるものだけを徹底的に体系化。
最近の私は新しいITツールはご無沙汰。
疎い部分も出てきているので嬉しい1冊です。
早速、今回の新刊も私なりの書評させていただきます。
・ダメならやめて別の方法にすればいい
(P.28) 個人がDXを活用して、より高い成果を出す仕事の方法。これが「DX仕事術」です。DX仕事術は、お金も時間もかかりません。企業と比べて、関係者も少なく大人数を巻き込む必要もありません。効果がなければ、やめるのも自由。本人のやる気次第で、いくらでも融通がきくのです。
【目次】
プロローグ:革命レベルの生産性向上を実現するDX仕事術
第1章:超効率、超速、自動化を実現する DX仕事術の原則
第2章:DX仕事術レベル1 すべての始まり「データ入力」でコミュニケーション、効率化、情報収集を底上げする
第3章:DX仕事術レベル2 ミス0、超時短を実現するデータ流用で最強の環境を構築する
第4章:DX仕事術レベル3 可処分時間が倍に! 究極の自動化を実現するデータ活用で付加価値を生み出す
第5章:業務効率化で生産性が大幅アップ! 「守り」のDX仕事術
第6章:ビジネスモデルを大変革する 「攻め」のDX仕事術
エピローグ:自分をアップデートしつづけるDX仕事術
本書の概要と目次になります。
ダメならやめて別の方法にする。
効果を感じなければやめるのも自由。
ITツールをつかい始めの時期。
最初からフィットするツールはわかりません。
いろいろ使いこなしてみて初めて気づきます。
例えば、GoogleChrome(グーグルクローム)。
今はグーグルクローム使用している人は多い。
クロームのシェアは断トツになっています。
しかし、私が使い始めた時期。
当時はまだまだウィンドウズのインターネットエクスプローラー。
通称、IEを使用している人が多かった全盛時代です。
それに今でも使用し続けているEvernote(エバーノート)。
これもメモアプリを色々と使用してみてEvernoteに落ち着く。
そういう経緯があるので実体験としても気軽さは大切だと思います。
(P.20-21) 二人の違いはわかりましたか? ダイエットアプリを入れるまでは同じですが、データを活用したかしなかったかが違うのです。二人の話を通してみなさんに知っていただきたかったことは、IT化とDX化の違いです。ダイエットアプリを導入することがIT化、それにデータを活用して改善し、その後太らない体質まで変えることがDX化なのです。
冒頭のプロローグ。
DXってなんですか?
こういう人は理解しやすいです。
よしえさんとかよこさん。
同じダイエットアプリを使用しました。
よしえさんは体重に変化なし。
かよこさんは8キロのダイエットに成功。
その違いを分けたことはなにか?
よしえさんはアプリにデータ入力して見返さない。
かよこさんはデータを元に栄養管理を徹底したり運動した。
それを踏まえて引用箇所を読んでいただければ腑に落ちると思います。
本書は個人DXと企業DXと言葉を分けています。
個人DXは誰でも出来ることって言うのが伝わりますよね。
現代は良質なツールも多い時代になっています。
DX仕事術を身につけていきましょう。
(P.36) いわゆるITハックとは、「ITを使って効率化するもの」と定義します。ITハックのゴールはあくまでも「効率化」。ゴールがあり、ITを導入して効率化すれば目標達成です。一方、DX仕事術は「データとデジタル技術を活用して、継続的に仕事のやり方を変革させること」と定義します。データとデジタルの力で継続的に仕事のやり方を変えるため、ゴールがありません。
ITハックとDX仕事術の違い。
こちらも理解しやすい説明です。
私自身になります。
これはITハック。
これはDX仕事術。
なるほどと個人的に思いました。
今の時点でもDX仕事術にしている部分はしている。
どちらが良い悪いではなく適材適所で使用する。
ITで効率化しつつDXで継続的に仕事のやり方を変化させていきたいです。
(P.68) 人間の本能ともいえる3Kに左右されてしまうのは仕方がないことです。それを一旦忘れて、データに基づき判断すれば失敗も少なくなります。「3Kはどんな場合もダメ」と言っているわけではありません。3Kに頼るのではなく、一旦冷静にデータを見てみれば別の答えが見えてくる可能性を見出だせるはずです。
データに基づき判断すれば失敗も少なくなる。
データは裏切らないと仰る人も多いですからね。
引用箇所で出てくる「3K」という言葉になります。
勘 (Kan)
感情 (Kanjo)
経験 (Keiken)
勘に頼らない。
感情に左右される。
経験で判断する。
この3Kに頼らないという話。
人間、頼りがちになる3つですよね。
それを踏まえてもデータをしっかりと活用する。
データを適切に使用して判断することは大切です。
(P.83-84) Yahoo!メールやOutlookなど、複数の選択肢があり、そのどれもが基本的な機能に変わりはありません。こだわりが特になければ、現在使っているものを使いつづけてもいいでしょうが、DX仕事術でのおすすめは、Googleが提供している「Gmail」です。Gmailならほかのメールソフトにある機能のほとんどを網羅していますし、データ入力、データ参照の点からも適しています。
私は早い時点からGoogleChrome使用してました。
もちろん、Gmailも使用しています。
今の時代だとGmailユーザーも多いと感じます。
その1つがアンドロイド端末のスマートフォン。
Googleアカウントを作成する。
Gmailも使用している人が増えているんじゃないでしょうか。
ちなみに名前を挙げられているこちら。
Yahoo!メールやOutlookになります。
私は今でもアカウント所持しています。
メインはGmail使用しています。
メルマガ登録やメイン連絡以外などです。
そういうときはYahoo!メールやOutlook。
アドレスを上手く使い分けてる感じになります。
(P.138-139) 資料作りやブログなどの参考のため、あとで見ようと思っているウェブページってよくありますよね。ブックマークに登録したりメモ帳にURLを載せたりと結構な手間となります。その手間を省き、「あとで読む」に特化したツールが「Pocket」です。
あとで読むに特化したツールがPocket。
当ブログの最後のシェアなどのボタンです。
しっかりとPocketも加えてあります。
私はPocket利用したことありません。
基本的にはてなブックマーク利用者。
今でもGoogleChromeの拡張機能。
簡単にはてブできる拡張ツール実は入れたままなんです。
人それぞれの適材適所。
本書を読んでみてPocketの良さ。
Pocketってこういう機能面があるんだと気づきになりました。
これは実際に使ってみるとまた印象が変わるんだろうなって感じています。
(P.199) Googleサイトにデータを集約する目的は、ただ単に効率化することだけではありません。重要なデータを集約し、データを活用することによって意思決定がしやすくなるのです。一つのところに集めて数字を見比べてみれば、見えないものも見えてくるようになります。ビジネス変革をするための「気づき」を与えてくれるツールともいえますので、一度体感してみてください。
重要なデータを集約しデータ活用する。
最近のこの辺りの情報はとても疎くなっています。
Googleサイトはまったく存じてなかったです。
本書を読んでみたらGoogleサイト便利だと思いました。
ウェブの世界は変わるモノも多くある。
より便利になるサイトやツールも増えていく。
情弱にならないようにしっかりウォッチしていきたいです。
【超DX仕事術】
・個人DXなので実践できること満載
【新刊】 相馬正伸の超DX仕事術でした。
当ブログのDX本の書評。
企業DXの書籍が多かったです。
今回は個人DXなのですぐに実践できる。
例えば、おすすめツールのインストール。
それを仕事に活かしていくのは実践しやすいですよね。
私も読んでいてこれ良いかも!って気づきになること満載でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。