【新刊】 安藤俊介の怒れない私のためのきちんと怒る練習帳

・タイプ別に親切に紹介

 

 

 

どうも、管理人のポポリッチです。

私はあまり怒らないタイプではあります。

 

とは言え、感情を無にしている。

イライラしないわけではありません。

他人に感情のままぶつけない感じですね。

 

本書は「タイプ別」に怒れない人を分類。

人それぞれ該当する箇所もあるんじゃないでしょうか。

最初に軽いタイプ診断をしてから読み進めることができますよ。

 

 

 

タイプ別 怒れない私のためのきちんと怒る練習帳

 

 

 

書名:タイプ別 怒れない私のためのきちんと怒る練習帳

 

著者:安藤 俊介

 

出版社:CCCメディアハウス

 

出版年:2022年6月21日

 

ページ数:216ページ

 

 

 

上手な怒り方は自分を守る盾になる。

怒り方って言うものはありますよね。

実際に上手い怒り方と下手な怒り方はあると思います。

 

著者である安藤俊介さん。

アンガーマネジメントの書籍を何冊も書評させていただいています。

本書からも怒りという感情についての知識を多く学べました。

 

 

 

・アンガーマネジメントは少しずつ練習することで上達する

 

 

 

(P.5) いきなり上手に怒れるようにはならないかもしれませんが、アンガーマネジメントは少しずつ練習することで上達します。焦らず、自分のペースで、そしてできる範囲で挑戦をしてみてください。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

目次

 

Chapter1:怒れない人のタイプ診断

 

Chapter2:モヤモヤの正体をあばく授業

 

Chapter3:ケーススタディ 「怒り方」の選択肢

 

おわりに

 

 

本書の概要と目次になります。

Chapter1の怒れない人のタイプ診断。

12個の質問を4段階で点数をつけて評価します。

ここで違うのが合計点数ではありません。

 

A~Fの6パターンで1番点数が高いのがあなたのタイプ。

例えば、Q1+Q7の合計点数が1番高い場合。

この場合はAになりますよって診断です。

簡易的だけど面白い診断だと思いました。

 

 

 

(P.43) 怒りとは、相手に対してあからさまに怒る態度のことだけを指すのではありません。怒りはとても幅が広い感情であり、軽いイライラから、激昂といった強いもの、静かな怒りなど、様々な程度があります。

 

 

怒りとは相手に対してあからさまに怒る態度だけではない。

どういうことかと言うとこちらの感情です。

 

「モヤモヤ」

 

本書でいうとモヤモヤも怒りに含まれるそうです。

本書でも解説で触れられています。

モヤモヤは怒りとは違うのでは?

そういう反論も聞こえてきそうという話。

 

私的に思うのモヤモヤって言葉も難しいですよね。

人に対してだと広い意味の感情でそうかもしれません。

ただ、モノや風景を見てのモヤモヤは怒り?とも思いますよね。

例えば、モヤモヤさまぁ~ずって番組もあるわけですし(笑)。

 

 

 

(P.57) 正しさは結局、自分にとっての正しさでしかなく、100点満点の正しさはないので、人生の中でも猫の目のようにコロコロと変わり続けるのです。

 

 

正しさは結局は自分にとっての正しさでしかない。

仰る通りで見聞きしたことしか知らない。

知らないことは当たり前だけど知らない。

自分の尺度で決めつけてしまいますからね。

 

だから知識をつけておく。

裏表を普段から見るようにする。

客観的に物事を見るように意識する。

100点満点で決めず自分の幅を広げておきたいです。

 

 

 

(P.65) 行動しないことでも恐怖はより大きくなります。行動とは恐怖を手放したり、緩めたりすることですが、行動しなければ何も変わりませんので、恐怖はそのまま抱え続けることになります。ここに逆説的とも言える状況が生まれます。嫌なことに正面から向き合って解決するのは面倒なので後回しにしがちです。後回しにすると、そのことを抱える時間が長くなり、さらに恐怖が増すのです。

 

 

行動しないことでも恐怖はより大きくなる。

私が頭の中にすぐ浮かんだのが夏休みの宿題。

ギリギリになって夏休みの宿題に手をつけた人もいるかもしれません。

むしろ、私はギリギリタイプでした。

 

やらなきゃやらなきゃと頭では思っている。

でもまだ日にちあるからと先延ばししていく。

後回しにすれば日にちだけ減っていく。

まさに行動しないことによってですよね。

 

 

 

(P.97) マウンティングとは、そもそもは猿などの霊長類が相手に馬乗りになって自分の優位を示す行為のことで、そこから転じて自分が相手よりも優位であること、上であることを示す態度や行為のことです。つまり、マウンティングする人は猿と同じことをして、自分が優位であることを示そうとしているにすぎません。あなたは猿ではありませんから、猿のマウンティングに反応する必要はないのです。

 

 

猿のマウンティングに反応する必要はない。

結構、辛辣な言葉にも聞こえます。

ただ、必要以上にマウンティングを気にしてしまう。

それよりもこの心がけのが良いと私も感じます。

 

インターネットの場合です。

スクリーンショットを撮っておく。

あまりにもしつこい場合は出るところには出る。

本人と話し合うよりもよっぽど健全だと思います。

 

 

【タイプ別 怒れない私のためのきちんと怒る練習帳 (安藤 俊介)】

 

 

・大人なんだから感情任せの怒り方はしない

 

 

【新刊】 安藤俊介の怒れない私のためのきちんと怒る練習帳でした。

 

有名人の怒りについてのトラブル。

アンガーマネジメント研修を受けさせます。

最近はこういう発表も増えてきている印象があります。

 

それだけ上手な怒り方。

感情任せに怒らないのは大切だと感じます。

アンガーマネジメントしっかり意識したいです。