【新刊】 小竹海広の言葉のアップデート術

・モヤッとする一言をスッと伝わる一言へ

 

 

 

ブログ管理人のポポリッチです。

本書は言葉のアップデート術になります。

 

ここ最近は伝え方に関しての書籍。

言いかえ系の書籍が増えている印象です。

ただ、著者さんによっての視点が違います。

 

マナー的な言いかえ系の本。

こちらが大半で多い印象です。

 

今回の書籍はコピーライターの方が書いている書籍。

私はコピーライターさんの本ってブロガーなので好き。

取り入れられるところが多いですし参考になります。

本書もそういう視点を持ちつつ楽しく読ませていただきました。

 

 

 

モヤッとする一言を、スッと伝わる一言に変える。 言葉のアップデート術

 

 

 

書名:モヤッとする一言を、スッと伝わる一言に変える。 言葉のアップデート術

 

著者:小竹海広

 

出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

 

出版年:2022年5月20日

 

ページ数:271ページ

 

 

 

ひとこと変えるだけでいい。

ビフォー・アフター。

そこから解説が書かれています。

読んでいて腑に落ちやすいですよね。

何より解説がユーモアを感じつつ読み応えあり楽しかった1冊です。

 

 

 

・新しい時代には新しい言葉が必要

 

 

 

(はじめに) 本書「言葉のアップデート術」は、モヤッとする一言を、スッと伝わる一言に変えるための本です。あたらしい時代には、あたらしい言葉が必要だという前提に立ち、日常会話からビジネス、SNSなど、幅広いシーンを想定しました。

 

 

 

【目次】

 

はじめに


1ノ型 デカい主語から、小さい主語へ。


2ノ型 二人称から、一人称へ。


3ノ型 ヒトの話から、コトの話へ。


4ノ型 二項対立から、中庸へ。


5ノ型 スペックから、ベネフィットへ。


6ノ型 相対評価から、絶対評価へ。


7ノ型 自己顕示から、自己開示へ。

 

 

 

8ノ型 感想から、感謝へ。


9ノ型 フェイクから、ファクトへ。


10ノ型 フィルターバブルから、オープンワールドへ。


11ノ型 つまみ食いから、感触へ。


12ノ型 ロケット花火から、紙飛行機へ。


13ノ型 バイアス単語から、バイアスフリー単語へ。


14ノ型 上書き保存から、別名で保存へ。


15ノ型 パクリ論争から、ジャンル醸成へ。

 

 

 

16ノ型 平均値から、中央値へ。


17ノ型 詰問から、質問へ。


18ノ型 バイトから、キャストへ。


19ノ型 しちゃダメから、してもいいへ。


20ノ型 コントロールから、コンテキストへ。


21ノ型 まちがい探しから、やりがい探しへ。


22ノ型 コンプレックスから、エンパワーメントへ。


23ノ型 逆張りから、理念へ。


24ノ型 ディスカッションから、アイディエーションへ。


おわりに

 

 

 

本書の概要と目次になります。

1ノ型から24ノ型。

それぞれの型がございます。

 

もう1度、言いますが読んでいて楽しかった。

それでいて学べるところは学べる。

さすが、コピーライターの方が書いた書籍だと思いました。

その中から僭越ながら今回も私なりの私の書評させていただきます。

 

 

 

(P.34-35) むしろ過去の私は口が悪いタイプで、他人を傷つけてきた後悔だらけの人生です。人様にどうこう言える立場ではありませんでした。しかし、あるとき本気で会社の先輩に叱っていただき、考えを改め、仕事でコピーライティングを勉強し、言葉には表現方法が無数にあると知りました。自分本位に話すよりも、相手のことを考えながら表現を工夫したほうが、相手も自分も前向きな気持ちになれることを知ったのです。本書はそんな私の反省と自戒、そして未来への願いも込めて書いています。

 

 

私はネット遍歴が長いです。

ブログやツイッターも長い年数。

8年半以上の歴があるから言いたいこと。

 

昨今、誹謗中傷が社会問題になっています。

これは芸能人や有名人だけに限らない話です。

個人でも本当にあることなので萎縮することはない。

そういうことはあるって頭に入れておくの大切。

 

それと同時になります。

誹謗中傷までは行かない。

「攻撃的なリプライしてくる人」

ツイッターでこういう人は本当に多い。

 

まさしく自分本位に話すタイプ。

別に自分の場所で言うのは誰にも迷惑をかけない。

わざわざ、他人に対してリプライでそれを言う?って感じの言葉は受けます。

 

「相手のことを考えながら表現を工夫」

本当に大切なことだと思いますし私も気をつける。

あまりリプライしませんが慎重にコミュニケーション取りたいです。

 

私はリプライがいつも丁寧と言われます。

ただ、そこにおごることなく相手を考える。

コミュニケーションは双方なので気持ち良いやり取り。

そういうことを大切にしながらこれからも進みたいです。

 

 

 

(P.44) これからの時代に必要なのは、熱狂したSNSの雰囲気に流されず、冷静に事実関係を調べることです。そして、「どちらが正しいか」ではなく、「どのように解決できるか」を長期的な視点で考え続ける姿勢が大切ではないでしょうか。

 

 

熱狂したSNSの雰囲気。

私が特に思うの炎上だと思うのです。

昨今は暴露系ユーチューバーが話題になることあります。

ついつい、そういう話題を見たり参加したくなる。

 

その気持ちをグッと抑えるのも大切。

と言うのも事実関係はわかりませんからね。

それに暴露系ユーチューバーだけに限りません。

ネットの意見って良い意味でも悪い意味でも多方向で解釈される。

 

詳しくはググっていただけると嬉しいです。

ロバの老夫婦というネタ?って言って良いのかがあります。

どの視点からも否定的な意見が出るのは当たり前。

その1人の解釈なので自分自身が自分軸で多方向で考えておきましょう。

 

 

 

(P.79) 「まだ観てないの?」と言うのが余計なお世話なのは言うまでもありません。そして、「オチが最高」とぼかしているようであっても、結局は身構えて観ることになります。抽象的なネタバレも、立派なネタバレなのです。

 

 

私なりの書評なので私なりの部分。

「ネタバレの解釈」って難しいですよね。

昨今を見てると触れただけでネタバレになるんじゃと身構えます。

 

例えば、鬼滅の刃。

私はアニメすべて視聴。

ただ、コミックは読んでいません。

コミック読んだ人は最終話まで分かっている。

 

コミック読んだ人がストーリーをバラす。

これはネタバレに入るの?って問題はありますよね。

コミック派とアニメ派の話は結構ある気がします。

 

それと同時に私が特にここ数年で気になること。

「リメイク作品の扱いについて」

アニメもゲームも何十年前の作品。

ここ数年はリメイクされる機会あります。

 

リメイクされる作品です。

既に人気作品の地位を確保している。

最後までのストーリー知っている人も多いはずです。

しかし、ここでも「初見さん」はいらっしゃいますよね。

それを考えると話すのネタバレなのかなって感じてしまいます。

 

確かに見ていない作品。

「オチが最高」と言われたら結構なネタバレですよね。

私自身はネタバレ許容派で逆にこの言われ方をしたらより注目してラスト見ます。

ただ、そういうのが好きじゃない人も居るのが事実。

ネタバレ許容派だからこその気をつけたいと思った箇所になります。

 

 

 

(P.110-111) ヤフーニュースは速報性があり、見出しは最大15・5文字とコンパクトです。さまざまなニュースサイトから注目の情報を抽出するので、情報全体を俯瞰できます。しかし、コメント欄には匿名の誹謗中傷や、偏った意見が集まるケースも少なくありません。偏った意見をするユーザーほど書き込む回数が多くなるからです。近年は誹謗中傷をAIで自動削除したり、避難と援護の両側面からコメントを取り上げたりするアルゴリズムが組まれ始めていますが、それでもバッシングムードを煽る投稿が多く、中立的な意見は埋もれています。そのため現状では、ピックアップされている専門家の方々のコメントを読むにとどめることをおすすめします。

 

 

ヤフコメを世間の声として読む

ヤフコメは専門家のコメントだけを読む

 

 

私はヤフコメ自体を見ないで良いと思います(暴論)。

これは著者さんを否定しているわけではなく理由があるので詳しく書いていきます。

 

この記事を書いている昨日になります。

梅雨明けも早く気温もヤバい状況。

熱中症で救急連絡した人が多かったの記事。

救急車の出動率が90%を超えてたって話です。

 

実際に専門家の人がヤフーの記事にコメントしてたんです!

 

「軽い熱中症くらいで救急車を呼ぶな」

「本当に困ってる人が使えなくなるでしょ」

 

専門家なので1番上にコメントがある

私は最初に目に入ってきてビックリしました。

何がって軽いかどうかの判断は素人には難しい。

軽いと判断して自宅療養して亡くなる人もいると思うんですよね…。

 

案の定、その専門家の人の意見に否定的な人が多くて共感も多かった。

ヤフーコメントで専門家がするコメントに対して1つ問題点があります。

 

 

専門家には良い評価しか評価できない。

専門家にはコメントできない設定になっている。

 

 

それを踏まえても私はヤフコメを見ないが最適解だと感じています。

それだったらまだツイッターで専門家をフォローしてツイートを見るかな。

私はヤフコメのコメントよりもこちらかなって思うタイプです。

 

コメント欄には匿名の誹謗中傷。

偏った意見が集まるケースも少なくないは著者さんに共感です。

 

 

【モヤッとする一言を、スッと伝わる一言に変える。 言葉のアップデート術 (小竹海広)】

 

 

・さすが、コピーライターさん

 

 

【新刊】 小竹海広の言葉のアップデート術でした。

 

本書を読んでいての感想。

さすが、コピーライターさん。

読ませる文章のプロと思いました。

 

それでいて勉強になる。

知見になることが多くて感謝になります。

私も言葉のアップデートを怠らずこれからも邁進します。

いつも読んでいただきましてありがとうございます。