【新刊】 佐藤成美の本当に役立つ栄養学

・食べものの科学

 

 

食物の知識。

間違っている人も多いと思う。

そういう私も間違っています。

 

理由の1つです。

それぞれの生まれ育った家庭環境。

両親などからの刷り込みの知識があります。

私も間違ってたこと教えられてたと気づいこと実はあるんです。

 

もう1つが過去と現代の科学の進歩。

科学の発展で変わる知識も出てきます。

昔はこう言われてたけど、今はこうですよってやつです。

そういう意味では日頃から気をつけて学び続けておきたい。

 

 

 

本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学 (ブルーバックス)

 

 

 

書名:本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学 (ブルーバックス)

 

著者:佐藤 成美

 

出版社:講談社

 

出版年:2022年5月29日

 

ページ数:256ページ

 

 

 

肥満、病気、老化予防。

カギとなる食べ物の科学。

食生活が無い人間なんていません。

大切な知識を本書から学んでいきましょう。

 

 

 

・健康になるための食生活を考えていこう

 

 

 

(P.5) 本書を読んで、栄養や代謝の基本的なことを理解したうえで、健康になるための食生活を考えていくきっかけになれば幸いです。

 

 

 

【目次】

 

まえがき

 

序章:食べもの、その正体とは

 

第1章:食べものに含まれる栄養素の真実

 

第2章:消化と吸収から考える食べもの

 

第3章:体のなかで栄養素はどんな動きをしているのか

 

第4章:血液という体液から考える食べもの

 

 

 

第5章:筋肉、骨、皮膚と食べもの

 

第6章:脳と神経に作用する食べもの

 

第7章:健康な食べものは本当に体に良いのか

 

おわりに

 

参考文献

 

さくいん

 

 

 

本書の概要と目次になります。

健康生活を始めよう。

始めるのはとても良いこと。

しかし、ちょっと待ったなんですよね。

 

間違ったままの健康知識。

それで実践していても効果が薄い。

もしかしたら効果が出ないかもしれません。

せっかくなら実践して効果を高めたいですよね。

健康になるための食生活を一緒に考えていきましょう。

 

 

 

(P.26) さまざまな成分が組み合わさり、相互作用することも重要です。食べものをかんだり、飲み込んだりという動作や、満腹感も、消化や吸収に深くかかわっています。食品には未知なる力がたくさんあるのです。手軽だからといって、栄養補助食品には頼りすぎないほうがよさそうです。

 

 

様々な成分が組み合わさり相互作用することも重要。

そして栄養補助食品には頼りすぎないほうが良い。

 

栄養補助食品です。

私も有り難く取り入れています。

栄養補助食品のパッケージにも書かれていますよね。

 

ちゃんとした食生活をする。

そのうえで取り入れてくださいという注意事項。

頼るのは良いけど、栄養補助食品だけに頼りすぎない。

この辺りは意識的に食生活を送りたいです。

 

 

 

(P.53) 塩は摂りすぎにも、不足にも注意が必要な栄養分です。ただ、実際にどのくらい必要なのかは研究者によって異なっており、国民の健康を守るためにも、科学的に結論を出す必要があります。

 

 

塩は摂りすぎにも不足にも注意が必要。

ここはそうなんだろうなって思いますが、その後。

 

「ただ、実際にどのくらい必要なのかは研究者によって異なる」

 

えー、ですよね。

健康知識ってこういうこと結構あります。

私の場合は研究者と言いますか書籍であり著者さん。

 

当ブログでもいろんな健康本を書評しています。

見解が異なる場合もちらほら見かける機会ある。

親切に本書のように研究者により異なると書かれている場合もあります。

何冊か健康本を読んでみてそういう情報を知ることは大切です。

 

 

 

(P.87) 酵素は生命を維持するためには絶対に必要なものです。食品ばかりでなく、医療にも科学工業品の製造にも利用されており、私たちの生活にもなくてはならないものです。酵素ダイエットのように一見科学のようだが科学的根拠が少ない疑似科学は世の中にたくさんあります。また、ある食べものを食べると健康になる、あるいは病気になる、といったことを過大に評価し偏った食生活を送るフードファディズムも社会問題になってきました。これらは、テレビや雑誌などマスメディア、今ではSNSの情報が発端になっていることが多いです。誤った情報に振り回されないように気を付けたいものです。

 

 

科学的根拠が少ない疑似科学は世の中に沢山ある。

科学的に見せているけど根拠が少ないはあるあるですね。

問題提起されている人を見かける健康関連の事柄も多いです。

 

フードファディズムも社会問題になってきた。

「過激派」と思える人も多くいらっしゃいますからね。

何でもかんでも噛み付いてくるような人。

自分のところでだけ言っていたらまだ良いんですよ。

 

それが正義と信じ込む。

それ以外は悪って感じですね。

例えば、前にTwitterのリプライ。

糖質制限についてフォロワーさんと話してました。

 

話してたと言っても軽口を叩く程度。

身体を良くするのに糖質制限でもした方がいいですかね~あはは。

そんな感じの他愛もない会話をしていただけです。

 

そうしたらどこからともなく現れる。

お互いフォローなどしていないアカウント。

(いかにも捨て垢って感じの見た目してました…(汗))

糖質制限についてのウンタラカンタラを140文字ぎっしりリプライしてくる。

そういうことに遭遇したことがあります。

 

もちろん、相手にしませんでした。

恐らくキーワード検索かなにかで手当り次第に送ってるんでしょうね。

少しばかり正義の暴走してない?と感じるエピソードでした。

だからこそ、フードファディズムも社会問題になってきてるも納得です。

 

 

 

(P.142) 血液の凝縮は、運動不足や、寒いときに血行が悪くなると起こることもあります。血液が流れにくくなる要因にはさまざまなものがあるので、食べものに気をつけるだけでなく適度な運動も必要です。

 

 

本書は食べものについて。

食生活についてが基本です。

 

しかし、運動も触れられています。

適度な運動をしっかりしてこその食習慣。

 

私も悪天候や調子が悪いときは除いてです。

毎日の散歩は欠かさないようにしています。

 

 

【本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学  (佐藤 成美)】

 

 

 

・食べものの誤解や通説が変わることもある

 

 

【新刊】 佐藤成美の本当に役立つ栄養学でした。

 

引用箇所では触れませんでした。

私が間違って教えられたこと卵についてです。

卵は1日1個しか食べちゃいけないって言われていました。

 

ただ、こちらは色んな書籍に書かれています。

卵についての誤解も本書で触れられているんですよね。

それを踏まえると両親が悪いわけでなく昔は通説だった。

 

それが現代になって変わってきた。

しっかり、卵についての誤解を解く情報が広がってきた。

そういう風に私は情報を捉えています。

思い込みではなく健康は生活に関わりますし情報収集しっかりとですね。