【新刊】 小田木朝子の仕事は自分ひとりでやらない

・ヘルプシーキングの教科書

 

 

仕事に関してになります。

私は人に任せるのが苦手。

 

自分ひとりでやった方がマシ。

他人に任せるのは不安と思うタイプです。

この感情ってなかなか難しいと思います。

 

別に相手を信じていないわけではない。

適材適所って言葉もあるし理解します。

ただ、自分で作業したほうが作業率を把握できる。

どこまでかの確認もしやすいから目星がつけやすいのもあるかもしれません。

 

要は何が言いたいかというとです。

本書で言われるところのヘルプシーキング。

私はヘルプシーキングを身に着けたほうが良いと思いました。

まさに教科書と言える内容になっていましたよ。

 

 

 

仕事は自分ひとりでやらない

 

 

 

書名:仕事は自分ひとりでやらない

 

著者:小田木 朝子

 

出版社:フォレスト出版

 

出版年:2022年4月21日

 

ページ数:224ページ

 

 

 

助けを求める力。

最強のビジネススキル。

 

周りに頼る。

助けを求めるのは甘えじゃない。

早速、ヘルプシーキングの考え方を学んでいきましょう。

 

 

 

・ヘルプシーキングは誰でも身につけられる

 

 

 

(P.6-7) 「ひとりで無理して抱え込む」から「周りに頼りながら、チームで成果を出す」へ、仕事のやり方をアップデートしていきましょう。ヘルプシーキングは誰でも身につけられる最強のビジネススキルです。そのための考え方、やり方をこれから具体的にお伝えしていきます。本書が、あなたの仕事のやり方、組織のあり方を変えていく一助となれば、著者としてこれほどうれしいことはありません。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:仕事で「問題を抱える人」の病

 

第2章:「ヘルプシーキング」というビジネススキル

 

第3章:実践! ヘルプシーキングの始め方

 

第4章:ヘルプシーキングを上手に使うためのテクニック

 

第5章:ヘルプシーキングで「上手に仲間を助ける」方法

 

第6章:助け合いながら成果を上げるチームづくり

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

自分から助けを求めるだけではない。

上手に仲間を助ける方法まで書かれています。

 

頼るにしても頼り方。

助けるにしてもおせっかいにならないように助け方。

考え方を知っているとスムーズにやっていくことができますよね。

ヘルプシーキングの考え方を私なりの書評していきます。

 

 

 

(P.23) 考えたいのは、持続可能な「仕事のやり方」です。気合、根性、長時間労働、そのいずれにも頼らずに、ちゃんとチームに貢献でき、成長実感が持て、周囲と良い関係を築きながら、健康的に「やりがい」を感じ続けられる「仕事のやり方」。その目指す姿に対し、今の仕事のやり方はどうでしょう。「その『仕事のやり方』、ずっと続けられますか?」と自分に問いかけてみることがスタートです。

 

 

その仕事のやり方ずっと続けられますか?

持続可能な仕事のやり方を考えてみる。

 

私は仕事だけに限らない。

目標や計画を挫折しない。

そのために事前に考えておくべきことだと思います。

 

人間、マックスの状態で考えてしまう。

ただ、気分がマックスの日じゃない日も多いです。

気合いや根性に頼るよりも持続可能なやり方。

仕事に限らず作業としての面でも考えておきましょう。

 

 

 

(P.41) もしも、「助けを求める」という言葉に抵抗があるならば、「仲間を頼る」という言葉に置き換えてください。「助けを求める」ことは甘えではなく、相互信頼のうえに成り立つ「適切な頼り合い」です。「仲間のためにこそ、ひとりで抱えない」という考え方に”上書き”しましょう。

 

 

助けを求めるのは甘えではなく相互信頼。

こちらの言葉はとても素敵な考え方だと思います。

確かに助けを求めるよりも仲間を頼るのほうが言葉1つで印象が違います。

 

相互信頼のうえに成り立つ。

適切な頼り合いって考えると頼りやすいですよね。

仲間のためにこそ1人で抱えないの考え方に私もシフトしたいです。

 

 

 

(P.49) 「ヘルプシーキングはビジネススキル」、この前提が非常に大事です。これまで「助けを求める」ことは、甘えや逃げという先入観で捉えられたり、タイプや性格に起因するものとして「できる」「できない」を決めつけられたりしてきたように思います。対して、ビジネススキルだと定義することにより、「ビジネスを円滑に進めるうえで必要な考え方であり、行動」だという認知が広がりますし、「実践しよう」「使いこなそう」という人が増えます。スキルですので、「誰でも意識して実践すれば上手になるもの」と言えます。

 

 

こちらの考え方も良いですね。

私は頼られるほうに関してはドンと来い。

どんどん頼ってきてくださいタイプです。

自分から頼ることに対しての苦手意識はあります。

 

「ヘルプシーキングはビジネススキル」

この前提を持つと自分から頼りやすいと思えてきます。

ビジネススキルなんだからビジネスを円滑に進めるために必要な考え方。

自分の中の考え方をアップデートしておきたいです。

 

 

 

(P.81) ヘルプシーキングの目的が、チームの仕事を円滑に進めることであれば、「申し訳ありません……」よりも「ありがとうございます!」「助かります!」ではないでしょうか。謝罪の連呼は、言われるほうも、見ているほうも辛いものです。それよりも「助けて良かった」と思ってもらうために、最大限の感謝を伝えたいですね。

 

 

申し訳ありませんよりもです。

ありがとうや助かりますと言ってもらえる。

こちらのほうが気分的に嬉しいですよね。

 

私自身は頼られる方。

相談なども乗ったりする。

そのときに謝罪よりも感謝の言葉。

そちらをいただくほうが助けてよかったと嬉しい気分になれます。

 

 

 

(P.100) とにかく漫然とした不安や、自信のない点を具体的に洗い出して、共有しましょう。私は、「やりたい」という気持ちがある人に、「自信がない」からと諦めてほしくないと心から思います。「自信がない」を理由にしてしまうと、思考はそこで止まってしまい、本当はそこに成長のチャンスがあるのに、自ら手放してしまうことになってしまうからです。あなたのチャレンジには、実はたくさんの応援者、サポーターがいます。安心して助けを求めながら、前に進んでください。

 

 

私なりの書評なので少し違います。

インターネットでの活動でも当てはまると思います。

 

不安やピンチのときに口に出す。

具体的に洗い出して共有してみるのは悪いことではないと思っています。

こういう助けは求めたことがあります。

 

安心して助けを求めながら前に進んでいく。

この意志を持つことって大切だと私は感じています。

もちろん、助けばかり求めずに結果を出しつついざというときですね。

 

 

【仕事は自分ひとりでやらない (小田木 朝子)】

 

 

・ヘルプシーキングの考え方をインストール

 

 

【新刊】 小田木朝子の仕事は自分ひとりでやらないでした。

 

仕事は自分ひとりでやる。

誰に頼ることができるに仕事をしている人。

考え方がガラッと変わる箇所も多かったんじゃないでしょうか。

仕事を円滑に進めるためにもヘルプシーキングの考え方を持ちたいですね。