・他人と比べてしまうのは当たり前
他人と比べるより自分と比べる。
嫉妬や妬んでいる時間はもったいない。
自分に向き合う時間に使うほうが有意義。
今でこそ私はこの手のことを言います。
しかし、誰しも最初はそうなんですよ。
つい他人と比べてしまう。
嫉妬や妬みなどを持ってしまう。
私は人間としての感情。
出てくるのは自然なことだと思います。
自然なことなんですが、良いことでは無いですよね。
私の場合は本を読んだことが大きい。
いろんな考え方や視点が手に入った。
感情との向き合い方も上手くなった。
後天的に身につけて矯正していきました。
本書からも学べる箇所が満載ですよ。
書名:つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本
著者:根本裕幸
出版社:学研プラス
出版年:2022年4月14日
ページ数:244ページ
「うらやましい!」と思ったときはチャンス。
あなたの魅力を見つけるコツを教えます。
根本裕幸さんの書籍は今までも何冊か読んで書評しています。
理解しやすいですし学べることが多いので好きな著者でもあります。
今回の書籍からも勉強させていただきつつ私なりの書評をしていきます。
・嫉妬はあなたが自分の魅力に気づくためのサイン
(P.7) 「変わりたい」と願ったあなたなら、その準備はもうできているはず。あなたが本来持っている、自身の素晴らしい一面に気づき、笑顔で歩き出すためのお手伝いができれば幸いです。
【目次】
はじめに:嫉妬はあなたの魅力を教えてくれる素敵なサイン
第1章:嫉妬は、どうやって生まれるのか
第2章:あなたを悩ませる嫉妬の正体
第3章:もう苦しまないで! 嫉妬をプラスに変える3つのマインドセット
第4章:すぐにできる! 嫉妬を感じたときの切り替えスイッチ15
第5章:他人の嫉妬から身を守る方法
本書の概要と目次になります。
まず最初はメカニズムですね。
こういうことを先に知ることは大切。
そしてその後に対処法などを詳しく解説。
読んでいて分かりやすい書籍だと感じています。
(P.23) どうやら「うらやましい」という気持ちに、次に紹介するようなネガティブな感情が入り込むと、嫉妬に姿を変えるようなのです。それは、無価値感、劣等感、怒り、嫌悪感、無力感、不安、怖れ(抵抗)、不信感、失敗感、競争心、独占欲といった感情です。
引用箇所で書かれていること分かります。
他人と比べるや嫉妬心についての考え方。
複合的に考えたほうが良いんですよね。
無価値感、劣等感。
これは「自己肯定感が低い」になりますよね。
過去の私は本当に自己肯定感が低い。
自己卑下しているタイプでした。
自己肯定感を上げる書籍を読む。
自己肯定感について学び実践する。
このようなフェーズを踏んで今に至ります。
最初に書いた通り後天的に取り組んでるんですよ。
(P.48) 嫉妬はあなたにとって大切なものであり、欲しいものを教えてくれる感情。
短い言葉ですが、これです。
私なりの書評なので私の意見。
他人と比べてしまう。
嫉妬心についてもになります。
負の感情と思いがちですよね。
しかし、私は違うと思います。
本書のテーマは「うまく付き合う本」です。
要するにポジティブに活用していく。
最初に書いた通りで人間に備わった感情。
そういうのが出てしまうのは仕方ないのです。
嫉妬は大切なものであり欲しいものを教えてくれる。
この感情を大切に嫉妬対象ではなく自分に向けていく。
感情に気づいてやる気などのプラスの感情面にしてしまう。
こういうことが意識的に出来るとうまく付き合えると思いますよ。
(P.71) 私は嫉妬というのは自分の心の中にある闇を照らしてくれるものと解釈しているのですが、何かに対して、あるいは、誰かに対して嫉妬を覚えたとき、私たちは自分では認めたくない、ずっと隠しておきたい感情に気づかされてしまうのです。ですからこうした惨めさも、「自己嫌悪と向き合う時期が来ている」ことを教えてくれているのです。
私も著者である根本裕幸さんと同意見です。
めちゃくちゃ刺さる言葉になります。
「自己嫌悪と向き合う時期が来ている」
先程も書いた通りです。
自己嫌悪や自己卑下。
自己肯定感が低いと思って上げる方に取り組む。
自然と他人と比べる。
妬みや嫉妬の感情が減る。
仮に出てきてもプラスに活かせる。
向き合った結果が、実体験でうまく付き合うに繋がりました。
(P.113) 人間関係を良好にする際に有効なだけでなく、自分らしい人生を歩んでいくためにも大切な心の在り方に、「自分の感情に責任を持つ」というものがあります。やや厳しいというか難しい印象を受ける気がするかもしれませんが、込められたメッセージはシンプルで、「自分が感じている感情は自分のものなのだから、自分自身で処理する」ということです。言い換えれば、「他人や状況のせいにしない」といったところでしょうか。
他人と比べる。
嫉妬も他人と比べる。
対自分ではなく対他人なんですよね。
人生を有意義に生きる。
自分のことを客観的に見る時間。
「自分軸」って大切だと思うんです。
昨今、見ていると感じること。
条件反射や短絡的に反応してしまう。
芸能人、インフルエンサー、ユーチューバー。
誹謗中傷が取り上げられる。
攻撃的リプライ送る人もいます。
これは自分が見えていないと感じます。
私も少しばかりツイートがバズりました。
そのときにどこからともなく否定的な意見。
攻撃的なリプライは飛んできましたからね。
現代こそ「自分の感情に責任を持つ」は大切にしましょう。
【つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本 (根本裕幸)】
・他人と比べるよりも自分と比べる
【新刊】 根本裕幸のつい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本でした。
他人と比べるより自分と比べる。
今でこそ普通に言えるようになりました。
書評部分で書いた通りです。
過去の自分はそんな人ではありません。
むしろ、そういうのが普通に生きていたら普通ですからね。
それと同時に他人と比べること。
嫉妬心と言うのは悪いことではなくうまく付き合う。
プラスにポジティブに転化させていける感情が大切。
これからもうまく付き合ってよりよい人生にしていきます。
最後まで読んでいだきましてありがとうございます。