【新刊】 米田恵美子の「専門家」以外の人のためのリサーチ&データ活用の教科書

・リサーチ&データ活用できてますか?

 

 

本書を手に取った理由。

リサーチ&データ活用できてないから。

単刀直入にそのままですね(笑)。

 

会社とかでは無くですよ。

ネットで活動している人。

現代はデータ集めやすくなったんじゃないでしょうか?

 

ブログで言うとアクセス解析あります。

Twitterにもツイッターアナリティクスなどあります。

ソーシャルドッグというサービスもありますね。

 

要はデータ自体は集めやすい。

しかし、それを眺めて活用している?

私は自信を持って活用できていると言えません(汗)。

 

意識が向いてしまうところ。

数字が増えた減っただと思うんです。

それ以外の見方だったり活かし方になります。

そういう部分を勉強したくて本書を手に取りました。

 

 

 

「専門家」以外の人のためのリサーチ&データ活用の教科書: 問題解決マーケティングの秘訣は、これだ!

 

 

 

書名:「専門家」以外の人のためのリサーチ&データ活用の教科書 問題解決マーケティングの秘訣は、これだ!

 

著者:米田 恵美子

 

出版社:東洋経済新報社

 

出版年:2022年4月1日

 

ページ数:262ページ

 

 

 

まとめて、ざっくり、一気に理解。

見る方としては嬉しくなりますね。

 

P&Gで実践。

ファブリーズ、レノアの市場規模は2倍。

実体験が語られているのは頭に入りやすいです。

 

会社だけに限らない。

個人にも活かせる箇所を中心に書評します。

いつも言うように私なりの書評なのでご了承ください。

早速、戦略的イノベーションの極意を学んでいきましょう。

 

 

 

・マーケティング力と問題解決力を高める

 

 

 

(P.2) 本書を通じて、専門家はもちろん、専門家以外の方々にも、「当たり前」のリサーチ&データ活用について知っていただければ幸いである。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

序章:リサーチ&データ活用で何ができるのか

 

第1章:「もったいない」からの脱却

 

第2章:リサーチ&データ活用における戦略思考

 

第3章:目的の明確化が戦略の第一歩

 

第4章:リサーチ&データ活用をデザインする

 

 

 

第5章:現状理解1:「ギャップ=問題」を突き詰める

 

第6章:現状理解2:ビジネス課題を設定する

 

第7章:仮設を広げるためのリサーチ&データ活用

 

第8章:「絞り込み」のためのリサーチ&データ活用

 

第9章:継続的な問題解決のために

 

 

 

本書の概要と目次になります。

この手の書籍は小難しい。

手に取りにくい人もおられると思います。

 

本書はその辺りを加味している。

専門家以外の方々。

当たり前のリサーチ&データ活用について知っていただければ幸い。

この辺りを意識されているので読みやすかったです。

 

 

 

(P.25-26) パラダイムはいったんシフトしてしまえば、昨日まで受け入れられなかった非常識なことが、とてもシンプルな当たり前の常識として受け入れられるようになる。シフト前はかたくなに拒んでいた(=理解不能だった)ことがすんなり理解できて当たり前になる、とても不思議な現象なのである。実は、私たち消費者は気がつかない間に、企業やメディアからの新商品や情報発信によって、いろいろなパラダイムシフトをお超し / 起こされながら、それにともなう態度・行動変容を起こしている。

 

 

自分が消費者の場合。

10年前や20年前を考える。

 

当時は無かった。

当時は受け入れられてなかった。

それなのに現代では定番ってありますよね。

 

例えに出ているのが、ミネラルウォーター。

いつの間にか、水を購入するは当たり前になる。

当たり前は言い過ぎでも購入している人もいらっしゃるはずです。

 

大事なのが、いろんなパラダイムシフトが起きている。

非常識が当たり前になることも多い。

この意識はやっぱり持って考えたいです。

 

 

 

(P.47) いくら業界や自社の商品に精通していようとも、世界は変化し続け、ユーザーも変わり続けている。まず、現状に満足し甘んじることなく、継続的にリサーチを続け新しいデータ・情報を収集し分析することで、新しい発見ができると理解する必要がある。そうして得られた新しい発見は現状打破のチャンスにつながるカギになると認識すると、リサーチに対する考え方が大きく変わるはずだ。

 

 

時代は移り変わります。

非常識が常識になる。

先程みたいなことは当たり前。

 

一方で常識についてです。

常識と言うかスタンダートですね。

スタンダートだったものが終わることもあります。

 

時代の変化を敏感に察知する。

世界は変化し続け、ユーザーも変化し続ける。

凝り固まらずにこの辺りを大切にして柔軟に動いていきたいです。

 

 

 

(P.67) 著者が感じているリサーチ&データ活用のワクワクする可能性の素晴らしさ・面白さ・楽しさを、それを知らない人たちに伝えるにはどうしたらいいか。1つのアイデアとして、問題解決のためにリサーチ&データ活用を使いこなしていくプロセスを、ロールプレイングゲーム(RPG)のように考えてみればいいのではない、という発想を得た。

 

 

リサーチとデータ活用。

RPGのように考えてみる。

 

実はリサーチ&データ活用は苦手意識あったのです。

ただ、ロールプレイングゲーム(RPG)は大好き。

Twitterのポポリッチでのゲーム話。

たくさん語っているので見ている人はご存知の通りです。

 

それを踏まえたら心が軽くなった。

私はロマンシングサガシリーズが大好き。

サガシリーズから学んだことも閃きなど含めて多いです。

そういう意味ではこの伝え方は個人的に刺さりました。

 

 

 

(P.74) 「バイアス」は「色眼鏡」ともなり、通常と違うものがあっても「いつも通りである」と思い込んだり、興味のないものには目がいかない、聞こえない、覚えていない、という結果を導くことになる。新しい発見をするには、いま見えていないことを見る、いまはまだ知らないことを知る、ということから始まるのだが、己のバイアスに固執していると、新しい発見に近づきにくい状態となってしまう。

 

 

誰しもバイアスを持ち合わせています。

私もバイアス掛かっていると自覚することがあります。

自覚して気づくフェーズは本当に大事です。

 

習慣やルーティンは大切。

その一方でその習慣やルーティン。

惰性的にやっていない?ということはありませんか?

 

これは自分にも問いかけること。

ここで言いたいのは見直してみる。

継続して良いものはそのまま継続する。

成果や結果に繋がらないのに惰性的にしてないかの確認。

 

本人が楽しければ良いのです。

ただ、成果や結果がほしいと思っている。

そういう人は1度、立ち止まり見直してみる。

バイアスに固執していないかの確認はしていきましょう。

 

 

 

(P.133) リサーチもデータ活用もあくまでも「意思決定のための参考資料の1つ」にすぎないのだということを覚えておいてもらいたい。そして、重大な意思決定であればあるほど、1つのリサーチ結果だけで議論するのではなく、過去のリサーチデータや市場状況、競合に関する情報なども一緒に参照できるようにするのが望ましい。

 

 

リサーチやデータ活用。

あくまでも意思決定のための参考資料の1つ。

 

個人でやる場合。

翻弄され過ぎない。

一喜一憂し過ぎないのも大切ですね。

 

冒頭にも書いた通り。

私はデータ活用うまく出来ていると言えない。

本書から考え方としても学べる視点が多かったです。

 

 

【「専門家」以外の人のためのリサーチ&データ活用の教科書: 問題解決マーケティングの秘訣は、これだ! (米田 恵美子)】

 

 

・自分の頭でもっと考えていこう

 

 

【新刊】 米田恵美子の「専門家」以外の人のためのリサーチ&データ活用の教科書でした。

 

リサーチと言うかです。

「データ活用」の方になります。

 

データを見る。

数字に一喜一憂する人は多い。

そうならないように考える。

 

リサーチとデータ。

成果や結果を出すために見るわけです。

その辺りは反省や肝に銘じたいと思いました。

もっともっと自分の頭で考えて行動していきたいです。