・著者と言うか監修者
沢渡あまねさん。
当ブログでも何冊か著書を書評。
名前を存じている方でございます。
今回の新刊。
著者と言うよりも監修者。
名前はどーんと出ています。
しかし、監修者の立場で答えられています。
コロナ禍になり働き方が変わる。
新しい働き方になった職場も多いんじゃないでしょうか。
まだまだ不慣れの人もいらっしゃるかもしれません。
そんな人の助けになる視点が満載の書籍が本書です。
書名:テレワークも業務改善もさっぱりわからない私に 新しい働き方を教えてください!
監修:沢渡 あまね
出版社:朝日新聞出版
出版年:2022年4月7日
ページ数:192ページ
残業NGなのに業務量が減らない。
遅刻や欠勤のお知らせは電話? LINE?
在宅ワークになって、一日中仕事をしている気がする。
などなどのことが書かれています。
本書はテレワークだけの本ではない。
業務改善での新しい働き方での疑問も解決。
新しい働き方について多様な視点で書かれていますよ。
・丁寧にやさしく解説されています
(P.2-3) 本書では、作家でワークスタイル&組織開発専門家の沢渡あまね先生に伺いながら、一人ひとりの仕事への取り組み方、身近なところからできる業務改善、組織の変革などをていねいに優しく解説していきます。
【目次】
はじめに
Part1:今、知りたい働き方・将来
Part2:改めて考えたい働く理由
Part3:見つめたい仕事と自分の関係
Part4:仕事の効率化と付加価値
Part5:仕事は協同してすすめる
本書の概要と目次。
沢渡あまねさんは監修者。
編集部とのやり取り。
編集部のまとめなどで書かれている箇所も多いです。
その辺りを伝えたうえで私なりの書評を今回もさせていただきます。
(P.24) 飲み会に参加しなくても評価してくれる会社もたくさんありますから、働く場をそちらに移せばいいわけです。相手の価値観は変えられません。相手に合わせるか、自分に合う環境を選ぶかどちらかです。
飲み会についてです。
先日、読んだ書籍でも書いてありました。
価値観の違いについてになります。
上司も時代の変化はわかっている。
昔みたいに最後まで付き合えってわけではない。
1杯くらいや1時間くらい付き合ってほしいと思っている。
一方で断る部下のほうの価値観。
飲み会って言っても会社の人と付き合う。
それって仕事じゃないの?
給料が発生するなら飲み会に行ってもいいけど…。
これだと上司と部下の価値観まったく違いますよね。
だからこそ「相手の価値観は変えられない」と思う。
相手に合わせるか、自分に合う環境を選ぶかどちらか。
人それぞれと時代の変化を受け止めて柔軟に対応しましょう。
(P.41) 「勝ちパターン」は人それぞれ。同じ人であっても日によって違う場合もあります。なので、自分の力を発揮できる時間帯、環境をしっかり見極めるのが大事です。働くスタイルを自分で選択する心構えを持ちましょう。在宅ワークに固執する必要もないかもしれませんよ。オフィスの方が集中できるならオフィスに行ったほうがいいわけです。
勝ちパターンは人それぞれ。
この辺りは本当に大切なこと。
自己分析をしっかりして自分を知る。
人間はロボットではない。
毎日が安定しているわけではない。
だから自分が自分を把握しておく。
己の状況を見れることが大切です。
他人よりもまずは自分を見極める。
毎日のパフォーマンスを高めるためにも大事。
働くスタイルを自分で選択する心構え。
どんな人にも必須な心構えだと感じます。
(P.95) 特に好きではない仕事でも、実績を評価されたり、相手に喜んでもらえれば、モチベーションがアップし、最終的に好きな仕事になることもあります。このようなプロセスを経て仕事を「好き」になった人は、社会のどこでも通用する強みを得られます。まずは「得意」を増やしていきましょう。最終的に「得意で好き」になれればベストです。
好きなことを仕事にしよう。
この言葉はよく言われることです。
そことは別の視点で書かれています。
「まずは得意を増やしていく」
私はこちらの考え方のほうが好きです。
そもそも好きなことって分かりにくいですよね。
得意なことなら理解しやすいと思います。
得意だけど、あまり好きではない。
ただ、褒められたら嬉しいしモチベーションも上がります。
なるほど~と思えて良い考え方です。
そこから得意が好きになる可能性もありますからね。
(P.127) 業務改善において、現状を把握したり、効果を計るためにも数字は重要です。つまり「数字への意識は業務改善そのもの」とも言えるのです。これまで測定していなかった物事であれば、これを機に測定を始めるとよいですね。
本書は新しい働き方。
仕事についての書籍になります。
しかしながら、普段からの日常生活。
数字で物事をしっかり言う癖はつけておきたいです。
「今日は休日だしたくさん本を読むぞー」
これだとたくさんって何冊?ですよね。
それなら2冊読もう!のほうが明確だし動きやすいです。
数字への意識は業務改善そのものは日常生活でも当てはまると思います。
【テレワークも業務改善もさっぱりわからない私に 新しい働き方を教えてください! (沢渡 あまね)】
・新しい働き方を知るということ
【新刊】 沢渡あまねの新しい働き方を教えてください!でした。
働き方改革。
その改革に着いていく。
昔の価値観や考え方を変えていく。
しっかり現代に適応させていきましょう。
本書は悩みに著者である沢渡あまねさんが答えています。
あなたの新しい働き方の悩みも解決できるかもしれません。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。