【新刊】 佐々木俊尚の読む力 最新スキル大全

・ネットサーフィンの質を上げる

 

 

当ブログを始める前。

私は濃い、はてなブックマーカーでした。

はてなブックマーク愛好者でした。

通称、はてブを見なくなった理由。

 

私が、はてなブログでブログ記事を書くようになった。

はてなブロガーになったので卒業しちゃいました。

毎日ウォッチしていた時期も数年間あります。

過去の私の情報収集。

 

Googleリーダーに入れた100以上のサイトを見る。

はてなブックマークのホットエントリーを眺める。

 

この2つの軸を中心にして情報収集していました。

それを踏まえると昨今は本とTwitterが中心になりました。

あとはYouTube動画で発信されている人もそうです。

 

佐々木俊尚さんと言えば情報収集のプロ。

本書でもおすすめサイトを多く紹介しています。

私も気になるサイトはチェックしていく予定です。

ネットサーフィンの質を上げるという意味でも本書を読みました。

 

 

 

現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

 

 

 

書名:現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

 

著者:佐々木 俊尚

 

出版社:東洋経済新報社

 

出版年:2022年1月28日

 

ページ数:383ページ

 

 

 

スマホで気が散る時代。

全く新しい読み方が必要だ。

 

これはごもっともだと思います。

冒頭ではてブとGoogleリーダーで情報収集していた話をしました。

あの時代はまだまだ情報系サイトが少なかったです。

 

今は動画や音声サイトも含めたらプラットフォームが多いです。

そういう意味でも時間を有効活用するために取捨選択がより重要になります。

本書は私の情報収集アップデートの意味合いも込めて熟読しました。

 

 

 

・佐々木俊尚さんの読む力のノウハウが書き尽くされている新刊

 

 

(P.12) いまこそ「読む力」が決定的に重要な時代になっているといえる。読むことで「知識」や「視点」を身につけ、最終的にはそれらを自分の「知肉」にしていかなければならない。本書がその一助になれば幸いである。本書には、わたしが実践している「読む力のノウハウ」がすべて書き尽くされている。すべてを体得すれば、みなさんも必ず「知の王者」になれると確信している。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

序章:まずは現代の知的生産に必須の「5つの大前提」を知る

 

第1章:まず「落とし穴」を見極め、「読むべきもの」を選別する ――情報源をふるいにかける

 

第2章:ネットは「何を」見ればいいのか ――良質な「プッシュ情報」と「プル情報」を同時に手に入れる

 

第3章:SNSをどう使いこなすか ――「情報ツール」としてツイッターを使いこなす。SNSでの「プル情報」のとり方

 

第4章:選んだ記事をどう読み、どう整理・保存するか。情報整理の方法 ――「あとで読む」アプリを使う。「ポケット」が最強の理由

 

 

 

第5章:本は「何を」「どう」読めばいいか ――本の見つけ方&選び方、具体的な読み方、名著を読むコツ、電子書籍&リアル書店の活用法

 

第6章:知識や情報を活用するカギは「2つの保存」を使い分けることだ ――「4つのステップ」で、自分のための「知肉」を育てる

 

第7章:脳をクリアな状態にする「二刀流」のすすめ ――日常の雑務を徹底的に効率化し、時間を捻出するために、ツールは何を使うか

 

第8章:散漫力を活用し「最適なインターバル」で仕事を回す! 「マルチタスクワーキング」の秘訣 ――タスクを組み合わせ、「短い集中」を積み重ねる

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次。

目次を見ていただければです。

 

網羅的に多くのことに触れられている。

本書を読めば読む力がアップする。

質の良い情報収集が出来るかと思います。

 

数年前から情報収集するサイトが変わっていない。

最近あまり情報収集に力を入れていない人。

本書の知見を仕入れたら鬼に金棒だと感じました。

そんな私自身が情報収集の質を上げるため私なりの書評していきます。

 

 

 

(P.36) 何よりチェックすべきなのは、インターネットでは専門家が書いている個人のブログや、専門家が発信するSNSである。これらをチェックする具体的な方法については、あとでじっくり解説するが、ブログやSNSという無料のプラットフォームで専門家の素晴らしい知見が縦横に読めるというのは、本当にいい時代になったものだと実感する。

 

 

私自身もブーメランです。

最初にそれは述べておきます。

情報収集するときに相手を見る視点。

 

本名である。

商業出版している。

顔出しアイコンである。

 

この辺りは意識するようになりました。

そもそも昨今は情報発信している人が多い。

玉石混交の度合いも昔より格段に高まりました。

 

もちろん、3つの条件に当てはまらない人も多い。

当てはまらなくても素敵な発信をしている人が多いのも事実です。

そこは情報発信を長期的にしている人かで判断したりもしています。

 

専門家の素晴らしい知見を簡単に拝める時代。

だからこそ情報収集の取捨選択をしっかりする。

見る人を選びつつ有益な情報を仕入れていきたいです。

 

 

 

(P.43) そもそも現実の社会では、算数の問題を解くような正解は、ほとんど期待できない。わたしたちにできるのは「正解はないが、さまざまな見方がある」という原理原則をきっちり押さえておくことである。起きている出来事や事態について「こんな見方もある」「こんな考え方もある」という「複数の視点」の存在を確認し、それらを学ぶことで、ようやく全体像が見えるようになってくる。ニュースは「大きなゾウ」みたいなものである。小さな人間には「ゾウのからだ全体」がどうなっているのかはなかなか理解しにくい。

 

 

私も正解不正解は無いに同意見。

現実の社会は学校のテストと違います。

自分なりの体験を増やして自分なりの最適解を見つける。

人それぞれってあるので正解不正解で考えすぎないも大事。

 

情報で言ってもそうです。

○○さんには合う情報。

○○さんには合わないは普通にあります。

そういうときにわざわざ相手を否定しない。

 

自分には合わなかったら次の人。

色んな意見があるのは当たり前。

だから正解はないが、さまざまな見方がある。

この視点を持ちつつ情報と付き合っていきましょう。

 

 

 

(P.91) こういう人にはどう対処すればいいかというと、とにかくスルーすることである。わざわざ人間関係を壊してまで反論する必要もない。ただスルーして、何事もなかったように振る舞うのだ。そもそも「人間関係のSNS」であるLINEから情報が流れてきても、それを読む必要さえない。それが前提だと押さえておこう。

 

 

人間関係のSNS。

情報収集のSNS。

 

ここでは2つに分けています。

分類で言うと情報収集のSNS。

Twitterはそちらに分けられています。

しかし、私はTwitterでスルーしていますね。

 

昨今は「正義感が強い人」が問題視されています。

本人は正義からだから攻撃的コメントしている自覚がない。

それが誹謗中傷にも繋がっているとは思っていないんでしょうね…。

 

昔から私は議論しないを掲げています。

そんなに議論するようなことはつぶやきません。

元から話題は選びつつツイートしています。

 

それでも正義からかなと感じる捻じ曲げたリプライ。

攻撃的なリプライ来ることはあります。

そういうときは徹底的にスルーしています。

下手に相手するとずっとやり取りが続きますからね。

 

 

 

(P.111) 「RSS」は非常に便利でわたしは好きなのだが、残念ながらウェブの世界では「RSSはもうオワコン」などと言われている。もう終わってしまった、廃れた技術であると。実際、グーグルやドワンゴが提供していた人気の「RSSリーダー」は、2010年代なかばに終了してしまっている。理由はいろいろあるけれども、いちばん大きいのは、インターネットの情報が爆発的に増えてしまったからだと思う。

 

 

著者である佐々木俊尚さん。

2010年代なかばには登録サイト千数百。

RSSリーダーに入っていたそうです。

情報の海に溺れかかっていたと書かれています。

 

冒頭に書いた通り。

私もGoogleリーダーが好きでした。

何時間も掛けて情報を見ていたんですよね。

Googleリーダー終了と同じくしてRSSは利用しなくなりました。

 

私の理由としてになります。

当ブログの運営開始。

これが2013年12月31日です。

Twitterを2014年1月から本格スタート。

 

自分が情報発信者寄りになった。

Twitterでの情報発信にハマり出す。

時代の変化や環境の変化も大きいです。

ただ、最近は情報収集の偏りは否めない。

佐々木俊尚さんのように多方面から収集できるように本書から学びます。

 

 

 

(P.142-143) SNSはデマや風評があふれ、詐欺師のような者もたくさんうごめいていて、信頼できないことが多い。しかしわたしは、それでもSNSは重要な情報源だと考えている。それだけでも「ほんまかいな!」とツッコミを入れられそうだが、それだけではない。わたしがSNSの中でも情報源として最も熱烈におすすめしたいのは、なんとツイッターである。なぜなら2020年代のツイッターはもはや「人間関係のSNS」ではなく、完全に「情報収集のツール」として確立しているからである。

 

 

人間関係のSNS。

情報収集のツール。

 

私の場合はTwitter一筋。

情報を満たしている場所です。

 

人間関係に疲れてしまう。

Twitter疲れしてしまう人も多くいます。

 

そういう意味で佐々木俊尚さんの視点。

理解できるし見るだけでも良いですよと言うことあります。

 

実際に私のフォロワーさん。

あまり普段はツイートしない。

見るほうを中心としている人も多くいます。

情報源として上手く活用している人もいるんですよ。

 

みんながみんな有名になろうとしないで良い。

みんながみんな情報発信者じゃなくても良い。

自分の付き合いやすい距離で長期的に利用する。

Twitterやめてしまうの勿体ないと思うんですよね。

 

2014年1月からTwitter利用。

そこから何度もカスタマイズしている。

自分の使いやすい方法を模索しています。

8年いる私もやっぱりTwitterを熱烈におすすめ。

どこのSNSでも言えますが、本人の使い方次第です。

 

 

【現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!】

 

 

・本書自体が色んな角度から読める本

 

 

【新刊】 佐々木俊尚の読む力 最新スキル大全でした。

 

本書の書名は長いです。

書名タイトルを分解してみます。

 

集中できないを知力に変える

読む力 最新スキル大全

脳が超スピード化しクリエイティブに動き出す

 

読んでいて思うのは人それぞれ読み方がある。

私の場合は冒頭から書いたことになります。

 

自分の情報収集の質をアップデートする。

佐々木俊尚さんの情報収集のコツを学ぶでした。

 

人それぞれネットリテラシーは違います。

網羅的に書かれているので学べること多い書籍だと思いますよ。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。