・超ブラック企業からホワイト企業へ
書籍の良いところ。
実際に会わなければ分からない。
本人に聞かないと分からないこと。
包み隠さずに知ることができることです。
それに本人が直接的に経験していないこと。
それを追体験として知ることができます。
自分の視野が広がる面もあるかと思います。
本書はまさしく経営者さんじゃないと知れないことです。
本人の人生訓も含めての経営術。
好かれる魅力ある人気企業になった理由。
それがよく伝わる新刊でとても良い内容でした。
視点として参考になること吸収していきたいです。
書名:地方の小さな会社が入社したい企業全国9位になった理由
著者:鈴木一輝
出版社:あさ出版
出版年:2022年1月20日
ページ数:224ページ
小山昇社長も推薦!
2022年卒大学生人気企業ランキング9位(マイナビ)。
ランキングが1位から10位まで載っています。
そうそうたる企業の中で9位なのは本当にすごいです。
しかも人気だけでなく定着率は86%。
冒頭にも書かれていることで超ブラック企業。
そこからの魅力ある企業になって今の形になっています。
勉強になる考え方も多かった本書を私なりの書評していきます。
・お客様、社員(社員の家族)の幸せな人生をサポートする会社
(P.17-18) 本書では、テルズ&クイーンの「人と会社を育てる取り組み」についてご紹介します。中小企業経営者をはじめ、「自分らしく、楽しく、イキイキ仕事がしたい」と願う女性の助力となれば、著者としてこれほどの喜びはありません。
【目次】
はじめに
序章:入試したい会社「全国9位」になった理由
第1章:新卒採用が会社を変える
第2章:社員を輝かせるのは成長への意欲
第3章:成長できる環境とは?
第4章:同じ目標を持つ仲間が成長を後押しする
第5章:やりたいことを叶えていく
おわりに
本書の概要と目次でございます。
それぞれの章で著者の視点。
鈴木一輝さんの考え方になるほどと思う機会が多かったです。
本を読んで学べることが多いことに感謝します。
冒頭から順番に僭越ながら触れさせていただきます。
(P.67) 当社では、単独会社説明会のことを「トップライブ(TOP LIVE)」と呼んでいます。当社は、「社長と社員の価値観を揃えること」に重点を置いているので、会社のトップである私が自ら登壇し、「テルズ&クイーンがどういう会社か」「鈴木一輝はどういう人物か」を就活生に伝えています。トップライブでは、おもに、「当社の特徴」と「就活全般のアドバイス」について話をしています。
冒頭は生の声。
テルズ&クイーンで働いている皆様。
実名で会社の印象が語られています。
単独会社説明会。
入社をする前から価値観を共有している。
入社したい企業全国9位になった理由が垣間見える内容が続いています。
(P.115) 「すぐに行動する人」は、「じっくり考える人」よりも、「間違った判断」をするかもしれない。ですが、早くスタートを切っている分、軌道修正も速く、結果的に「じっくり考える人」よりも速く結果を出すことが可能です。また、時間をかけて考えたところで、正しい判断が下せるとはかぎらない。特に新入社員は、社会人としての知識と経験が浅いからです。だとすれば、早くスタートを切って、失敗の中から学んだほうがいい。
新入社員の話。
就活生の意思決定の話で触れられています。
しかし、老若男女を問わない。
考え方として持っておくのが良い。
現代は刻々と移り変わりが激しい時代。
いろんなトレンドの流行り廃りも早くなりました。
今度、取り組もうと思っていたら機会を失ってしまう。
タイミング逃して残念なことに繋がると思います。
私自身も肝に銘じて「すぐに行動する」をより意識的に行きたいです。
(P.130) 「人の真似」をしたり「自分の考えを持たず、人の考えにしたがう」ことは、恥ずかしいことではありません。自分の考え、自分のやり方にこだわって失敗する人より、人の真似をしてでも結果を出す人のほうが優秀です。
下手なプライドを捨てる。
それに誰しも「我」が出ると思います。
ただ、社長からしてみるとです。
「人の真似をして、人の言う通りに実行し、成果を出す社員」
こちらのほうが嬉しいですよね。
真似るってことを忘れないようにする。
変なこだわりが出ているなら上手く真似できていないか確認は大切です。
(P.173) チームみんなで結果を出してほしい。チームみんなで喜びを分かち合ってほしい。チームの中に悩んでいる人がいたら、みんなで支えてほしい。そうした願いから、当社では、「チームで仕事をすること」を優先しています。
私は基本的に一匹狼タイプ。
我が道を行くタイプなのはよく語ります。
それでもチームはチームの良さを感じます。
それに私自身もチーム。
趣味のチームのリーダー(管理人)やっていました。
今後なにかしらでチームを組んでいる可能性はある。
本書の引用も含めてになります。
1人では気づけない部分がチームでは共有できる。
チームだからこそのエネルギーもある。
そういうことも踏まえてチームプレイの良さも理解しています。
(P.221) 「歯車になることは、替えのきかない存在になること」「歯車になることは、お客様のため、仲間のため、自分のため、家族のために動くこと」「テルズ&クイーンは、歯車として成長できる場所であること」と言い聞かせています。
会社の歯車になる。
ネガティブに聞こえる人は多いですよね。
しかし、別の視点から考えてみてください。
歯車になるとは会社の中で欠かせない存在になる。
歯車がなければ会社は動かない。
こう言われると印象が変わりますよね。
私も歯車に対しての印象が変わりました。
【地方の小さな会社が入社したい企業全国9位になった理由 (鈴木一輝)】
・テルズ&クイーンの中の人の声が満載
【新刊】 鈴木一輝の地方の小さな会社が入社したい企業全国9位になった理由でした。
本書の特徴としては中の人の声。
写真と一緒に多くの社員さんの声が聞けます。
本書の書名。
「地方の小さな会社が入社したい企業全国9位になった理由」
入社したあとも「定着率86%」です。
その通りと感じる説明や生の声が満載でした。