【新刊】 佐藤耕紀の今さらだけどちゃんと知っておきたいマーケティング

・マーケティングの基礎の基礎

 

 

 

私はマーケティング本を何冊も読んでいます。

当ブログのカテゴリー。

「マーケティング」カテゴリー。

あっても良いかなって思っています。

 

マーケティングの誤解。

著書を読んでいると書いている著者さん。

この辺りは皆さま思う部分あるのかなって箇所。

 

【マーケティング=売りつけるテクニック】

 

そういうことでは無いですからね。

正しくマーケティングの知識を学ぶ。

「ちゃんと知る」って本書の書名通りで大切だと思います。

 

 

 

今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」 (DOBOOKS)

 

 

 

書名:今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」 (DOBOOKS)

 

著者:佐藤 耕紀

 

出版社:同文舘出版

 

出版年:2022年1月21日

 

ページ数:208ページ

 

 

 

毎日の仕事・人生が楽しくなる。

マーケティングの知識92。

表紙の帯と言える部分。

こちらの通りで知識を学べる新刊。

私なりの書評をここからはさせていただきます。

 

 

 

・著者さんの自分が若い頃に知ってたら仕事や人生にきっと役立っただろうと思うマーケティングの知識を公開

 

 

 

(P.2) この本では「自分が若いころに知っていたら、仕事や人生にきっと役立っただろう」と思うマーケティングの知識を、できるだけわかりやすくお伝えします。印象的なエピソードや、具体例をたくさん入れました。ややこしい理屈ではなく、感覚的にスッと理解していただければと思います。マーケティングを学びたい社会人や、学生のみなさんを想定読者として、ふだんの授業で話すように書きました。

 

 

 

【はじめに】

 

第1章:ざっくりと全体像を知る「マーケティングの基本」

 

第2章:お客のココロを理解する 「マーケティングの心理学」

 

第3章:Product(商品) どんな商品が売れる?

 

第4章:Price(価格) 価格戦略のしくみ

 

第5章:Place(流通・立地) どうやってお客へ届ける?

 

第6章:Promotio(販売促進) どうすれば売れる?

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次です。

章立てもしっかりしている。

初心者向けな部分もあります。

 

それ以上に思う部分。

学びなおしたい人に向けて。

そういう要素もあると感じました。

初心忘るべからずの精神はいつも大切。

私も改めてマーケティングについて触れられてよかったです。

 

 

 

(P.23) 商品の購入目的も変わりました。服も時計もクルマも、今では本来の機能よりも「ファッション」や「ステータス」の部分が意識されます。「生きるため」「栄養をとるとめ」だった食事の目的は、「家族や友人との楽しい時間」「自分へのご褒美」「SNSへの写真投稿」に変わりました。「おいしさ」はもちろんですが、「インスタ映え」「空間」「音楽」「雰囲気」といった付加的な要素が重要になったのです。

 

 

付加的な要素が重要。

著者である佐藤耕紀さんが仰ること。

実体験でとても共感することになります。

 

私自身が好奇心の塊。

好奇心旺盛なのでいろいろ試したい。

当ブログの食レポ記事数は1300記事以上あります。

これはやっぱりブログやTwitterを意識する部分はありました。

 

今でも変わり種系の商品。

新商品や期間限定系の商品は気になる。

ただ単に食べて消費するだけでなくブログやTwitterで投稿。

みんなに見てもらいたい意識あるの実体験で自覚しています。

 

 

 

(P.37) 誰かに損失を負わせなければ利益を得ることができないので、ゼロ・サムの争いは激しいものになります。できれば、そういう戦いは避けたいものです。自分の強みを発揮することができて、ライバルは簡単に入ってこられないニッチを見つけ、「棲み分け」「共存」をはかるほうが効率的でしょう。

 

 

「弱者の戦略」

こちらが私の基本軸であり基本指針です。

引用箇所で佐藤耕紀さんが語られていること。

 

棲み分けや共存。

この辺りは意識的になっています。

個人がどうやったら現代で活動できるのか。

 

私の日々のネット活動。

何も考えていないようで考えているんですよ(笑)

私は「自分らしさ」を発揮しつつこれからも活動していきます。

 

 

 

(P.64) 日本のテレビでは「録音した笑い声をかぶせる」「その場にいる人たちが大げさに笑う」ということがよくあります。そういう演出は、海外でも昔からありました。タレントが何か言ったあとにドッと笑いが起こると、実際よりも面白かったように感じられるのです。人は(とくに自分の判断に自信がもてないとき)まわりの人々の判断や行動を参考にします。「みんなが笑うんだから、面白いんだろう」と、その場の雰囲気に合わせてしまうのです。

 

 

これはあるあるじゃないでしょうか。

海外だとフルハウスやミスタービーン。

録音した笑い声が被せてある。

そこで笑っちゃうことがよくありました。

 

日本に逆輸入した人。

今ではバラエティ番組の笑い声の被せ当たり前ですよね。

それが少なかった時期や下手したら最初に取り込んだ人です。

 

志村けんさんって見たんですよね。

ググってみたら出典が見つからない。

間違ってたらごめんのうろ覚えの知識ということで勘弁してください。

ただ、志村けんさんの番組でもそういう演出ありましたよね。

あながち間違っていないのではと思っています。

 

 

 

(P.124) 「商品の価値」というのは、主観的なものです。同じ商品でも、その価値は人によってさまざまです。人それぞれで「必要性」「置かれた状況」「好み」などが違うからです。

 

 

引用だけ読むとです。

当たり前だよねって思うかもしれません。

ただ、自分が何かを売る場合になります。

 

「これってちょっと高くない?」

 

1つの意見で流されがちだと思う。

個人個人で付加価値を乗せています。

 

それを売り出したときにです。

安いと感じる人もいる。

高いと感じる人もいる。

当たり前だと思うんですよね。

 

適正価格は難しい。

適正価格なんて無いと思います。

必要性、置かれた状況、好みなどなど。

違いあるのでこちらを当たり前と思う思考でいたいです。

 

 

 

(P.135) 100円寿司のように価格が均一でも、原価は商品ごとに違います。ひとつの例ですが、ウニが80円、マグロが75円、イクラが50円、玉子が30円、サラダが10円など、かなりのばらつきがあります。ピザのトッピング料が一律300円でも、原価はサラミが100円、ベーコンが75円、コーンが60円、トマトが50円、ツナが40円、ポテトが30円、オニオン15円などとなっています。

 

 

これは昨今言われがち。

ネット社会だから知っている人。

暴露しちゃっている人も多いですよね。

ネット記事になっているのもよく見ます。

 

お店からしたら勘弁してよですよね(笑)

利用者としては少し意識してしまう部分。

お得って大きいですからね。

それに雑学として語れる部分あります。

私もついつい気になるので意識していることです。

 

 

【今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」 (佐藤 耕紀)】

 

 

・マーケティングを学ぶって楽しい!

 

 

【新刊】 佐藤耕紀の今さらだけどちゃんと知っておきたいマーケティングでした。

 

私はマーケティングについてです。

純粋に学んでいて楽しいと感じます。

日々の私生活で謎な部分が解けていく。

そういうことだったんだ!って腑に落ちることが多いです。

基礎も含めてマーケティングについて優しい内容で読んでいて楽しい新刊ですよ。