【新刊】 山下良輔の転職が僕らを助けてくれる

・わらしべ転職

 

 

私はフリーランスだ。

私は今の会社に満足。

転職するつもりは無い。

 

そのような方もいるかもしれません。

一方で今後のことを考えて転職を考えている。

今からステップアップする転職は無理だなって思っている。

転職したい気持ちはあるけど、ネガティブになっている人もいるはず。

 

もちろん、本書のメインは転職についてです。

しかし、「考え方」という面で読んでいて楽しい。

著者である山下良輔さんの視点が独特な部分も多く楽しかったです。

転職本ですが、考え方や視点としても勉強になる箇所が多い新刊の紹介。

 

 

 

転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法

 

 

 

書名:転職が僕らを助けてくれる 新卒で入れなかったあの会社に入社する方法

 

著者:山下 良輔

 

出版社:ダイヤモンド社

 

出版年:2021年12月5日

 

ページ数:272ページ

 

 

 

新卒で入れなかったあの会社に入社する方法。

そんなこと考えたこと無い人も多いですよね。

 

高卒年収250万円

30歳年収1000万になるまでにやったこと全て

 

年収が上がる方は日頃から考えている。

気になる人も多いんじゃないでしょうか。

それを踏まえての私なりの書評を今回はさせていただきます。

 

 

 

・人生を変える最もコスパがいい方法は転職

 

 

 

(P.6) この本で紹介する「5つの戦略」を知るだけで「新卒採用で落ちたあの会社」「学歴の基準で手が届かないあの会社」に受かることができます。

 

 

 

【目次】

 

はじめに:圧倒的にコスパがいいのは出世より「転職」

 

僕の「わらしべ転職」年表

 

序章:新卒で入れなかったあの会社に入社する「5つの戦略」

 

[第1部:転職活動編]

 

第1章:会社選び

 

第2章:書類選考・面接

 

第3章:転職エージェント

 

 

 

[第2部:転職準備編]

 

第4章:実績づくり

 

第5章:身だしなみ

 

終章:最後の壁、「メンタルブロック」を解く

 

おわりに:「どうせ無理だよ」という呪い。

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

「わらしべ転職」

この言葉に惹き込まれました。

わらしべ長者はご存知の人も多いと思います。

 

戦略を立てて転職していく。

メンタルの話も多く解説されています。

私は特にメンタル面の話が興味深かったです。

早速、山下良輔さんの考え方を学んでいきます。

 

 

 

(P.28) 「転職活動」だけがうまくなっても、あまり意味がありません。日々の仕事のやり方が、そのまま僕らの「実績」として積み上がるからです。そのためには、転職活動中ではない時期にも「転職準備」を意識することが重要なのです。

 

 

転職活動だけが上手くなってもあまり意味が無い。

本書は「戦略」という部分をとても大切にされています。

戦略が無くても闇雲に動いても「わらしべ転職」になりませんもんね。

 

転職準備を意識することが重要という話。

現在は学びになるコンテンツが多い時代です。

自発的に学べることが本当に多いですからね。

 

それが未来の自分に繋がっていくと思います。

能動的に情報をキャッチして日々の生活で勉強する。

転職に限らず働き方という面でも重要になると感じます。

 

 

 

(P.44) もちろん「大企業の社長になる」というような長期的目標は、2年ではかなえられません。しかし、どんなに大きな目標も「2年でできることの積み重ね」と考えることでハードルが低くなり、実現の可能性が高くなります。「2年で社長のカバン持ちを極める」「2年で財務の知識を手に入れる」と考えていけば、その先に社長の座も見えてくると思います。

 

 

昨今の風潮。

人生100年時代と言われる時代。

先のライフワークを考えている人。

一昔前に比べて増えている印象があります。

 

しかし、そこにちょっと待った!

100年時代と考えても目まぐるしく時代は変わる。

自分の考えた100年プランで果たして現実が上手く進むでしょうか。

そういう視点があると2年先で考えるというのも大事だと思えますよね。

 

 

 

(P.93) 特に違う職種へジョブチェンジする転職の場合は、リサーチが必須の作業となります。ただし、むやみやたらに会社の分析をしても徒労に終わります。もちろん、余力がある人はいくらでも時間をかけてもらっていいのですが、ホームページをただ眺めているだけでは、採用に必要な情報が手に入るとは限りません。実は、僕らが最優先でやるべきなのは会社が出している「求人票」をしっかり見ることなのです。

 

 

求人票しっかりと見ていますか?

ほとんどの人は勤務体系や給料。

業務内容にはほどほどに目を通す。

 

その後は自己アピールをどうするか考える。

面接を乗り切って合格することを考える時間。

そうなってしまう人も多そうなイメージがあります。

 

最優先でやるべきことは違います。

会社が出している求人票をしっかりと見る。

まずは転職先をへの理解が先で自分は二の次です。

 

 

 

(P.254) メンタルブロックを最終的に解けるのは、あなただけです。ただ、僕自身もそうでしたが、「解こう」という意志があっても、すぐに行動には移せない、自分の考え方を変えられない……という場合もあるかもしれません。メンタルブロックは長年積み重なった「思考の癖の集大成」みたいなものなので、かなり思い込みが強固な場合もあります。そこで僕がおすすめしているのが、少しずつでいいので「思い込みを外す練習」をしてみることです。

 

 

メンタルブロックについてです。

私自身もまだまだメンタルブロックがある。

メンタルブロックが邪魔してくることはあります。

 

思考の癖の集大成みたいなもの。

この言葉に集約されるの諦めずに矯正する。

少しずつ変化をつけたり書き換えようと頑張っています。

意識的に「外す!」って自覚して長期的に取り組みます。

 

 

【転職が僕らを助けてくれる 新卒で入れなかったあの会社に入社する方法】

 

 

・終身雇用も安泰ではない時代

 

 

【新刊】 山下良輔の転職が僕らを助けてくれるでした。

 

わらしべ転職。

転職は関係ないと一概に言えない時代。

 

終身雇用制度の限界。

企業体力も年々と減っている。

 

それを踏まえると転職は他人事では無いかもしれません。

メンタルブロックの話もそうでした。

本書を読んでみて多くの興味深い話を聞けて良かったです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。