・本書は「仕事の悩み解決編」
言いたいけど言えない。
モヤモヤしてしまう人。
結構な感じでおられるかと思います。
そういう方に向けての考え方。
こういう視点もあるよねが書かれている新刊です。
何よりも仕事の悩み解決編ですからね。
そうです、本書は「仕事の悩み解決編」になります。
【【新刊】 Jamさんの視点 言いにくいことはっきり言うにゃん】
同名の書籍。
2020年11月25日に書評しています。
それを踏まえての「続」になります。
今回は仕事の悩み解決に特化しているというわけです。
前作も良かったので今回も楽しみに読みました。
書名:言いにくいことはっきり言うにゃん 仕事の悩み解決編
著者:Jam
出版社:笠間書院
出版年:2021年12月18日
ページ数:176ページ
相変わらずはっきり言うなぁ。
本書は前回の書籍があってからの本書です。
Jamさんの書籍は何冊も書評しています。
個人的に考え方的に好きな視点が多いです。
本書もその中から私なりの書評を僭越ながらさせていただきます。
・この本はまるごと1冊お仕事についてがテーマ
(P.11) この本では、私の経験を元に、会社での新人時代、中堅時代、そしてフリーランスになってからの悩みについてを書かせて頂きました。詳しくは本文中で触れておりますが、私は16年会社勤めをした後にフリーランスになりました。現在はフリーランス13年目です。会社員とフリーランスの双方の立場から、お話しできる話もあると思います。
【目次】
Chapter01:新人時代の悩み
Chapter02:中堅時代の悩み
Chapter03:フリーランスの悩み
おわりに
本書の概要と目次でございます。
新人時代の悩み
中堅時代の悩み
フリーランスの悩み
それぞれの悩みの解決が書かれています。
人それぞれ置かれている立場は違います。
考え方という部分で応用はできますよね。
幅広くチャプターから拾って私なりの書評させていただきます。
(P.23) 私は、夢や理想は、自分が諦めたいと思う日までは、追い続けていいと思います。リスクが怖いなら、就職して金銭的余裕を確保しながら機会を狙ってもいいし、夢に近い仕事に就いて本来の目標に近づいていくのも一つの方法です。私が今の仕事を本業にできたのは40代後半です。運もありましたが、夢を完全に諦めていたら「一握りだから」「いい歳だから」と、チャンスが来ても掴まなかったと思います。どんな仕事を選んでも先のことはわかりません。だからこそ、自分の進む道は自分で選んだ方がいいと思います。
引用部分を読んで驚きました。
何を驚いたかと言うと著者であるJamさん。
年齢について勝手にもっとお若い人だと思っていました。
今の仕事を本業にできたのは40代後半。
私的に先日、自分のことをこうやって語りました。
「大器晩成型」と言いました。
引用箇所を読むと励みになります。
自分の進む道は自分で私も選んで行きます。
(P.61) 自己評価が高い低いはそこまで気にしなくていいと思います。仕事では配属された部署や人間関係など、運で変わることもあります。私たちは常にメリットとデメリットだけで生きているわけではありません。無理に自分を変えたくないと思うなら、変えなくたっていいんです。機械じゃないんですから、まずは自分の気持ちを優先して、自分にあったやり方でいきましょう。
中堅時代の悩みからになります。
そもそも自己評価に関してです。
会社側からしたらどっちでも良いよですよね…(汗)
会社側からしたら結果や成果をしっかり出してくれる。
仕事に真面目に真摯に取り組んでくれる人材で居てくれる人が良いですよね。
自己評価が高くて仕事が出来ない。
自己評価が低くて仕事が出来ない。
こうやって考えるとどちらもどっちになりますよね。
自分に合ったやり方で頑張っていきましょう。
(P.75) 才能や熟練度は急には用意できませんが、時短のための下準備は努力でなんとかなるものです。色々試してみてください。
本当に仰る通りの言葉。
私も後天的に身についたこと。
それに下準備をしっかりしておく。
才能や熟練度は急に用意できない。
それを補う術って今の時代は多いです。
もちろん、合うことは熟練していけますからね。
日頃からの心構えと情報を知り実践するの大切です。
(P.129) フリーランスになって一番よかったと思えることは、よくも悪くも自分のことを、自分で決める自由があることです。成功するか失敗するかは運によるところもあります。とてつもない能力があって仕事が取れない人も、ラッキーが続いて大成功した人もいます。そんなときに「自分が選んだ道だから」と、諦めずに前にすすめる覚悟が、一番必要なんだと思います。
ラッキーが続いて成功。
運任せや神任せの印象。
そういう人もいるかもですが、私は違うと思います。
そのラッキーに関しても本人が人それぞれ引き寄せている。
ラッキーはみんなに平等にやってくると思います。
そのラッキー的な運を掴み取れたか取れないかは個人の力量。
だからこそ恨みっこなしだと私は感じています。
運という面に関して振り返ったことがあります。
あのときのあれは大チャンスだったな…と思えることも多い。
当時は気づけなくても後から思うと気づくことは多いです。
この、後から気づくのを当時に気づける人が運を掴み取れる人。
私も運をしっかり掴み取る意識をもっと持ち合わせたいと思います。
(P.147) SNSって読んでいる人が自分のことのように共感しやすい場所です。フリーランスはSNSを大いに活用すべきだと思いますが、そのときは、SNSも仕事の一部くらいに考えた方がよさそうです。好きなことを書いて炎上したり、逆にそれを狙って利用する人もいますが、そういうのって相当なメンタルの強さが必要です。できることならトラブルは避けていった方がいいと思います。
はてなブログ毎日更新8年達成。
Twitter歴も実は8年なんですよね。
この期間は放置期間はほぼありません。
それくらいTwitter運用。
私はしっかりとしていると思います。
現時点のプロフィールに書いてあり志になります。
「Twitterは現代の名刺」
この言葉はずっと刻んでいます。
だから炎上するようなことは言いません。
火種が立つようなことは避けていますね。
それに何よりも楽しいことの共有。
SNSだからこその楽しいご縁も多いです。
負の側面よりも正の側面を見て私は楽しく使いたいです。
【言いにくいことはっきり言うにゃん 仕事の悩み解決編 (Jam)】
・悩みを解決するために知っておく
【新刊】続・Jamの言いにくいことはっきり言うにゃん でした。
身近に相談できる人がいる。
みんながみんな違うと思います。
それに他人に聞いてもらうのは戸惑う。
否定されても嫌だなって人もいるかと思います。
そういうときに読書してみる。
自分から能動的に違う考え方を入れる。
読んでいてなるほど~!と思える考え方も多いですからね。
本書からもそういう視点が見つかると思える新刊ですよ。