・語彙力の豊富さに憧れます
言い回しの豊富さ。
語彙力は人それぞれありますよね。
私の場合は語彙力を勉強中。
同じ言い回しになってしまう。
まだまだ反省点が多いです。
本書の冒頭でも触れられています。
ヤバいしか使えないのはヤバい。
言葉のチョイスという部分。
他の言い方や伝え方を知っておく。
本書は辞書的に勉強になることが多かったです。
書名:一目置かれる人が使っている 背筋がスッと伸びる日本語
著者:西村貴好
出版社:サンマーク出版
出版年:2021年12月7日
ページ数:255ページ
15万人の心に火をつけた。
ほめる達人である著者が厳選しています。
読んでいて思うのは印象が変わる。
知りつつ使いこなせると良いなって思いつつ私なりの書評していきます。
・使うと背筋がスッと伸びる日本語の本
(P.6) 本書は、正しい日本語の使い方についての本ではありません。故事成語の解説の本でもありません。「使うと背筋がスッと伸びる日本語」の本です。より丁寧に表現するならば、背筋がスッと伸びて、心が整い、人間関係が好転していく言葉の本です。
【目次】
はじめに:ワンクラス上の言葉が印象を180度変えてくれる
1章:ほめる言葉
2章:心を伝える言葉
3章:魂を奮い立たせる言葉
4章:覚悟が伝わる言葉
5章:知恵の言葉
6章:背骨となる言葉
おわりに:言葉だけが環境を変える。言葉だけが人生を変える
本書の概要と目次になります。
それぞれの章立てになります。
目次に言葉が載っています。
気になる言葉を見るのも良いですね。
本書の優しいところはふりがなも振ってあります。
使用したいと思っても間違ってしまう。
そういう心配も無いので安心してくださいね。
よく聞くけど、こういう使い方をすれば良いんだ!
そういう気づきにも本書はなるかと思います。
(P.35) ポイントは、何らかの努力や挑戦をしていて、それでも結果が出ていない人に使いたいという点です。結果は出ていないけれども、模索している、行動している。そんな人に対する応援の言葉として使っていきましょう。何の行動も挑戦もしていない人にこの言葉を使うのは、少し安易で、無責任かもしれません。今、努力をしていて結果が出ていない人に、「大器は晩成する」としっかりと目を見ながら伝えてあげてください。
大器晩成(たいきばんせい)についての解説。
最初なので本書の構成について軽く触れます。
由来・意味があります。
例文が最初から短く載っています。
その後に著者である西村貴好さんの解説。
最後にこんな言葉でも言い換え可能の言葉も載っていて親切です。
大器晩成についてはポピュラー。
馴染み深い言葉ではありますよね。
私は大器晩成タイプとよく言われます。
褒め言葉として受け取らせていただいております。
(P.79) 「すぐに恩に報いることはできなかったとしても、少なくとも受けた恩は、胸に刻み忘れない。これが本当に感謝するということ」。感恩報謝はそう教えてくれています。感恩報謝の日々を過ごしていきたいですね。
感恩報謝(かんおんほうしゃ)について。
感謝よりも重い感じは伝わりますよね。
私自身は感謝してもしきれないくらいの感謝。
多くの感謝できることに有り難いことに巡り合っています。
それについて「感恩報謝」として伝える。
すごく感謝やとても感謝と伝えるより心がこもる。
感恩報謝をより意識していきたい。
感恩報謝って素敵な言葉ですよね。
本書を読んでいて使いたい言葉の1つになりました。
(P.129) 面壁九年をいきなり達成することはできませんが、量稽古は、今日から始めることができます。目的を定め、量稽古し、やがては面壁九年で達成していく。今日から、さっそく始めていきませんか。
面壁九年(めんぺきくねん)について。
私は面壁九年という言葉。
まったく知らない言葉でした。
1つのことに忍耐強く専念してやり遂げる。
長い間、脇芽も振らずに努力を続けることのたとえ。
9年もの長い間壁に向かった座禅。
悟りを開いたという故事からみたいです。
当ブログは毎日更新8年達成。
今年の大晦日まではてなブログ継続する。
ブログ毎日更新9年達成になります。
「面壁九年」と言える人なので年末まで覚えておきたいです(笑)。
(P.167) ポイントは蒔いたことを忘れるぐらいに、どんどん次の種を蒔きつづけることです。時間が経てば経つほど、自分の周りに芽吹きが増えてきます。やがては花が咲き、果実となり目の前に現れるのです。陰徳を積むという種を蒔く生き方、時間を味方につける生き方、時間とともに感動と出会える生き方。さっそく実践してみてはいかがでしょうか。
陰徳あれば陽報あり。
(いんとくあればようほうあり)について。
陰徳を積むという種を蒔く生き方。
種を蒔きつづけることを蒔いていく。
現代はやれることは沢山あります。
それを踏まえても一心不乱に取り組む。
忘れるくらいにって言うのは大事なポイントだと感じます。
(P.233) 「袖振り合う」は、道ですれ違う様子のことです。町で言葉を交わすことなく、すれ違う人とも前世でご縁があったのですよ。前世のご縁があったから、今そばを通りすがるのですよ。こうした教えが込められています。これは仏教の思想なのですが、何だかあったかいものを感じませんか。
袖振り合うも多生の縁
(そでふりあうもたしょうのえん)について。
有名な言葉ですよね。
心がけとして持ちたい言葉。
私は好きな言葉の1つです。
リアルだけに限りません。
ネットで仲良い人もです。
袖振り合うも多生の縁じゃないでしょうか。
【一目置かれる人が使っている 背筋がスッと伸びる日本語 (西村貴好)】
・まさに背筋がスッと伸びる言葉が勢揃い
【新刊】 印象が変わる 西村貴好の背筋がスッと伸びる日本語でした。
背筋がスッと伸びるもそうです。
それと同時に言葉がすぐに出てくる。
スッと使えると素敵な言葉が満載でした。
日本語の奥深さも改めて感じる内容です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。