【新刊】 1人での深い学び 齋藤孝の自学自習の極意

・情報格差についての私見

 

 

 

「情報格差」って言葉。

私は前から疑問なんです。

格差って言うけど、そもそも情報を取りに行ってる?

情報に触れに行っているのかなと感じる機会が多いです。

 

情報と言ってもゴシップニュース(ゴシップネタ)は違いますよ。

むしろ、そういうところを見てコメントする人の多さ。

それを見ていると自分から格差が開く情報しか見ていない。

本書のような自学自習の観点を持つ人は少ないのかなって思います。

 

30年前や40年前ならまだ分かるんです。

その時代にも書籍は既にあるわけです。

そこで情報を仕入れて行動して成功した人もいます。

ただ、それを踏まえたらネット社会の現代は恵まれている。

 

いろんなところにヒントがありますからね。

今だとYouTubeや音声ラジオ配信で有益情報。

参考になる知見を惜しげもなく披露してくださる人も多い。

それなのに「情報格差?」と私は思ってしまいます。

 

ゴシップネタやスマホゲーム大好き。

そんな人と普段から情報発信している方に触れる。

ネット社会に置いては必然だと思っているのです。

これは遅いとかは無いのでいつからでも学び直せる。

大人の勉強は私生活に直結するのでお得だと思いますよ。

 

 

 

自学自習の極意

 

 

 

書名:自学自習の極意

 

著者:齋藤 孝

 

出版社:ポプラ社

 

出版年:2021年10月20日

 

ページ数:254ページ

 

 

 

一人での深い学び。

人生の教養が身につく。

学びを高める26の方法。

齋藤孝さんの新刊を私なりの書評していきます。

 

 

 

・スマホがあれば世界中の情報やすぐに情報交換ができる時代

 

 

 

(P.7) インターネットを駆使すれば、自分以上のレベルの教養を持った人たちに触れることができます。教養によって何が本質か見極めることができれば、世界中の優れた人やコンテンツに辿り着くことができるからです。これからの学びは、自学自習が王道になっていくことは間違いないでしょう。あなたの人生も、自学自習によってより豊かなものになることを願っています。

 

 

 

【目次】

 

はじめに:これからは自学自習が王道になっていく

 

序章:自学自習が「うまくいく人」と「うまくいかない人」は何が違うのか

 

第1章:自学自習を習慣化する5つのルール

 

第2章:自学自習の効率を高める9つのコツ

 

第3章:自学自習をエンターテイメントとして楽しむ4つの方法

 

第4章:パフォーマンスを高める自学自習の4つのとらえ方

 

第5章:4つの自学自習パターンで人生のステージを上げる

 

第6章:一生ものの教養を身につける10のテーマ

 

おわりに:学ぶことは、生きること

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

奥深いテーマだと思うし、現代人は知っておく。

勉強の前に勉強って意味でも大切だと思います。

 

大人になってからの勉強。

自学自習って私生活に反映される。

学生時代と違う部分なんですよね。

 

私はその面でもお得だと思うんです。

勉強して損することも無いですし学ぶって楽しい。

いろんな情報が溢れているネットから上手くすくい取る。

自学自習の極意を齋藤孝さんから教えていただきましょう。

 

 

 

(P.24) せっかく恵まれた学習環境がありながら、ネット情報を見るだけの時間を浪費する毎日を過ごすか。インターネットも本も活用して知性と教養を身につけ、人間的に成長して豊かな人生を生きるか。両者の明らかな違いはたったひとつ。自学自習力の差なのです。

 

 

 

恵まれた学習環境がある。

その環境を娯楽にしか使用しない。

私は本当にもったいないことだと感じます。

もちろん、娯楽や楽しことに使用するのは否定しません。

 

その一方で情報を取りに行き人生を変える。

日々の生活を豊かにするために学習している人もいる。

冒頭の「情報格差」の話にも繋がっていきます。

現代は学ぼうと思えば学べる人がほとんどの時代。

「自習学習力」をしっかり身につけ意識的に能動的に情報を取りましょう。

 

 

 

(P.26) 「自学自習できる人とできない人の差は、もともとの能力の差なんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。学校の勉強が苦手だった人には、ぜひ自信を持っていただきたいのですが、自学自習がうまくいくかどうかは、頭の良し悪しや学校の成績ではなく、継続する根気の差です。

 

 

 

齋藤孝さんのこちらの引用。

とてもわかる人が私になります。

学生時代の勉強はまったくできない。

学歴だってまったく無い人なんですよね。

 

ただ、そんな人でも頭が良いように見られる。

ネット時代においての自学自習を徹底してきた。

本を読んでネットの情報を吸収したことが大きいです。

大人になってからの学習のほうが本当に実体験からして大事。

 

勉強って言うと嫌な気持ちになるかもしれません。

でも、それは私生活を裕福にするために繋がっていく。

学校の勉強がテストの点数が良いだけと考えるとコスパ最高なのです。

私は継続して本やネットから学んでいきたいと思っています。

 

 

 

(P.59) ラーメン好きの人も、この人が言うことは間違いないと思えるラーメンマニアが絶賛する新規オープンのラーメン店があれば、味見に行かずにはいられないでしょう。本の世界であれば、自分が一目置く書評家の存在がそれにあたります。最近私が出会った中では、YouTubeの「ボクシング解体新書シリーズ」は、井上尚弥選手の超絶技術が見事に解説されていて感動しました。案内人が一流だと感動が湧きます。素晴らしい水先案内人がいると、その人の影響で学びたいことや、読みたい本が見つかるので、自学自習をサポートしてもらうつもりで早めに見つけたいものです。

 

 

 

全問正解を狙わない。

ある程度の妥協も大事です。

人それぞれの性格がある。

合う合わないってありますからね。

 

情報にまず触れるって言うことが大切。

齋藤孝さんが例に出すことを私なりに言うとです。

 

「素晴らしい水先案内人」

 

私の中でもいるんですよ。

素晴らしい水先案内人から好きになった人。

この人は知らなかったけど、知れて良かった。

そういうことは情報に触れるとあります。

 

その一方で合わない人もいる。

だから、100%を求めずに触れていく。

まずは触れないことには始まらないの視点。

気楽さ合わせつつの自学自習するのも私は大切だと感じます。

 

 

 

(P.104) 社会人向けの通信制大学や大学院で学んでいる人の数も多く、大人の学び直しが注目されるようになった昨今は、働きながら受講している人もめずらしくありません。自分で本や教材を読んで勉強する自学自習は、どのくらい知識が定着したか客観的に見ることが難しいところが難点です。その点、通信教育を併用して課題に取り組めば、勉強の成果が可視化されて、先生からフィードバックをもらうことができます。生徒と先生の双方向的なやりとりが、やる気と継続力につながっていくのです。

 

 

 

昨今は本当に増えましたよね。

大人も学び直している人です。

私は先ほど学歴が無いと書きました。

別に学歴コンプレックスとかはございません。

 

ただ、勉強と言う部分。

他のことで学んでいるとです。

学校の基礎となる部分を学びなおしたい。

私自身は思っているのでとても共感します。

 

頃合いを見て社会人向けの通信制大学や大学院。

もしかしたら私も入学しているかもしれません。

本書で言う自学自習の極意は幅広く語られている。

齋藤孝さんの視野の広さだと感じる書籍です。

 

 

 

(P.150) SNSやブログを使ったアウトプットのコツは簡単です。まず、毎日1回、あるいは毎週1回、書く時間を決めます。週1回ブログを書くのであれば、「日曜日に書いてその日の夜10時にアップする」というふうに、時間まで決めるといいでしょう。毎日であれば、自分が書きやすい時間を決めて日課にします。

 

 

 

「鉄は熱いうちに打て」

ことわざでありますよね。

アウトプットは素早くしておく。

私も実体験として感じる部分です。

 

私の場合はアウトプットのほうが強い。

ブログ、ツイッター、音声配信まであります。

もう少しベクトルのバランスを取っていく。

インプットもアウトプットも両方を大事に学んでいきたいです。

 

 

【自学自習の極意 (齋藤 孝)】

 

 

 

・幅広い視点で自学自習を語られています

 

 

【新刊】 1人での深い学び 齋藤孝の自学自習の極意でした。

 

冒頭から語っている通りです。

現代はネットに繋がっていない人のほうが少ない。

当ブログを読んでいる人もネットに繋がっていますよね。

 

それを考えるとネットの使い方。

ここで差が出てくるのは当たり前です。

本書は自学自習の極意と言う視点で語られています。

 

大人になってからの学習。

私生活に活用できる知見が多い。

学んでおいて得することが本当に多い。

大人の勉強って楽しいよってことも伝えたいです。