【新刊】 あなたへ聴く健康法 藤本幸弘の音楽は名医

・音楽を毎日聴いています

 

 

昨今は音声配信。

ラジオを聞けるサイトが増えています。

動画との差別化でラジオ界隈。

賑わっているのは嬉しいです。

 

そして書籍の読み上げ。

オーディオブックもあります。

読むよりも聞いて学ぶ人もいるかもしれません。

 

そのように考えると何かを聞く習慣。

習慣にしている人は前よりも増えているかもです。

音楽は人それぞれ好みのジャンルあるかと思います。

私は雑色な感じでいろんな音楽が好きな人です。

そんな私が気になる新刊を紹介していきます。

 

 

 

音楽は名医 ――痛み、ストレスを癒やす「聴く健康法」

 

 

 

書名:音楽は名医 痛み、ストレスを癒やす「聴く健康法」

 

著者:藤本幸弘

 

出版社:みらいパブリッシング

 

出版年:2021年9月17日

 

ページ数:172ページ

 

 

 

表紙からしてですよ。

クラシックを中心におすすめ楽曲。

音楽は名医と言う書名にちなみ効能が書かれています。

科学的な部分に基づいても解説されている。

音楽を聞くのがますます楽しくなる1冊を私なりの書評していきます。

 

 

 

・音楽は魂の薬である(プラトン)

 

 

 

(P.6-7) 今回本書ではそんな音楽が持つ不思議な力をわかりやすく解説しながら、今まであまりに身近にあるからこそ、あえて注目をすることもなかったその音楽が持つ力に注目し、敬意を払い、意思を持ってもっと日常生活に取り入れるそんなきっかけを作ることができたらと考えています。

 

 

 

【目次】

 

プロローグ:音楽は魂の薬である

 

基礎編

 

実践編

 

応援編

 

あとがき:音楽をあなたの名医に

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

 

私の場合は朝はテンション上がる楽曲。

ボーカル付きの楽曲を聞いていることが多い。

作業中はインスト曲で大人しい曲を聞いてることが多い。

軽い作業の場合はオーディオブックやラジオ系の情報発信を聞く。

 

1日中と言ってもいいくらい何かを聞いています。

敬意を払い意思を持ってもっと日常生活に取り入れる。

襟を正して本書の視点を注入させていただきました。

 

 

 

(P.36) 脳の部位ごとに働きかける音楽が違うということもわかってきました。脳はいわば、体や心の司令塔のような臓器ですから、そのような脳にくまなく働きかける音楽が、われわれの体にいろいろと影響するということが、このことだけでもなんとなくおわかりいただけるのではないでしょうか。

 

 

 

へぇーと言える箇所ですよね。

一言で脳と言っても色んな箇所があります。

音楽は新脳と旧脳どちらにも作用する。

この辺りの解説も細かく書かれています。

普通の行為である音楽を聞くができる人間は凄いって冒頭から思いました。

 

 

 

(P.66) クラシック音楽は、初めての人にとって、慣れ親しむまである程度の時間と経験は要しますが、そもそも先に書いたように脳という臓器は複雑なものを好み、楽なものや安易なものには飽きやすいという性質を持っています。つまり、クラシックのような複雑なものを脳は喜び、好むのです。脳に刺激を送るために「音の集大成」である音楽を使うのであれば、その最高峰に位置するクラシックほどぴったりなものはないでしょう。

 

 

 

クラシックを聞く効用。

クラシックこそ聞きましょうというお話。

確かに書かれている通りです。

 

クラシックはとっつきにくい。

なかなか手を出し辛い人もいるかもしれません。

しかし、だからこそ脳にとっては良いもの。

クラシックのような複雑なものを脳は喜ぶ。

 

クラシック音楽って奥深いと私も感じます。

ジャンルの深堀りとして聞いていきたい。

脳にも良いとなれば、一石二鳥で素晴らしいと感じます。

 

 

 

(P.69) クラシック音楽について、今まであまり聴いてこなかった、ちょっと堅苦しくて苦手……という人もいると思います。しかし、ここ日本では意外とさまざまな場所でクラシック音楽は使われていますから、意識して聴いてこなくとも知っている曲がいくつもあるはずです。運動会やCM、結婚式、ドラマや映画のさまざまなシーンなどいくつもの名曲であふれていますから。こうした「どこかで聴いたことがある」音楽の原曲から聴き始めてみると、ああ意外と自分はクラシック音楽好きかもしれないと、そんなふうに思うかもしれません。

 

 

 

クラシック音楽についてです。

ほとんどの人は学校の授業だけじゃないと思います。

運動会、CM、結婚式、ドラマ、映画。

日本では聞く機会が山程ありますよね。

 

著者の藤本幸弘さんは触れていません。

私の場合はゲームなんですよね。

ゲームでも特に音ゲーはクラシック曲。

アレンジされているクラシック曲も結構あります。

 

難しい曲だとクラシックアレンジの曲。

聴きまくるので知らないうちに原曲に手を出す。

私は音ゲーから入り原曲も聴いてみた楽曲も多いですよ(笑)

 

 

 

(P.111) 真面目に頑張るというのはもちろん尊敬に値することですが、度が過ぎると心が悲鳴をあげますから、「スウィング」という独特なリズムでもって旧脳を喜ばせてくれるジャズを聴いてたまには息抜きしてみてください。お酒にもぴったりですから、一日の終わりにジャズを聴くなんていう習慣も良いかもしれません。

 

 

 

ジャズにも名曲は多いです。

好きで嗜んでいらっしゃる人もいるかもしれません。

一方でクラシックと同じく取っ付きにくい。

私はジャズにもいるんじゃないかと思います。

 

そんな人はいきなり本格的なジャズアルバムから入らない。

好きな作品のジャズアレンジって今の時代は多いんですよね。

例えば、私はエヴァンゲリオンのジャズアレンジのアルバムがあります。

しっかり合うアレンジをされているので気ままに流していたりします。

 

 

 

(P.163) 音の大きさ、高さ、音色、リズムといった音楽の要素は脳の別々の場所で処理されます。それらの組み合わせであるメロディーや、ハーモニーといったものは、さらに高度な情報処理がなされるのです。音楽を聴くことによって、脳のさまざまなところでニューロンが刺激を受けて発火します。脳はそんな刺激を受けることで音楽の記憶と神経回路を形成していきます。音楽で脳を活性化し、脳に喜びを与えてストレスをためこまない。ここに気をつけていれば、おのずと体の免疫力もきちんと維持され、健康で、いつまでも年相応の若々しさを保てることでしょう。

 

 

 

音楽を聴くことの脳への刺激。

本書の解説はとてもよく理解しました。

脳を活性化すると言う部分。

これからも音楽の幅を広げて沢山の作品に触れていきたいです。

 

 

【音楽は名医 ――痛み、ストレスを癒やす「聴く健康法」 (藤本幸弘)】

 

 

・音楽を意識的に取り入れ楽しく聴いていく

 

 

【新刊】 あなたへ聴く健康法 藤本幸弘の音楽は名医でした。

 

本書は聞くではなく「聴く」で書かれています。

そういう側面でもより意識的に音楽に触れていく。

日常生活の中で音楽の力を借りていきたいと思いました。

クラシックやジャズも音楽リストに増やしていきたいです。