・「科学的」に自分を幸福にする視点
科学的根拠。
この辺りは全てを鵜呑みにしない。
人それぞれ合う合わない部分がある。
あくまでもデータとして活かしていけますよね。
とは言え知らないよりも知っていることは重要。
大事なのは「実際に試してみること」だと思います。
試してみて幸福度が上がればそれは高める習慣ですからね。
本書は幸福度を高める50の習慣。
50個も視点があれば自分にフィットする。
自分を幸せに出来る考え方や物事の味方を身につけられると思います。
本書から私が気になる箇所を私なりの書評していきたいです。
書名:科学的に幸福度を高める50の習慣
著者:島井 哲志
出版社:明日香出版社
出版年:2021年11月16日
ページ数:232ページ
ポジティブ心理学に学ぶ。
毎日のポジティブ感情。
人生の幸福度に繋がっていく。
研究に裏づけられた考え方を本書から勉強しましょう。
・幸福度の高い人の習慣を本当に身につけていける
【目次】
はじめに
第1章:仕事
第2章:毎日の行動習慣
第3章:毎日の考え方
第4章:人間関係
第5章:余暇・趣味
おわりに
本書の概要と目次になります。
章立てがすごく簡潔に書かれています。
第1章から第5章から私生活のそれぞれのテーマ。
せっかくなのでそれぞれの章から1つずつ取り上げていきます。
(P.47) 充実した職業生活を送ることは、充実した人生を送ることにつながります。幸福な職業生活を送ることは、幸福な人生を送ることにつながります。職業生活を充実させるためには、それを通じて社会貢献や、自己実現につながることも重要です。それらは、職業生活全体を通しての目標にもなりえます。
人生の中での時間。
仕事と睡眠の時間が長くなります。
それを踏まえると「職業生活」と言う部分。
ここを満たしてあげるのは大切だと感じます。
これは何も昨今流行りの言葉。
「好きなことで生きていこう」
こういうことでは無いと私は思います。
好きじゃなくても嫌いじゃなく苦痛じゃないこと。
この範囲にはなるように職業生活を送りたいと私は思います。
(P.61) 自分の人生を通しての目標から考えて、何か大きな行動目標を選択することもあるかもしれませんが、そこまで大きな目標ではなくても、目の前の仕事の中で、小さな目標を持って、それを実行することができれば、張り合いにもなりますし、行動を変化させることにもつながります。自分にできることの中で、ちょっとした目標を見つけて、行動の変化を起こすことは、確実に今よりも幸せになることにつながるでしょう。
実際に思ったことになります。
自分で自分の人生をつまらなくさせている。
自分で自分の毎日をつまらなくさせている。
ここに通ずると思っています。
人間って現状維持やマンネリを選びやすい。
自分から幸福度を下げていることに気がつかない。
それならどうすればいいか。
やっぱり行動に変化をつけること。
毎日の生活に多少なりとも変化をつけること。
その中から楽しいことや幸せを感じることを見つけるのも大切じゃないでしょうか。
(P.151) 自分に課すような必要はありませんが、日常生活の中で、人間のすばらしいところに注目し、その経験を大切にすることが大切です。それによって、自分がもともと持っている、相互に信頼し合う心の働きを強めることになれば、それはたしかに幸福につながるものでしょう。
人を見るときのネガティブ視点。
それについつい裁いてしまう人。
ネットを見ていると多いと感じます。
もちろん、マナー的な部分。
憤慨することもあるのがネット。
これはリアルでも些細なことで気になる。
例えば、レジに割り込まれたとかもそうですよね。
ネガティブを集めようと思えば簡単に集まる。
だからこそポジティブの方に視点を意識的に向ける。
人間の素晴らしいところだって多いんですよね。
最初は意識的に向けていくって大事だなって私は思っています。
(P.165) 言い換えると、幸福になりたいなら、まず、幸福になれるということを確信して、それを望むこと、そして、大切な人との関係性を良くするといった、あなたの幸福感により貢献するような目標を目指すことです。あなたは、今よりも幸福になりたいと思っていますか。もしそうなら、あなたにとって大切な人を、今よりも大切にしてみませんか。そうすることで、あなただけでなく、あなたの大切な人のことも、今よりも幸福にすることができるでしょう。
誰とでも分け隔てなく仲良くしましょう。
この価値観は私は苦しい人は苦しいと思うんです。
それに別の見方をするといつも絡んでくれる人と初見さん。
この辺りを一緒にし過ぎるのも違うなって思います。
あなたにとって大切な人。
自分を大切に思っていつも見てくれる人。
最初の前提としてこの辺りはあって良いと思います。
心の余裕や幸福度が高いなら分け隔てなくで良いと思うんです。
(P.219) 経験にお金を使うことを幸福につなげるための秘訣の第一は、その経験に関して、たとえば外食なら、ランキングが何位だとか、比較に関することを無視することです。第二に、その経験を自分1人ではなく、誰かと一緒に経験することです。そして、その人が嬉しいと感じている時に、一緒に嬉しく感じるように努力しましょう。それは、する価値のある努力なのです。
経験にお金を使うこと。
色んな視点があると思うんです。
ただ単に消費するだけでなく他の人も楽しめる。
広い範囲で幸福度を高められることも多いと思います。
私の場合は自分も楽しい。
それだけで消費されずブログやツイッターや音声配信。
一石二鳥や一石三鳥になるくらいのスタンスでお金を使う。
これが巡り巡っていく部分ですし私もそれは幸せです。
「誰かと一緒に経験する」って面ではそうかと感じました。
【科学的に幸福度を高める50の習慣 (島井 哲志)】
・自分で自分を満たしていきましょう
【新刊】 島井哲志の科学的に幸福度を高める50の習慣でした。
ポジティブ思考。
一昔前の過渡のポジティブシンキング。
その手の印象もあってあまり良い印象が無い人もいるかもしれません。
本書はそういうわけではなくて科学的根拠がある考え方。
私自身も「科学的に幸福度を高める50の習慣」です。
沢山の本を読んで書評もさせていただいています。
本書を読んでみて実践していることも多いんだなって思いました。
自分を満たすのはまずは自分ですし幸福度を高めて楽しく行きましょう。