【新刊】 自分らしくのんびり 大下容子のたたかわない生き方

・私も共感の考え方

 

 

ここ数年で感じること。

条件反射でのリプライ。

条件反射でコメントしてくる人が多いです。

 

もちろん、昔から一定数はいます。

ただ、相手のことを考えていないコメント。

そこには人がいるんだよって部分です。

 

それが大きくなり誹謗中傷になる。

本人は攻撃している自覚がない誹謗中傷に繋がっていると思います。

一方で、そういう条件反射についてです。

 

スルーする考え方。

昔からスルースキルがございます。

私はプロフィールやその人の今までの言動を垣間見る。

返信したらヤバいかなって人はスルーするようにしています。

 

ある意味で戦わない生き方。

前から議論しても仕方ない。

あなたはあなた、私は私って考え方は強いです。

昨今はそういう気持ちがさらに強くなっている感覚はあります。

そういう面も踏まえて楽しく読ませていただきました。

 

 

 

たたかわない生き方

 

 

 

書名:たたかわない生き方

 

著者:大下 容子

 

出版社:CCCメディアハウス

 

出版年:2021年9月28日

 

ページ数:180ページ

 

 

 

・心に残った言葉や今も大切にしていることなどを書いてみた

 

 

 

(P.3) 私が経験してきたことは、本当に限られたことのみですが、それでもアナウンサーの仕事は「伝えること」。仕事をしてきた中で出会った方々から受け取り、心に残った言葉や、いまも大切にしていることなどを、書いてみることにしました。はたして、約立つお話になりますかどうか……。どうか、最後まで楽しんでいただけたらと思います。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:私の毎日・23年目の「ワイド! スクランブル」

 

第2章:失敗だらけのアナウンサー修行

 

第3章:たたかわない生き方・組織の中でも自分らしく、無理なく

 

第4章:人に会い、人に学ぶ

 

第5章:大人からは「たたかう」努力も必要?

 

第6章:50歳、そしてこれから

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

本書の書名は、たたかわない生き方。

ただ、大下容子さんの今までの人生訓と言える箇所。

紆余曲折ありの今が書かれています。

 

長年のワイドスクランブルでの大下容子さん。

スマステでも拝見させていただいていました。

大下容子さんがどういう考え方なのかは純粋に興味があります。

その中から僭越ながら私なりの書評をさせていただきます。

 

 

 

(P.17) このごろようやく見えてきたのは、集中するためには「形から入る」ということです。「集中しよう!」と精神面で気合を入れても、なかなか集中できるものではありません。むしろ集中しようと思うこと自体、雑念が入っているともいえます。朝からどう動けば、最もよい状態でオンエアで臨めるか。それがつかめたら、その形を続けます。ルーティンの真髄は、頭で考えなくても自然に集中できる形を作ることなのだと、恥ずかしながら、いまやっと腑に落ちています。

 

 

色んな人がモーニングルーティン。

朝の行動をYouTubeなどで公開してました。

私は動画ではなく毎朝の行動。

ツイートで語ったことがあります。

 

自分ならではの「型をつくっていく」のが大事。

私は朝は特に苦手なタイプなので自分が動きやすいように心がける。

朝から気持ちよく活動できるように意識しています。

仰るように集中しよう!は逆に集中できませんね。

リズムに乗れるようなルーティンワークが作れると最高です。

 

 

 

(P.67) 自分で言うのもなんですが、私はわりと合わせられるほうで、どなたとでもそれなりにやっていけるタイプなのではないかと思います。何ごとにもこだわりがない分、逆になんでも受け入れられる性格なのかもしれません。あるテーマについて、Aさんが「私はこう思う」とコメントしたとします。私はそれについてきっと「ああ、そうだな」と思うし、隣にいるBさんが「いや、こうじゃないですか」と言えば、きっと「それもそうですね」と思ってしまう。「あまりにも自己主張がなさすぎるのではないか?」と思われるかもしれませんが、どんな意見にも一理あると思ってしまうのが、私の性分。自分としては、この考え方が、わりとしっくりきます。

 

 

大下容子さんの引用の言葉。

私も同じ性分なので共感します。

 

自分の意見が無いってわけじゃない。

むしろ、自分の意見が正しいと思っていない。

世の中にはたくさんの人の意見がある。

そっちも一理あるよなってどうしても思います。

 

人それぞれ意見があって当たり前。

そういう意見を聞いてみるのも楽しい。

別に意見を押しつけて争い戦う必要も無いですからね。

 

 

 

(P.78) 必要最低限の接点でコミュニケーションを取ったら、あとはなるべく近づかず、自分のペースを乱されないようにします。親しき仲にも礼儀ありというか、寄りかかりすぎないというか……。まあ、本当はもうちょっと社交的になって、その摩擦すら楽しめるようになればいいのですが、私にはそこまでのバイタリティは備わっていないようです。いまは若いときよりも自分のことが見えてきたので、自分を疲れさせないように、守ってやる感覚でいます。

 

 

「大下さんの、人に巻き込まれないようにする術、すごいですよね」

金曜日にコメンテーターで出演してる脳科学者の中野信子さん。

実際に大下容子さんが言われた言葉みたいです。

 

引用の考え方を読んでいてもです。

普段、私が心掛けていることに近い。

心掛けていると言うか自然体の自分が大下容子さんに近いです。

本書を読んでみて思うところが共感の一言になります。

 

 

 

(P.85) どんな仕事でもそうだと思いますが、会社という世界での評価に一喜一憂しなくても、世の中に向かってきちんと仕事をしていれば、目に留めてくださる方は必ずいるのだと信じています。

 

 

日々の出来事。

近視眼的に見てしまいがち。

身近な部分の評価が気になってしまう。

 

しかし、世の中に向かってきちんと仕事をする。

目に留めてくれる人が必ずいるって視点で取り組む。

近視眼的になったときにより意識したいことだと感じます。

 

 

 

(P.123) 人生ソーシャルディスタンスと言いつつも、「この人と話したい!」というときは、自然にそういう行動をしているものだなと気づきました。人に傷つけられたり、いやな思いをすることがあったりもしますが、それ以上に人に救われたり、励まされたりすることもあるように思います。直接会うことができなくても、本や映像で人の言葉にふれるのも、ひとつの出会いであり、経験といえるでしょう。出会いは、人生にとって大きく大切なもの。そこから得たものを日々、自分に活かしていきたいと思います。

 

 

私も人生ソーシャルディスタンス気質です。

とは言え、人との繋がりだって良い面もある。

直接会うことで救われたり励まされたりもあります。

 

そして直接会うことだけじゃない。

本や映像などの言葉からも伝わってきます。

本書の大下容子さんの言葉から元気をいただきました。

 

 

【たたかわない生き方】

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・人生訓からの考え方

 

 

【新刊】 自分らしくのんびり 大下容子のたたかわない生き方でした。

 

最初に大下容子さんの人となり。

人となりを知ってからなので人生訓と言える言葉。

生きてきた中での考え方とても良かったです。

私自身も共感と思える考え方が満載で似ていると思います。

これからも「たたかわない生き方」で行きたいと感じました。