・老け込むには皆様まだ早いですよ
本書を読んでみて感じたこと。
頭が固くなったと思うのはまだ早い。
老け込んでると思いすぎて縮こまっている。
前より行動力が無くなったと思っていたら行けない。
ほんと尻に火がつくような内容です。
何と言っても著者である有澤生晃さん。
2021年時点で「86歳」になります。
私が本書の書名タイトルを見たときの印象。
熟年ベンチャーって50歳からかな?
遅くても定年になってからって意味かな。
だから著者さんの年齢。
50代~60代くらいと勝手に予想していました。
86歳の方の言葉はやっぱり重みが違います。
熟年ベンチャーの始め方を勉強していきましょう。
書名:熟年ベンチャーの始め方: 48の成功ルール
著者:有澤生晃
出版社:ぱる出版
出版年:2021年9月8日
ページ数:176ページ
80歳で水素ガス吸入器の販売で起業。
今なお全国を駆け回る。
超熟年の著者が教える成功の鉄則集。
説得力が本当にあるし凄いと思います。
年齢を言い訳にしたくないと思いつつ私なりの書評させていただきました。
・人生100年時代、定年後に何をするか?
(P.5) 本書では、この「熟年ベンチャー」について、起業を成功させるための心構えや方法などをくわしく紹介していきます。本書を読んだことで「熟年ベンチャー」で活躍する熟年層が増えてくれたら、それが私にとって最高の喜びです。
【目次】
まえがき
第1章:なぜ「熟年ベンチャー」が流行っているのか?
第2章:逆転ホームランの法則
第3章:儲けの種を見つける
第4章:「企業理念」で会社は成長する
第5章:健康はパソコンのOSと同じ
第6章:人生のタイムリミット
第7章:エンディングノートは書くな!
本書の概要と目次になります。
昨今は副業や複業も流行っています。
定年制度がそのまま続くかわからない。
今のうちから何かしておこうって話ですね。
だから視点を変えてみて言えること。
準備段階からの心構えができる。
仮に定年後になる前としても考え方の参考になるはずです。
今後どうなるか分からない時代に備えて知見を勉強しておきましょう。
(P.22) 私の知人・友人で定年退職した方のなかには、「もう60歳なので、若くはないよ」とおっしゃる方もいますが、私は80歳で新しい事業を立ち上げたので、それからすれば、どう考えても60代はまだまだ十分に若いと思います。ですから、「熟年ベンチャー」は「やり方」さえ間違えなければ、無限の可能性があるといえるでしょう。
30代、40代の人でもです。
私は若くないと思っている人。
少なからずいると思うんですよね。
そう考えると80歳で新しい事業を立ち上げる。
著者の有澤生晃さん本当にすごいと思います。
熟年ベンチャーはやり方さえ間違えなければ無限の可能性がある。
何事も「やり方」だと思うので前提知識を入れるために知識を吸収するの大事です。
(P.58) 若い人とつきあうときは、まずは相手の話をいったん受け入れてみようという精神が大切です。(私も社員の提案を受けたとき、「そのやり方では恐らく失敗するが、まずはやらせてみて、納得させてから軌道修正するか……」と、よく考えています)。この点だけは気をつけつつ、ぜひ、皆さんも貴重な経験やノウハウを後世に残すために、「熟年ベンチャー」にチャレンジしてみてください。
ジェネレーションギャップはどうしてもあります。
しかし、それを面白がる人もいますよね。
凝り固まらないこと大事だと思う。
そして話を聞くことも大切です。
昨今の文化に触れてみる。
そこからのイマジネーションってあります。
頑なに否定しているとつまらないと思うんです。
まずは触れてみて新しい技術を堪能するのもいいと思います。
そこから発想が生まれて良い感じにことが運ぶかもしれません。
(P.70-71) 「好きなこと」で起業すると成功しやすい理由は、なんといっても諦めずに情熱を持って、そのビジネスに取り組めることでしょう。好きなことに関しては、脳のアンテナがつねに立っているので、関連する情報をすばやくキャッチできる点も有利です。また、好きなことに関しては、同じものが好きな人同士の人脈もあるでしょう。長年、それが好きであれば、その対象についての問題点やお客様のニーズ、不満も理解できます。さらに、ここをこうすれば儲かりそうだな……という勘所にも、気づけているのではないでしょうか。熟年ベンチャーで「儲けの種」を考える際には、ぜひ、「自分の好きなこと・もの」から考えてみてください。
好きなことをキャッチする感性。
それで動いていく感性は大事にしたいです。
現代は新しいことは毎月のように出てきます。
だからこそ試されるのがアンテナ感度。
錆びつかないように日頃から磨いておく。
凝り固まらないようにしておきたいですよね。
私自身も肝に銘じて動いていきたいです。
(P.102) 教えてもらう先生を選ぶときは、こちらから「教えてください」とお願いしなければならないような先生を選びましょう。本当に立派な先生は、「お前に教えてやろう」と、やって来たりはしないものです。「教えますよ~」と近寄ってくるのは、先生もどきの怪しい人たちなので、お断りすることをおすすめします。
昨今のTwitterを見ているとです。
ブロガーさんがこのシチュエーションに当てはまる。
いきなり、偉そうにダメ出しをしてくる人に遭遇する。
DM送ってきたとツイートする人を見る機会が多いです。
それを踏まえると引用に書かれていること。
参考にしたほうが良いと思います。
本当に立派な先生は「お前に教えてやろう」とやって来ない。
教えますよ~と近寄ってくるのは先生もどきの怪しい人たち。
ブロガー界隈に限らず気をつけてほしいと感じました。
(P.151) 50~60代の熟年ベンチャーを考える皆さんは、人生100年時代のこれから、まだ人生が半分近く残っています。しっかりご飯を食べ、病気にならないようにして、寝たきりにならずに人生を全うしなければなりません。そのためにも、ぜひ「持病・未病・臆病」の3つの「病」に気をつけてください。
持病、未病、臆病。
3つの病に気をつけようと言うこと。
「臆病」が入っているのはさすがです。
仮に50歳だとしてもまだまだ半分。
人生の半分を消化しただけと言える時代です。
それを考えると心が軽くなる人もいるんじゃないでしょうか。
私もまだまだ若いと思って3つの病に気をつけつつ邁進したいです。
【熟年ベンチャーの始め方: 48の成功ルール】
・熟年ベンチャーの視点
【新刊】 著者は86歳! 有澤生晃の熟年ベンチャーの始め方でした。
当ブログの書評させていただいている私です。
まだまだ熟年と言える年齢層ではございません。
しかし、年齢と言うのはあっという間に過ぎ去ります。
油断大敵で本書の考え方を勉強させていただきました。