・即ビジネスでも使用できます!
文章術も色んな書籍。
色んなスタイルの書籍がございます。
今回、新刊で書評させていただく文章術。
新聞記者さん直伝のテクニック。
即ビジネスでも使えるテクニックです。
新聞記者さんと言うと文章が整っている。
間違っていたら許せないような緊迫した文章。
そういう面をイメージしてしまうかもしれません。
そこは「即ビジネス」という面も踏まえて丁寧に書かれています。
書名:即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術 数字・ファクト・ロジックで説得力をつくる
著者:白鳥 和生
出版社:CCCメディアハウス
出版年:2021年7月31日
ページ数:248ページ
日経新聞記者として30年。
延べ1万本もの記事を数字とファクトでつくった著者。
誰もが納得する文章をはやく正確に書く技術になります。
数字とファクトと言う面は伝えるときにとても大切。
本書で公開してくれた技術を学んでいきましょう。
・本書は新聞記者として培った文章術をお伝えするのが目的
(P.6) 「ローマは一日にしてならず」とは歴史的事実ですが、ムダな努力や遠回りしない「伝わる文章術」を丁寧にお伝えしていきます。
【目次】
はじめに
第1章:伝えるためには「型」がある
第2章:文章の構成を考える
第3章:ファクトと数字の大切さ
第4章:ロジックとは「流れ」が自然なこと
第5章:「伝わる文章」のために
第6章:データの集め方と使い方
第7章:さて、文章を書く前に
第8章:実際に文章を書いてみる
おわりに
本書の概要と目次でございます。
冒頭から最後までは流れになっています。
1つ1つの章で丁寧に解説されています。
長年の新聞記者として培った経験。
本書の構成を見てもさすがと思える内容です。
(P.20) 今は「伝え方」が求められる時代です。コロナ禍でリモートワークが定着し、メールやLINEでのやりとりが格段に増えました。Zoom会議でチャットやQ&A機能も使います。文章によるコミュニケーション能力があるかないかが問われ、その能力は評価を左右しかねません。日々やりとりすることが多いメールには独りよがりの文章が知見されます。文章は基本的に「読まれない」ものなのに、多くの人が「読んでもらえる」と思いすぎです。特に「誰でも興味があるはず」というスタンスで書かれた文章はいただけません。
書評している現段階です。
私は音声配信を休止中になります。
ブログとツイッターを中心に活動しています。
つまり、文章と触れ合っている人。
肝に銘じたいしより精進していきたいです。
「伝え方が求められている時代」
私も同意見ですし文章によるコミュニケーション。
伝え方を知っていると差がつくと思います。
知って取り入れて差がつけられるように学んで実践したいです。
(P.54) 一文を短くするのと同じで、1つの文章で言いたいことは1つ。これが大原則です。人間の体には丹田があるように、文章もどこに重心があるかが重要です。削る予定がある文章は焦点がぼやけます。仮に1万字書いたとしても、8000字が不要であれば2000字の文章にする勇気が大切です。
1つの文章で言いたいことは1つ。
意外とやりがちなのがツイッター。
140文字しか書けないツイッター。
140文字「も」書けるツイッターとも言えるんです。
私の場合は140文字ギリギリいっぱいまで書くことあります。
後から見返すと反省点として1つにまとまっていない。
この部分は削って良かったと思えることも多いんですよね…。
文章の重心をしっかり意識して文字を紡いで行きたいです。
(P.138) 相手を不快にさせているケースも見受けられます。例えば、お詫びのメールであるにもかかわらず、署名に派手な罫線や顔文字の使用がそのままだったりします。「キャンペーンのお知らせ♪」などの自社広告も削除したいところです。いくら「申し訳ありません」と文字を連ねて謝罪しても、すぐ下に軽い調子の広告文があれば、反省する気があるのかと真意を疑われかねません。
本書は即ビジネスでも活用できる。
ビジネス視点の文章術も紹介します。
引用を読んでみてになります。
どのように感じられるでしょうか?
「ビジネスの場面でそんなことはしないんじゃないの?」
思う人は多いと思うし私ならしない。
仰っしゃりたい人もいるかもしれません。
しかし、カスタマーサポートへ問い合わせする。
私はお詫びメールで引用に書かれているようなメール。
大手企業などでも意外と貰ったことがあります…。
お詫びなのに宣伝部分が付いている。
お詫びなのにキャンペーンが付いている。
いちいち指摘はしませんですが自分がその立場なら。
人がどう感じるかを察知してそういうメールを送らないようにはしたいですね。
(P.148) ビジネスの世界は”説得”の連続です。そのときに重要なのは、感情を表に出した熱意や話し方ではなく、ファクトに基づいた覆しようのないロジック(論理)です。そのために必要なのが、数字で考え、数字で説明する姿勢です。企画書や提案書、あるいはプレゼンの目的は「人を動かす」ことです。説得力や納得感のあるロジックをどう展開するかがカギとなります。ファクトを中心に考えるメリットは「信頼される」ということです。
ビジネスの世界は説得の連続。
説得する方の立場。
説得される方の立場。
両方の視点で考えてみる。
数字で考え数字で説明する姿勢。
感情を表に出した熱意や話し方ではない。
その通りでは無いでしょうか。
確かな数字を知っていることも重要になってきます。
普段から情報収集しておく。
ググってしっかりとした数字を知る。
それだけでも会話に説得力が増すかと思います。
説得力や納得力が増すロジックを展開できるようになりたいですね。
【即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術 数字・ファクト・ロジックで説得力をつくる】
・さすが新聞記者さんと言える説得力のある文章術
【新刊】 白鳥和生の新聞記者式 伝わる文章術でした。
本書は即ビジネスで活用できる文章術。
その一方で基本的な部分の文章術。
普段から意識しておきたいことも多く触れられていました。
本書を読んでみて私は戒めと反省が多いと感じたので精進していきます。