【新刊】 北原孝彦のたった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方

・裏打ちされた実体験から来る考え方

 

 

 

著者である北原孝彦さん。

プロフィールにも書いてあります。

 

アフィリエイターとして活躍。

その後、2015年、長野県に美容室、Dearsをオープン。

 

私はツイッター本格的に開始したの2014年1月。

最初にやることは有名な方をフォローですよね。

今みたいにインフルエンサーさん。

 

と言うよりは有名ブロガーさん。

それに有名アフィリエイターさん。

そのような方をフォローしていました。

 

そういう方々が触れていて私もフォローした。

その方が今回の著者である北原孝彦さんなんですよね。

美容師とアフィリエイターって肩書きは印象大でした。

 

ツイートで見た記憶があるんです。

1店舗か2店舗目をオープンしたときのツイート。

アフィリエイターからリアルビジネスの世界へと言う感じです。

 

そこから私はアフィリエイターさんを見なくなりました。

数年間はインフルエンサー系の方はウォッチしてなかったんですよね。

最近はまたウォッチするようになって久しぶりに北原孝彦さんの名前を聞きました。

そして、今回の新刊である書籍になります。

私にとっては説得力ありありの流れを感じる内容でした。

 

 

 

たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方 (横浜タイガ出版)

 

 

 

書名:たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方 (横浜タイガ出版)

 

著者:北原孝彦

 

出版社:サンクチュアリ出版

 

出版年:2021年7月3日

 

ページ数:240ページ

 

 

 

発行は横浜タイガ出版。

発売はサンクチュアリ出版になります。

 

社員も経営者もストレスゼロの経営術。

今回は私なりの書評と言う部分があります。

みんなに参考になるような「考え方」の面を特にフォーカス。

僭越ながら書評させていただきたいと思います。

 

 

 

・経営する美容室の話を中心に考え方を披露

 

 

 

(P.9) この本が経営者と社員、双方の悩みやストレスを解消させる「設定と設計」を構築する一助になれば、これほど嬉しいことはありません。僕の話に、しばらくお付き合いください。

 

 

 

【目次】

 

まえがき:目指すゴールに最速で辿り着きたい時、あなたならどうしますか?

 

序章:なぜ、僕は美容師を目指したのか?

 

第1章:それは壮大な実験だった! あなたのビジネスを成功に導く「設定」と「設計」

 

第2章:社員の能力に頼らない! 0→1店舗

 

第3章:店長はいらない! 1→2店舗

 

第4章:「再現性」が全て 2→4店舗

 

第5章:「自動化」で成長が加速する! 4→100店舗

 

第6章:女性が働きやすい環境の作り方

 

あとがき

 

 

 

本書の概要と目次になります。

「考え方」という部分は独特です。

良い意味での「合理的」だと思います。

 

ただ、この合理的をみんなのためを思っての合理的。

一概にドライって意味じゃないんですよね。

この辺りは本書で多くのページを割かれて書かれています。

章立てを順に追っても考え方の筋が通っています。

 

 

(P.62) 仕事のストレスはもちろんのこと、人間関係のストレスもやり方次第で改善できるはずだというのが、僕の基本的な考え方です。そもそも人間関係のストレスというのは、どこから生まれるのでしょうか? それは一言で言うと、仲良くなることから生まれます。仲良くなるから、ケンカが生まれます。距離が近くなるからこそ、そこに摩擦が生まれるのです。

 

 

こちらの考え方です。

言いたいことはとても理解します。

私は共感するタイプになります。

実際に私はこの手のタイプだと思います。

 

この後に書かれていることが本質。

仲良くなること自体は否定しない。

ただ、従業員同士が仲良くなる必要はないと僕は考えている。

 

仕事でもリアルでもネットでも人間関係は発生する。

どこでも仲良くなることは良きことだと思いますよね。

しかし、ある程度の距離感を保つってストレスにならないのも事実。

 

大事だから仲良くなりたい。

ではなく、、

大事だからこそ、あえて距離を詰めない。

 

読んでいて、わかるわかる!と頷きました。

ネット上でも距離を詰めすぎた結果です。

仲良かった人同士がトラブルになっているのも見かけます。

ある程度の距離感を保つスタイルが私は向いているので共感しました。

 

 

(P.106) 美容師から話しかけられた以上、お客様は会話をせざるをえません。そうした「会話をしなければならない」という強迫観念に不快感やストレスを抱えているお客様は、実はかなり多いのではないかと思うのです。

 

 

北原孝彦さんのタクシーの話があります。

いきなり、初対面なのに内面についてグイグイ聞いて来る。

いきなりプライベートに踏み込んだ会話は嫌って話。

放っておいて目的地に着くのみ集中してくれって話です。

 

美容室の場合。

髪をキレイにしてほしいから来店する。

それ以外は会話などは人によりストレスになりますよね。

もちろん、話すのが大好きな人もいるかと思います。

そういう人は話せばいいですよって前提の話です。

 

私は実際、話しかけられない方が良いタイプ。

美容室があまり好きじゃない理由はまさに引用で書かれていること。

北原孝彦さんが意識されたことって利用者としては助かります。

こういう美容室なら行ってみたいと思えます。

 

 

(P.134) みんなの意見を聞くのは、もちろん素晴らしいことです。ですがトップが勉強をしまくっているのであれば、経営判断において、必ずしもみんなの意見を集約する必要はないと思います。みんなの意見を聞くというのは、裏を返せば、トップとしての決定力の弱さの証とも言えるのではないでしょうか? 厳しい言い方をすれば、みんなに聞くのは、決定力がないから聞く、決められない、確認を取らないと進められないだけのようにしか僕には思えないのです。

 

 

厳しい意見のようでいて筋が通っています。

意思決定力って部分になります。

他人の選んだ意見で決定する。

選んで後悔していたらどうしようもないですよね。

 

それだったら自分で決めて自分で動く。

責任転嫁も無いですしすべて自分にのしかかります。

もちろん、勉強をしっかりしていることは前提。

北原孝彦さんも教材を購入したり相当量の勉強をしているからこそです。

 

私もあくまでも似たような出来事がありました。

Twitterについては相当量の知識があると自負している。

普段から運用系の話もツイートしています。

あるときTwitterでの出来事について嘆いたことあるんです。

 

それについての回答らしきものリプライしてきた人がいます。

検索で1番上に上がってるようなものを送付で送ってきました。

これなんてどうですか?って送られてきたことがあるんです。

ハッキリ言ってまったく見当違いの情報であり話の論点でした。

 

もちろん、相手の方からのご厚意って言うのは理解しています。

ただ、闇雲に目立つの探して情報の精査もせずに簡単に送る。

しかも、その人は特に運用術があるわけでも無いんですよね。

引用視点で言いたいことってこういうことでもあると思うんです。

 

知識量って言うのは人それぞれ違います。

みんなの意見を聞きすぎてもって話ですよね。

私は自発的に学んでいく方が好きなタイプ。

決定力を磨くって意味でも決断は本人の責任や覚悟で行きたいです。

 

 

(P.180) そもそも完璧な人間など、世の中にはいません。ですから、「あいつはここがおかしい」などと欠点ばかりあげつらっていても、キリがありません。何を優先順位の上位にするか? まずは、その点を明確にすることが大切ではないかと思います。

 

 

きちんとお客様を接客できるか。

基本的なルールをしっかり守れるか。

 

これさえしっかりできたら良い。

多少おかしな思想を持っていても基本的に構わない。

そのような観点から人を見ているそうです。

 

人間どうしても完璧を求めます。

それに結局の所は人の心の中は他人には読めない。

 

私はインターネットに出会って色んな体験をする。

リアルでは会えないような人をたくさん知っていく。

そういう場数を踏んで寛容度や許容度は磨かれました。

こういう人もいるよねって納得できるようになっています。

仰る通りでネットに当てはめても欠点ばかり探していても仕方ないですからね。

 

 

(P.205) 世の中には、こちらがいくら筋を通したとしても、筋を通さない方がいるものなのです。世の中では、よく「ギブ&テイク」と言われますが、人間は自分中心の生き物ですから、どうしても「テイク」の方に意識がいきがちです。そんな人間社会だからこそ、まずは「自分が何をギブできるか」を考えてみてはいかがでしょうか? ギブ中心の生き方をすると、揉め事をゼロにすることはできないものの、かなりの確率でトラブルを回避することができます。ギブ中心の生き方がストレスフリーの人生に繋がることを日々実感しています。

 

 

お客様に対して。

社員さんに対して。

北原孝彦さんのギブの精神。

感じる機会が多かったです。

 

本書で言う考え方。

哲学と言える部分だと感じました。

私も「ギブの視点で考えてみる」こと。

蔑ろにせずにしっかり考えて行動していきたいです。

 

ギブ中心の生き方がストレスフリーに繋がる。

私もここを目指して日々精進してがんばっていきたいです。

 

 

【たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方】

 

 

・みんなに役立つ考え方を中心にお送りしました

 

 

【新刊】 北原孝彦のたった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方でした。

 

今回は「考え方」を重点的に紹介しました。

しかし、美容室視点での考え方。

そして経営術って面でもとても素晴らしい考え方が満載。

ぜひ、最初から最後まで通しで読んでいただきたい内容でした。