【新刊】 井戸美枝のお金で困らないためには今から何をすれば?

・お金への考え方

 

 

 

本書にもターゲット層がございます。

読んでみての感想としてはこちらです。

 

オーバー40歳でも大丈夫

おひとりさまでも大丈夫

 

タイトルにも書いてある通りになります。

著者さんが女性なので女性視点で触れられています。

 

しかし、お金への考え方と言う部分。

知識として知っていると何事も役立ちます。

時代は刻々と進んであらゆることが変化している時代。

昔の知識のままで老後へ向けては怖いところありますよね。

そこで書籍を読んで知識をつけるのはいかがでしょうか。

 

 

 

オーバー40歳でも大丈夫! おひとりさまでも大丈夫! 私がお金で困らないためには今から何をすればいいですか?

 

 

 

書名:オーバー40歳でも大丈夫! おひとりさまでも大丈夫! 私がお金で困らないためには今から何をすればいいですか?

 

著者:井戸 美枝

 

出版社:日本実業出版社

 

出版年:2021年7月31日

 

ページ数:240ページ

 

 

 

時間や貯蓄がなくてもリカバリーできます。

iDeCoとNISAで先取り貯蓄。

稼ぐ力が身につく7ヵ条。

知らなければ損してしまうことも多い世の中。

早速、本書からお金の勉強をしていきましょう。

 

 

 

・本書は将来への見通し(ルート)を年代別にまとめ

 

 

 

(P.5) 本書は、この将来への「見通し」(ルート)を年代別にまとめています。まずは年代別の「見直し」を概観し、どの程度の「心づもり」が必要になるのか、そして、どのような方法があるのか、そのルートを示しました。自分なりの答えを考え、メモしながら読んでみてください。そのメモが「漠然とした不安」を解消するヒントであり、「地に足のついたおとな女子」のスタート地点となります。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

prologue:リカバリー可能? おとな女子の大失敗ストーリー

 

第1章:今からでも遅くない! 「40代」「50代」「60代」「70代」おとな女子のやるべき5ヵ条

 

第2章:老後が不安!? おとな女子の老後生活プラン

 

第3章:老後に足りないお金をどう補う? 「稼ぐ力」が身を助く

 

第4章:自分だけでなく「お金」に働いてもらう 今日から始めたいiDeCoとつみたてNISA

 

第5章:元気なうちに知っておきたい。エンディングへの準備法

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次です。

冒頭でも話した通りになります。

本書の構成は基本的に女性視点。

私の書評は私なりの書評。

男女兼用で参考になりそうな箇所を抜粋して書評しました。

 

 

(P.44) 生涯にわたり収入が得られるスキルや仕事を持つこと。少しでも長く働き続けることで、生活や気持ちにも張りが出て、毎日をいきいきと過ごせるようになります。また常に収入の範囲で暮らす生活スタイルにすることも大切です。これは60代以降すぐに身につけるのは難しいかもしれません。40代、50代から少しずつでも意識しておくといいでしょう。何かあった時に頼りになるのは、ご近所さん。地域に親しむ努力をして、仲間をつくっておくと安心です。年齢を重ねれば、自分にとって大切なことが見えてきます。周囲の意見などに流されず、自分の目でしっかり物事を判断する力を持ちましょう。

 

 

オーバー40歳でも大丈夫な書籍です。

そのまま当てはまる人は参考になります。

オーバーじゃなくて以下の人も参考になるかと思います。

お金の知識は今の時代、若いうちから付けておくの最適。

 

格差社会や貧富の差を言われることあります。

しかし、自分から知識を得て勉強している人。

勉強もせずに浪費して過ごした人が同じ土台は少し違いますよね。

自分がなりたくなくてもなっている人は社会保障制度もあります。

 

そういう意味でも知識武装をしっかりしておく。

いざと言うときの備えのために動いておく。

60代以降すぐに身につけるのは難しいってそうなんです。

過去の慣習や思い込みってそれだけ強くなってしまいます。

気づいたときからが勝負で自発的にお金の勉強したいですね。

 

 

(P.72) 重要なのは、収入額の多い、少ないではなく、収支のバランスが取れていること。たとえ「入」が少なくても、「出」を抑え、収入の範囲内で生活をすることができれば、老後のお金についての心配はそれほどしなくてもよくなります。もし、年金と貯蓄ではお金が不足しそう、と予測ができたら、積立を増やすなど、その分を確実に貯めればよいということになります。

 

 

当たり前だけど当たり前じゃない話ですね。

 

100万円の収入がある。

130万円の支出がある。

 

そんな状態だったらマイナス。

 

10万円の収入がある。

7万円の支出で生活する。

 

3万円の貯金ができる。

稼ぐ方に行きがちです。

もちろん、これ自体は悪いことではない。

 

仰ることは基本の「キ」の部分だと思います。

収入が上がったとしてもコントロールできなければ意味がない。

日頃から自分の収入の範囲内でお金のことを考え生活するのが大事です。

 

 

(P.81) 自営業のメリットは定年がないこと。自分が元気なうちは何歳まででも働けます。仮に70歳まで働いたとすると、老齢厚生年金が73万4600円に増え、老齢基礎年金と合わせて151万5500円に。さらに年金の受取り時期を70歳に繰り下げると、年215万2000円に増えます。好きなことを仕事にするのは、多くの人が憧れる理想的な生き方。それを実現するためにも、今まで何となく無駄に使っていたお金を貯蓄に回し、資金を貯めるとともに、起業に必要な手続きなども入念にリサーチしておくこと。夢に向かって、努力をする日々は今よりずっと充実感を感じられるはずです。

 

 

自営業のメリットは定年がない。

ここは私なりの書評で語らせてください。

著者さんと言うより私の個人的な意見です。

 

今の時代はインターネット。

自営業と言ってもリアル店舗を持たない。

ネットの活動でいろいろ出来る時代です。

 

最初から自営業やフリーランスと思わなくていい。

何事も触れてみて勉強して知ってみるが大切だと思うんです。

ツイッターでも、50代からのって人も見かける。

私としては尊敬しますしそういう方々だっています。

柔軟な考え方で触れてみて種になること探すのいいですね。

 

 

(P.112) ダウンサイジングの効果が最も大きいのも50代。勤労収入があるうちは、頑張った分貯蓄にまわせる部分を大きくできます。高級スーパーで買物をする。旅行に頻繁に行く、外食が好きなど、浪費癖がある人は暮らしの見直しをして、削れそうなものは今のうちに削減を。50代の浪費はそのまま定年後の自分を追い詰めることにつながり、老後破綻のリスクを高めてしまいます。早めに引き締めていきましょう。また家の住み替えなどは体力のある60代までと思っておくとよいでしょう。

 

 

若いうちに痛い目にあう。

反省する人もいるかと思います。

教訓的なのでありますよね(笑)

 

しかし、若いときのまま。

浪費が変わらないのは危険ですよね。

この辺りは個人個人で変わってくるかと思います。

 

収支のバランスという面はもちろんあります。

ただ、年齢を重ねて行ったときに本人の自制が効くかどうか。

非相応の浪費している場合は気をつけていきたいですね。

若気の至りが通用しない年齢でその状態にならないよう戒めたいです。

 

 

(P.149) 私の場合、社会保険労務士とFPという組み合わせで活動していますが、この二つの資格を組み合わせることで、仕事の幅も広がり、かつ景気に左右されることなく収入を得ることができています。それに加え、日々アンテナを立てて、社会の変化に反応できることも大事です。自分のスキルや知識をアップデートするよう心がけています。もう年だから……などと年齢にとらわれる必要はありませんが、これから探すなら体力が衰えてもできることをポイントにしてみるといいですね。

 

 

 

ここで本当に本当に大切だと思うこと。

 

日々アンテナ立てて社会の変化に反応

自分のスキルや知識をアップデートするよう心がける

 

この2つ大切な考え方ですし意識していきましょう。

私もお金の勉強をしつつ時代に合わせて動いていく。

変えるところは変えつつ柔軟に年齢を重ねていきたいです。

 

 

【オーバー40歳でも大丈夫! おひとりさまでも大丈夫! 私がお金で困らないためには今から何をすればいいですか?】

 

 

 

・将来の自分がお金で困らないために

 

 

【新刊】 井戸美枝のお金で困らないためには今から何をすれば?でした。

 

生きていたら1日1日、誰もが死に向かって行くのは共通。

これは悲観的ではなく当たり前の事実ですよね。

だからこそ、その最後を迎えるときの準備。

年齢を重ねても楽しい人生を送るために知識って重要だと思います。