・齋藤孝さんの新刊
今回の齋藤孝さんの新刊。
若い子に向けた内容になります。
とは言っても大人が読んでも勉強になる。
何と言ってもメンタル面の話です。
大人だってメンタル面は悩んでいますよね。
本書はシリーズ物です。
と言っても話が続いているわけではございません。
本当の頭のよさってなんだろう?
友だちってなんだろう?
シリーズ累計22万部。
10代のための一生役立つ考え方シリーズ第3段。
読んでいて思ったのは理解しやすい1冊。
小難しい話は抜きで直球なのでメンタル本として参考になりますよ。
書名:本当の「心の強さ」ってなんだろう?: 一生を支える折れないメンタルのつくり方
著者:齋藤 孝
出版社:誠文堂新光社
出版年:2021年8月4日
ページ数:240ページ
一生を支える折れないメンタルのつくり方。
学校で教えてくれない人生の逆境を乗り越える方法。
知ることに遅いなんてことはございません。
10代じゃなくても役立つ折れないメンタルのつくり方。
私なりの書評も踏まえて新刊の紹介です。
・メンタルを強くするための考え方
(P.4) 今回のテーマは「心の強さ」。メンタルを強くするためのものの考え方を、いろいろな角度から解説していきます。
【目次】
漫画
はじめに
第1章:心の強さ、弱さってなんだろう?
第2章:どうしたら失敗に強くなれるのか?
第3章:「修正力」を自分の武器にしよう!
第4章:「コンプレックス」はこじらせちゃいけないよ!
第5章:「黒歴史」から自分を解放する方法
第6章:何度でも立ち直れる、「折れない心」のつくり方
おわりに
本書の目次と概要です。
10代に向けての書籍になります。
今回の例えは若い子に向けた例えや事例が多い。
例えば、冒頭に鬼滅の刃が出てきたり、YOASOBIの話もです。
逆に言えばですよ。
齋藤孝さんのアンテナ感度。
本当に幅広いんだなって改めて気づかされました。
大人が読んでも学びになるので心の強さを勉強していきましょう。
(P.21) 心とは感情の動きが中心のものだと思っていませんか? それは誤解です。心は、気分任せ、感情任せにしておいてはダメなのです。
気分任せ、感情任せにしてはダメ。
コントロールの術を学んでおくこと。
私自身も学んで良かったと思える部分です。
折れないメンタルについての書籍。
気分や感情を整える系の書籍。
色んな本を読んで知見を吸収する。
自分を客観視できる部分。
本を読む前に比べたらかなり上がりました。
気分任せや感情任せにしないためにはどうすればいいか。
後からでも学べることは出来るので学んで実践が大事です。
(P.69) 失敗の果たしている功績って、本当にすごいんです。ぼくは思うんですよ。成功が「うまくいった『結果』」だとすると、失敗とは、「まだうまくいかない『状態』」なんじゃないかと。つまり、成功の反対が失敗なんじゃなくて、失敗は成功の途中プロセス。まだ成功までたどりついていない段階。そうとらえるべきじゃないかなあ。くじけず、めげずに根気よくつづけていれば、いつかは成功にたどりつく。そう考えると、失敗して途中であきらめ、放り出してしまうのは、すごくもったいないことです。
私は失敗は無いと思う。
あくまでも「結果」が出るだけですからね。
それを踏まえる唯一の失敗があるとするならです。
何もないやらないこと。
頭の中で考えるだけで実行しない。
結果がいつまでも出ない状況だと思います。
失敗に対して必要以上に臆病にならない。
失敗に対してメンタルを下げない。
むしろ、挑戦している自分を褒めるくらいで良い。
本を読んでこの辺りの考え方や捉え方はすごく変わりました。
(P.124) 自分の置かれた状況を「ちょっとヤバいぞ」と感じるようなときは、早めに手を打ち、軌道修正をしたほうがいいんです。軌道修正は、早くするほど傷が浅くて済む。そのまま放置して、本当に悲惨な状況になってからどうにかしようとすると、ものすごくたいへんです。修正は早いに越したことはないのです。
襟を正したいし肝に銘じたい。
現在の私に言ってくれているようです(汗)
自分の置かれた状況。
ちょっとヤバいぞと感じる。
感じることってあると思うんです。
私も今の状況はまさしくそうなります。
しかし、ここ数ヶ月で何か手を打てているのか。
軌道修正して有効策を打ち出せているのか。
反省点として出来ていないと感じています。
軌道修正は早くするほど傷が浅くて済む。
現状を見つめて軌道修正する方に力を注ぐ。
ちょっとヤバいの状況で動いていきたいですね。
(P.187) 自信のもてないことのなかにも、何かよいところ、肯定できるところを見つけられれば、苦手意識とか劣等コンプレックスとかを感じなくなります。その場、その状況のなかで、自分自身に何か○をつけられるようにするわけです。そういうものをたくさん見つけ出す。幸せとは、自分が快適でいられることです。価値基準をいろいろもっていると、快適でいられる状態が増えていきます。
私は自分が嫌いでした。
自信に関しても自信は無い。
ただ、だからこそって部分もあります。
本を読むようになって自分を変えたい。
最初から自信満々だったら本を読んでいないかもしれません。
自分の良いところを褒めて価値軸を増やす。
価値基準が増えたのは本当に大きいです。
無駄に否定するってことはだいぶ減りました。
違う方向から見れると仰る通りで心の快適さが増えます。
【本当の「心の強さ」ってなんだろう?: 一生を支える折れないメンタルのつくり方】
・折れないメンタル
【新刊】 齋藤孝の本当の心の強さってなんだろう?でした。
5年前や10年前。
当時の自分と比べたらです。
心の強さと言う部分はかなり変わりました。
私の場合は後天的に身に着けたことが多いです。
だから学んで私生活に取り入れる大切さをしみじみと感じます。