・「ウリ」のポイントを間違えてるかもしれない
自分のウリと言う部分。
自分自身は理解している。
そのように思っているかもしれません。
しかし、本書を読んでみるとです。
ウリのポイントを見誤っている。
違う角度からウリを押し出していく。
違う結果を得ることも多い。
そのように感じる機会が多かったです。
本書の書名は即買いされる技術になります。
物だけに限らず自分自身と言う面でも当てはまる。
考え方として勉強になる新刊を紹介していきます。
書名:即買いされる技術 キャッチコピーはウリが9割
著者:弓削徹
出版社:秀和システム
出版年:2021年7月17日
ページ数:247ページ
刺さるウリの見つけ方。
刺さるウリの伝え方。
書くスキルは1割だけ。
マーケティングで得た事例と知見を教えていただきます。
・あなたの本当のウリが見つかる1冊
(P.9) 本書では、まずウリの重要性、大手企業もウリをカン違いしている例、逆にズラして成功した事例の紹介を通して、ウリというものを体感的に理解していただきます。そして、ウリを発見する考え方や発送の枠組みを提示していきます。実際にウリを見つけることに取り組んだ中小企業の物語を山ほど紹介していますので、必ずご参考になる事例があるはずです。
【目次】
はじめに
第1章:お客様が欲しくなる「セツジツ」を探す
第2章:広げるな! ターゲットは絶対に絞ろう
第3章:「商品」ではなく「使い方」を売ろう
第4章:強みを活かす? 弱みも立派な武器になる!
第5章:ウリを拡散するには「このやり方」でいく
おわりに
参考文献
本書の概要と目次になります。
ウリの重要性。
大手企業もウリをカン違いしている例。
逆にズラして成功した事例の紹介。
読んでいて今では大ヒット商品。
最初は別の場所に売り込んで失敗していた。
その後にズラして成功した事例を聞くと納得するかと思います。
自分自身の「ウリ」を考え直す機会にもなる本を私なりの書評です。
(P.24) まったく同じ商品が、時代背景やライフスタイルによってウリを変えていく。あなたの商品が選ばれる理由をどんな言葉で打ち出すかは、まさに売れるか、売れないかを分ける生命線であり、マーケティング戦略そのものだということができます。このウリを見つけることができれば、当然のことながら集客も販促もラクになるのです。
あなたの商品が選ばれる理由をどんな言葉で打ち出すか。
まさに売れるか売れないかを分ける生命線。
方向性って部分になります。
商品だけに限らず個人個人の活動。
見せ方を変えるだけで同じことをしているのに変わる。
私自身もこの手の経験は持っています。
ウリを見つけるという視点。
安直にウリの部分を決めすぎない。
違う角度から見直してみるのも大切ですね。
(P.30) 1000円カットのお店では、シャンプーやヒゲ剃り、毛染めなどはしませんし、マッサージや耳かきのようなサービスも一切なし。ですから、出店の際はオフィスのようなハコさえあれば十分で、設備投資も少なくてすみます。それを考えれば、むしろ1000円カットのほうが、儲けを出せるビジネスだと言っていいでしょう。つまり、1000円カットは、安売りビジネスなどではないのです。
1000円カットと聞くとです。
安売りしている印象ですよね。
安売りビジネスだと感じる人は多いと思います。
本書の視点で読むと勉強になるかと思います。
普通の理髪店。
1時間1人の髪をカットで、4000円~5000円。
1000円カット。
1人10分で1時間あれば5人くらいカット。
これだけだと同じに感じるかもしれません。
しかし、「設備投資」という部分。
1000円カットは髪を切るだけに特化している。
利益率は高くなるので納得ですよね。
そして「時短ビジネス」という視点です。
長々と理髪店でというのは苦手タイプ。
短い時間ですぐにカットできる1000円カット。
時短ビジネスが1000円カットチェーンの最強のウリと言う部分。
私としては腑に落ちますし値段よりも時間の短さもウリですね。
(P.78) あなたが見つけるべきなのは「ほどよいニッチ」ということになります。このサイズは、商品を決めた時点で決まっていることもありますが、同じ商品でも売り方はさまざま。隠れた魅力を発掘してヒットする商品もあれば、ほかと変わらない横並び商品なのに、あるショップだけが選ばれるということもあります。まさに、何をウリにするかによって、売上のスケールが決まってくる分かれ目になるのです。
あなたが見つけるべきなの。
「ほどよいニッチ」を見つける。
私は器用貧乏ポジション。
あれもこれもとなってしまうタイプ。
ほどよいニッチになれてないんですよね…。
自分自身のウリの部分。
ブログを毎日更新7年半以上している。
ここをブラッシュアップしつつ見せていく。
自分のことを踏まえて改めて考えてみました。
(P.118) 本来のウリとズラしたウリは、従来の一般的な掃除機とダイソンくらいの差があると、わかりやすくて理想的です。サイクロン式を開発した同社はすごいと言わざるをえませんが、さらにルンバは自動で部屋を掃除する、という新機軸のウリを生み出します。こちらもすごいですね。すでに緩和状態であると思われていた掃除機市場にも、まだまだ知られざる鉱脈があったというわけです。しかし、そうしたブレイクスルーのチャンスが、ごろごろ転がっていることに気づける幸運はなかなかありません。
掃除機の例えは分かりやすいです。
緩和状態と思っていても何かしらある。
私はブロガーなのでブログの話。
例えば、ある時期から対話形式。
冒頭に対話がある記事が格段に増えました。
最近、ブロガーになった人。
「えっ、それ普通のことじゃないの?」
対話形式のフォーマットはそんなこと無いですからね。
最初にこの形をブログで書き出した人。
広めていってみんなが使うようになる流れ。
私としてはかなりすごいことだと思っているんです。
こういう視点でブレイクスルー狙っていきたいと私も思います。
【即買いされる技術 キャッチコピーはウリが9割】
・頭の体操になり取り入れたい視点が満載
【新刊】 キャッチコピーはウリが9割 弓削徹の即買いされる技術でした。
読んでいてワクワクする1冊。
本書は「即買いされる技術」です。
買うよりもブランディング寄りに書評してますね…(汗)
応用が聞く1冊で読んでみて良かった新刊でした。
頭の体操になりましたし、何よりも発想の転換。
もっともっと違う角度から見直したり実践していく。
私自身も頭を働かせて考え抜いて行きたいです。