【書評】 村山太一の偏差値37のバカが見つけた必勝法

・星付きシェフがなぜサイゼリヤでバイトするのか?

 

 

今回の書籍になります。

書評時点でございます。

新刊の時期から約1年経過しております。

 

先日、YouTubeの人気チャンネル。

両学長 リベラルアーツ大学。

こちらのチャンネルの動画で本書が紹介されていました。

 

両学長がおすすめしている本で読んでいない本。

私はなるべく読むようにしています。

これはおやつさん(おやつの人)さんも同じくです。

人のおすすめから新しい本に出会えることも良きだと想います。

 

本書は動画紹介で内容を聞きました。

その点も含めてますます読んでみたくなった。

私の目で確かめて読んで内容をしっかり勉強していきたい。

そちらを踏まえて書評も兼ねて読んでいきます。

 

 

 

なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法

 

 

 

書名:なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法

 

著者:村山太一

 

出版社:飛鳥新社

 

出版年:2020年8月19日

 

ページ数:272ページ

 

 

 

なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか。

偏差値37のバカが見つけた必勝法。

私はこういう視点が大好きです。

著者である村山太一さんの考え方を興味津々で読み進めました。

 

 

 

・原理原則はより良い方向に変化し続ける

 

 

 

(P.9) この本に書いてあることを一つでも実践して、上手にバカな部分を使えるようになると、とても生きやすくなるのではないかなとも思います。僕がお伝えする方法はとてもパワフルなものですが、そこそこ仕事をして幸せに生きていきたい人にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。この本の通りに行動すれば、生産性が上がってプライベートでもゆっくりできるようになるでしょう。そんなあなたの笑顔が増えたらうれしいです。この本がきっかけとなり、皆さんが少しでも幸せになれれば、著者としてこれ以上の喜びはありません。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:超速で行動するサバンナ思考

 

第2章:超速で成長するマヨネーズ理論

 

第3章:MBAより成長する休日バイト

 

第4章:幸せでフラットなチームが最強

 

第5章:読書は最強のサバイバルツール

 

第6章:いつの時代も夢をかなえるのはバカ

 

おわりに

 

付録:サイゼリヤ会長&社長座談会

 

付録:村山太一のベスト本リスト

 

 

本書の概要と目次でございます。

冒頭で触れた両学長さんはサバンナ思考について。

動画で熱く解説されていました。

章立てを見ていても気になることが多い。

はじめにから惹き込まれる考え方で楽しく読めました。

 

 

(P.23) これからは高速で人がふるい落とされていきます。そんな中で生き残っていくには、小さな市場でいいから自分にしかできない世界をつくって、誰にも真似できない強みを持たなければならない。何でもいいから自分にしかできないことを見つけて、バカになって真っ先に第一歩を踏み出さなければなりません。思いついたら即行動。それも全速力で走らないとライオンに食べられてしまいます。たとえバカや変人と言われても気にしない。むしろ変人にならないと、サバンナでは生き残っていけません。

 

 

正社員だって安泰ではない時代。

個人個人がもっと危機感を持って生きていく。

「サバンナ思考」と言うのは素敵な言葉だと思います。

今の時代だからこそインストールしておきたい考え方です。

 

超速で成長するしか無い。

より良い方向に変化し続けること。

気持ちは分かるんだけど、行動としてなかなか実行できませんよね。

それだけ日常と言うぬるま湯に浸かっていると本書を読んで感じました。

 

 

「サバンナ思考=危機感×気づき×即行動」

 

 

サバンナ思考を公式っぽくするとこのようになります。

基本的にはネガティブ思考。

しかし、だからこそ重要と言う部分。

 

日本は地震や台風などの天災が多い。

2021年現在は新型コロナウイルスが猛威を振るっている。

危機感を持ち生き抜いていくと言う視点で大事な心掛けです。

 

 

(P.40) 「危機感×気づき×即行動」というこのサイクルを高速で回すことができるようになると、世の中の状況がどう変わっても楽しく生き残れるようになります。それだけではありません。行動すれば、それだけ成功のチャンスも増えます。当然、仕事の生産性も爆上がりします。ラッセでは9人でやっていた作業を4人でできるようになりました。にもかかわらず、一日の労働時間は増えるどころか16時間から9時間半に激減。普通のサラリーマンと同じぐらいの勤務時間を実現したのです。

 

 

ウエイト&ストップ思考になるな。

止まったままになるな。

固定観念に縛られるなということです。

それを踏まえての引用視点になります。

 

著者である村山太一さんの考え方。

星付きシェフで店を構えている。

そんな人がサイゼリヤでバイトしようとしませんよね?

それならどうしてサイゼリヤでバイトしようとしたのか?

 

そこが、サイゼリヤは日本全国にある。

サイゼリヤの生産性は高いわけです。

そこから学ぼうというのが考え方。

そこに下手なプライドとか全く無いですよね。

 

余分な考え方を削ぎ落とす。

危機感×気づき×即行動を意識する。

私としても手を止めずに即行動する。

意識付けしていきたいサバンナ思考です。

 

 

(P.66) 試行錯誤する時間をショートカットしてしまえばいい。優秀な誰かの一挙手一投足をマネて自分のものにしてから、自己流を模索するほうが、確実に成長できるし、うまくいく確率も高くなります。自分の頭で考えるにしろ、土台になる部分ができていないと何も考えられません。その土台をつくるために完コピするんです。そもそも、「完コピする」と決めた時点で、自分の頭で考えて決断しています。だから、皆さんも恐れずに完コピしてみてください。それが超速で自分を成長させる第一歩です。

 

 

完コピのイメージ。

あまり良いイメージ持たない人も多そうです。

しかし、完全にコピーする。

その時点で自分の頭で考えて決断している。

仰る通りだと感じます。

 

クリック1つでコピーアンドペースト。

人間はそんな簡単にはコピーできませんよね。

そこを「完全」にコピーするんだから尚更です。

試行錯誤する時間をショートカットする。

その意識で理想の人を完コピしていきたいです。

 

 

(P.79) 僕も修行中に尊敬できない先輩や同僚と一緒に仕事をしたけど、そういう人たちには絶対に染まらないと心で誓っていました。仕事をするうえで表面的には指示に従ったとしても、心までは支配されないのが大事です。絶対に。だけど、今はひどい上司だと思っていても、もしかしたら数年後、数十年後に、その上司が教えてくれたことは実は正しかったと気付く場合もあります。今の自分が未熟で、教えていることの意味が見えないことだってあるんです。だからこそ、師匠選びは難しい。その人の名声や肩書に惑わされず、真の一流を時間をかけてでも探すのが、マヨネーズ理論の一番大切なところです。

 

 

マヨネーズ理論。

 

すごい人のやり方を丸パクリ。

最速最短で成長するメソッド。

先程の完コピの話もマヨネーズ理論です。

 

名声や肩書きに惑わされない。

今の時代は色んな人がブランディングしています。

見せ方をよくしているということです。

名声や肩書きだけで判断しないのはより重要になる。

 

真の一流を時間をかけてでも探す。

私はある程度の期間はその人の情報発信を見る。

書籍も1冊だけでなく何冊も読んで判断する。

師匠と言うか尊敬する人は時間を掛けています。

 

 

【なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法】

 

 

・新刊では無いですが今年読んだ本でイチオシ

 

 

【書評】 村山太一の偏差値37のバカが見つけた必勝法でした。

 

内容が刺激的で今すぐ動き出したい。

行動力を刺激してくれる1冊でした。

 

今年読んだ本の中でも特におすすめ出来る1冊。

年末のおすすめ本を紹介する記事で再度紹介すると思います。

私もそれまでに何度か読み直し考え方をさらに根付かせたいです。